小売大手のJ.CrewがAcquia CDPを採用し、データに基づくカスタマーインサイトをマーケティングに活用
PR TIMES / 2021年4月14日 17時45分
グローバルで複数ブランドを展開する小売大手のJ.Crewが、Acquia CDPを採用してオムニチャネルでの顧客データの精度を最大化し、顧客と関連性の高いコンテンツ提供で需要を喚起
デジタルエクスペリエンスプラットフォーム(DXP)を提供するAcquia(本社:米国ボストン、CEO:Michael Sullivan、以下アクイア)は米国時間4月13日に、J.Crew(ジェイクルー)がアクイアのカスタマーインサイトおよび機械学習プラットフォームであるCustomer Data Platform(CDP)を採用し、マーケティング成果の向上を図る取り組みについて発表いたしました。
[画像: https://prtimes.jp/i/38896/27/resize/d38896-27-504779-1.png ]
J.CrewがAcquia CDPを採用しマーケティング効率を高めていることについて、アクイアのCMOであるLynne Capozziは、「最も象徴的な世界的ブランドの1つであるJ.CrewがAcquia CDPを信頼し、オンラインや店舗で顧客との関わりを持っているということに感激しています。Acquia CDPは、統合された真の情報源を提供するソリューションであり、ビジネス成果をもたらすための信頼できるデータを提供しています。J.Crewが機械学習と高度なアナリティクスで卓越した成果を出す支援ができることを誇りに思います。」と述べています。
最近のJ.CrewのEメールキャンペーンでは、カシミア製品に関心のあるオーディエンスを設定してターゲティングメールを送信し、平均注文額、コンバージョン率、開封率、クリック率で「一般」のオーディエンスに比べて2桁レベルのパフォーマンス向上が見られました。カシミアセグメントのオーディエンスは、全ユーザーの10%でありながら、売上規模に占める割合は50%となっていました。
多くの大手小売企業と同様に、J.Crewも長年にわたりマーケティングサービスプロバイダー(MSP)を利用していましたが、実店舗とオンラインでの顧客データを十分に活用できていませんでした。一貫性と品質に欠けたデータの不完全性は、J.Crewがブランド間で顧客のライフタイムバリュー(LTV)を最大化する能力に影響を与えていました。そのため、J.Crewは、すべてのクエリを実行するためにMSPに頼ることなく、自社でビジネスインサイトを把握することができるプラットフォームを必要としていました。
Acquia CDPによってJ.Crewが関連性の高いコンテンツで顧客をターゲットにし、需要を促進し、データの精度を最大化するのに役立てている手法の一部をご紹介いたします。
・クレンジングされた一貫性のあるデータを複数チャネル間で共有
J.CrewはAcquia CDPの重複排除、集約、計算によって提供されるデータ品質に満足しており、Acquia CDPを使用して顧客データをコールセンターにフィードしている。
・自社内でのアナリティクスの強化
J.Crewのアナリストは、Acquiaのデータにクエリでアクセスし、他のデータソースやビジネスインテリジェンス/機械学習ツールと併用することができる。マーケティングチームは顧客データに基づいてセグメントを作成し、迅速にマーケティングアクションをとることも可能。例えば、J.Crewは、店舗閉鎖の際に、数分で顧客をリターゲティングし、その地域の別の店舗に誘導できた。
・パートナーや社内チームのためのデータハブの作成
J.Crewは、CDPをデータハブとして使用し、代理店やコールセンター、ブランドクレジットカードのベンダーなどのパートナーにフィードを配信。また、CDPは、ブランドのEメールサービスプロバイダ、ソーシャルメディアアカウント、ウェブパーソナライゼーションプラットフォーム、BIツールにデータをプッシュ可能。J.Crewは、ダイレクトメールの発行においてもAcquia CDPを使用し、リストの処理やダイレクトメールキャンペーンのパフォーマンスのトラッキングを行っている。
・機械学習モデルの活用
Acquia CDPの機械学習モデルは、"購入の可能性 "や "全額支払いの可能性 "など、数多くのモデルに関する顧客スコアをJ.Crewにデイリーで提供。J.CrewはAcquia CDPのデータを利用して自社のカスタム機械学習モデルにフィードしてトレーニングすることで、マーケティング担当者がターゲットとなるオーディエンスを作成し、キャンペーンを実行に移すのに役立てている。
J.CrewのAcquia CDPの導入事例の詳細は、下記のURLをご覧ください。
https://www.acquia.com/jp/resources/case-studies/jcrew
アクイアについて
アクイアは、企業がWebサイトやデジタルアプリケーションを通じて大規模にサイトを構築、ホスティング、分析、顧客とのコミュニケーションができるようにするオープンなデジタルエクスペリエンスプラットフォームを提供しています。信頼されるオープンソースのリーダーとして、CXリーダーのためにより良いビジネス成果を生み出しています。
J.Crew Groupについて
J.Crew Groupは、婦人服、紳士服、子供服、靴、アクセサリーを扱うオムニチャネルの小売業者として世界的に認知されています。2021年4月1日現在、米国のほぼすべての州で152のJ.Crew小売店舗、143のMadewell店舗、147のJ.Crew Factory店舗を運営しており、J.Crew、Madewell、J.Crew Factoryのウェブサイトも運営しています。詳細は、jcrew.com、madewell.com、jcrewfactory.comをご覧ください。
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