2020年1~8月台湾汎用機械設備製造業の生産額は7,067億円、前年同期比5.33%減少<ワイズ機械業界ジャーナル11月第2週号発行>

PR TIMES / 2020年11月12日 16時15分

~台湾機械業界の動向が分かる~

ワイズコンサルティング グループ(本社:中華民国台北市、代表取締役:吉本康志)は台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の11月第2週号を発行しました。今週号では、汎用機械設備製造業、クリーンエネルギー自動車業界、ロボット触覚センサーメーカーのMechavision、台湾製造業の戦略について紹介します。



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<201112号内容案内>
[表: https://prtimes.jp/data/corp/59899/table/26_1.jpg ]



●今週号の記事を一部紹介します。
<汎用機械設備製造業の振り返りと今後の展望—2020年第3四半期>
一、産業概況
 新型コロナウイルス感染症が各国に拡大した影響で、2020年の世界経済は低迷している。また、多くの国で都市封鎖が実施されたことにより、企業の経営が打撃を受け、設備調達が減少したため、中国および欧米市場からの受注は大きく減少した。加えて20年に入ってから台湾元高が続いていることから、台湾の汎用機械設備製造業の輸出は低迷している。
 台湾市場については、台商(海外で事業展開する台湾系企業)のUターン投資が増加したものの、現状では汎用機械設備製造業に対する需要に大きな影響はない。また、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、従来型製造業の投資意欲は低下している。このように、外需と内需がそろって低迷したことから、2020年1~8月の台湾汎用機械設備製造業の生産額は前年同期比5.33%減の1,914億1,900万台湾元(約7,067億円※)、販売額は同5.58%減の1,871億5,800万台湾元(6,910億円※)となった。
 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しがみられず、世界製造業の投資意欲は低下し続けている。しかし、各国が都市封鎖を解除したことから、世界経済に対する影響は緩和しつつある。また、中国経済が回復し始めたことから、中国市場における需要は増加している。このため、2020年第3四半期の台湾当産業の生産額と販売額は減少傾向が続いたものの、減少幅は緩やかになった。
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二、カテゴリー別概況
 台湾当産業で最も高い割合を占めているのは「その他汎用機械設備製造業」だ。新型コロナウイルスの感染拡大は自動車産業の生産に影響を及ぼし、カーエアコンの需要が減少した。また、▽放電加工機▽梱包機械・部品▽ウォーターサーバー・給水装置──の販売額も大きく減少している。一方で、企業は労働者の密集を避けるため、工場の無人化を進めていることから、産業用ロボットの販売額は増加した。総合すると、2020年1~8月の「その他汎用機械設備製造業」の販売額は719億2,600万台湾元(約2,656億円※)、前年同期比1.17%減の小幅減少にとどまった。
 「機械伝動設備製造業」は工作機械およびその他専用機械の受注減少を受けて、2020年1~8月の販売額は前年同期比7.09%減、「事務機械設備製造業」は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で企業が分散出勤やリモートワークを実施したことから需要が大幅減少し、20年1~8月の販売額は同20.57%減となった。
 一方、「汚染防止設備製造業」は政府が環境保護基準を強化したことに加えて、台商のUターン投資増加を受けて、2020年1~8月の販売額は前年同期比6.35%増の40億5,800万台湾元(約150億円※)となった。
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三、メーカー動向
 2020年1~9月、台湾当産業の主要メーカーの業績はばらついた。上銀科技(ハイウィン・テクノロジーズ)は受注が機械業の景気低迷の影響で大幅減少したが、下半期に入ってから回復したため、20年1~9月の連結売上高は151億1,200万台湾元(約558億円※)、前年同期比6.68%減にとどまった。また、直得科技(CPC)の20年1~9月の連結売上高は同2.89%増とプラス成長となった。
 瑞智精密(RECHI)は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国家電製品の販売が低迷しており、コンプレッサーの関連需要が減少したことから、2020年1~9月の連結売上高は前年同期比8.88%減の141億900万台湾元(約524億円※)となった。成霖企業(Globe Union)とコン(方ふたつのしたに土)霖空調(KUENKING)は中国市場における需要低迷を受けて、20年1~9月の連結売上高はそれぞれ同7.71%減、同1.56%減となった。
 永大機電(YUNGTAY)と崇友実業(GFC)は、台湾の不動産市場の需要が安定していることに加えて、エレベーターメンテナンス市場が好調であることから、2020年1~9月の連結売上高はそれぞれ前年同期比8.33%増の108億3,600万台湾元(約400億円※)、同7.28%増の33億5,300万台湾元(約124億円※)となった。

四、今後の展望
 新型コロナウイルスの感染拡大は収束の兆しがみられず、第二波も懸念されているが、各国が次々と都市封鎖を解除しており、経済に対する影響は徐々に緩和しつつある。加えて、各国政府が経済振興政策を実施していることから、2020年下半期の世界および主要経済国の経済は好転しつつあり、台湾の機械産業の受注は回復して関連部品の需要も増加している。
 米中貿易摩擦の深刻化・長期化により、中国は米国製機械設備・部品の調達規模を縮小させ、台湾当産業からの調達規模を拡大させた。米国も経済が回復し始めたため、台湾当産業に対する需要は増加する見通しだ。このため、台湾当産業の2020年第4四半期の輸出は成長すると予測される。
 台湾市場については、台湾は新型コロナウイルスの抑え込みに成功したため、台湾の経済表現は世界でも安定している。加えて台商のUターン投資から派生した商機の増加、政府のインフラ整備工事の推進を受けて、台湾当産業の内需は拡大している。
 総合すると、外需と内需がそろって好調であることから、2020年第4四半期の台湾当産業の販売額は前年同期比で成長する見通しだ。しかし、第1四半期から第3四半期までの販売額が減少した影響で、20年通年の販売額は2,859億5,800万台湾元(約10,560億円)、前年比2.97%減となると予測される。
※2020年11月12日現在のレートにて換算

<ワイズ機械業界ジャーナルとは>
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