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カンデラ、インフィニオン テクノロジーズ社「Traveo(TM) II-グラフィックコントロールファミリ」の初のHMIツールパートナーに認定

PR TIMES / 2021年3月5日 16時15分

アートスパークグループのカンデラは、インフィニオン テクノロジーズ社(以下、インフィニオン社)のHMIツール認定プログラムにおいて、「TraveoII-グラフィックコントロールファミリ」のパートナーとして初めて認定されました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/17174/27/resize/d17174-27-774242-0.png ]


インフィニオン社は、「TraveoIIグラフィックコントローラ」でHMIソフトウェアを使用する際に、顧客の開発負荷の軽減と満足度の保証のために、この特別な評価プログラムを設けています。

カンデラは長年にわたり、インフィニオングループのサイプレス セミコンダクタ社と共に、リファレンスボードAmber S6J3200からTraveoIIグラフィックMCU(CYT4DNxxx)を含むTraveoシリーズに最適なHMIソリューションを提供してきました。その実績から、カンデラはこの度インフィニオン社の最新HMIツール認定プログラムに参加し、“インフィニオン社のデバイス「TVII-C CPU」を使用して、GPU(Graphics Processing Unit)が提供するすべてのハードウェア機能を活用しながら、カンデラのHMI開発ツールの「CGI Studio」で作成したフルバーチャル・アニメーション・インストルメントクラスターと、湾曲状のデュアルヘッドアップディスプレイを実装する”という、難易度の高いプログラムの認定要件をクリアいたしました。

フルバーチャル・アニメーション・インストルメントクラスターの作成における難題は、2つのメーター間のアニメーションメディアのカバーフローの実装でした。インストルメントクラスターのすべてのメディア・グラフィックスは2次元仕様となっていたため、カバーフロー全体を2.5次元で表示し、3次元と同様の奥行きを追加した距離画像としました。この2.5次元の実装のために、すべてのオブジェクトの変換行列を動的に変更する機能を搭載しました。

さらに、フルバーチャル・アニメーション・インストルメントクラスターとデュアルヘッドアップディスプレイ(HuD)は、従来のフレームバッファ描画のためのIBO(Imagine-based operation)をはじめ、BLITエンジンのパフォーマンスを向上させメモリを削減するLBO(Line-based operation)、VRAMのメモリ消費量を削減するOTF(On-the-fly mode) といった、3種類の異なるレイヤータイプをベースに実装しました。

HuDは従来、平面に投影する場合とフロントガラスに投影する場合の、2つの異なるモードでの設定が必要でした。ここでも前述の2.5次元表示のための変換行列と同様に、フロントガラスの曲がりをシミュレートするために、反りによる歪みは、ディスプレイの反り機能を使用して作成しました。このHuDのユースケースの中で「CGI Studio」は、TraveoIIの描画エンジンによるテキストレンダリングにも対応しています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/17174/27/resize/d17174-27-581375-1.png ]

[画像3: https://prtimes.jp/i/17174/27/resize/d17174-27-907251-2.png ]

カンデラの最高経営責任者(CEO)であるラインハルト・ヒューリヒトは次のように述べています。
「インフィニオン社のTraveoシリーズと「CGI Studio」は最高に相性が良いため、カンデラがインフィニオン社の認定ツールパートナーとなったことで、両社のお客様がローメモリフットプリントに特化した強力なHMIソリューションを作成できることを大変嬉しく思います。」

また、インフィニオン社のオートモーティブ・マイクロコントローラ・ビジネス・ユニットのシニア・ディレクターであるSven Natus氏は次のように述べています。
「高品質かつコストパフォーマンスの良いHMIソリューションの実装は、当社にとって大きな課題でした。当社は長年にわたり、Traveoシリーズにおいてカンデラ社と提携してきました。今回のカンデラ社の認定取得により、我々のパートナーシップはさらに発展しました。お客様は、我々が提供するあらゆるシステムから最高のパフォーマンスを引き出しながら、迅速かつ容易にHMI設計を実装できます。」


カンデラは組み込みソフトウェア開発における20年以上の実績と幅広い顧客ベースのもとに、機能豊富でカスタマイズ可能な製品を提供しています。今後もHMIのニーズに沿ったソリューションを提供するために、ユーザーおよび業界パートナーと緊密に協力していきます。

5,000万台にも及ぶ搭載実績を持つ HMIソリューション
https://www.artspark.co.jp/candera_interview/


インフィニオン テクノロジーズについて
インフィニオン テクノロジーズは、暮らしをより便利に、安全に、エコに革新する半導体分野の世界的リーダーです。明るい未来の扉を開く鍵になる半導体をつくることが、使命だと考えています。2019会計年度 (9月決算) の売上高は80億ユーロ、従業員は世界全体で約4万6,700人。2020年4月のサイプレス社 (本社: 米国) 買収により、世界の半導体メーカー上位10社となりました。
インフィニオン テクノロジーズ社は、ドイツのフランクフルト証券取引市場(銘柄コード: IFX)、米国では店頭取引市場のOTCQX(銘柄コード: IFNNY)に上場しています。
詳細については、 https://www.infineon.com/jp をご覧ください


カンデラについて
カンデラは、自動車および様々な産業における世界の顧客向けの主要なHMIツールプロバイダーであり開発パートナーです。主にHMI開発および組み込みソフトウェアの分野におけるソフトウェアサービスの提供と、CGI Studioでお客様をサポートしています。Candera GmbH(オーストリア/リンツ)と、カンデラ ジャパン(東京/新宿)は、どちらもアートスパークホールディングス(東京/新宿)のグループ会社です。

Candera GmbH:https://cgistudio.at/ja/
カンデラ ジャパン:https://www.canderajp.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/canderacgistudio/
YouTube:https://www.youtube.com/c/CanderaCGIStudio
Twitter:https://twitter.com/CanderaGmbh
Linkedin:https://www.linkedin.com/company/candera-cgistudio/

お問い合わせ先
株式会社カンデラ ジャパン 広報担当 原田 洋子
〒160-0023 東京都新宿区西新宿 4-15-7 パシフィックマークス新宿パークサイド 2F
e-mail:press@artspark.co.jp

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