1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. プレスリリース

石田衣良・次期直木賞は本命=川越宗一『熱源』、対抗=湊かなえ『落日』と予想 ニコニコチャンネル初回放送レポート

PR TIMES / 2020年1月11日 10時55分



[画像1: https://prtimes.jp/i/50435/27/resize/d50435-27-640909-3.jpg ]



毎回その候補作や受賞作が大きな注目となる文学賞「直木賞」こと「直木三十五賞」。

昨年末には候補作となる5作品(小川哲『嘘と正典』、川越宗一『熱源』、呉勝浩『スワン』、誉田哲也『背中の蜘蛛』、湊かなえ『落日』)が発表され、来る1月15日には、いよいよ第162回直木三十五賞の発表があります。

そんな直木賞の受賞者としても知られる人気小説家の石田衣良さんが1月9日(木)、ニコニコ生放送にて直木賞候補5作の紹介や評価はもちろん、直木賞とはそもそもどのようなものであるのか。
さらに、自身の受賞体験談や、文壇の裏話にいたるまでたっぷりと公開してくれたため、こちらも大変な注目度となりました。


┃「直木賞とはなにか?」その答えは…、「土用のうなぎ」!?
 冒頭より「全ての候補作を読んで細かくチェックするのは大変」と語る小説家の石田衣良さん、そして恋愛・結婚アドバイザーの武井ひろなさん、プロインタビュアー早川洋平さんという豪華な3人での番組がスタートとなります。
 まずは「直木賞とはなにか?」とのテーマが出され、石田さんはこのテーマに対し「直木賞は土用のうなぎ」と意味深な回答をします。
 その意味合いに関しては、文藝春秋社の創設者でもある菊池寛氏が、2月と8月に出版業界の動きが芳しくないという状況を改善するために導入した文学賞であることを語り、平賀源内がキャッチコピーで売上改善をもたらした「土用のうなぎ」になぞらえました。
 また、直木賞は大衆文芸、今で言う「エンタメ小説」に贈られる賞であることや、これまでに150人以上の受賞者が出ていること、「直木賞」の冠となる直木三十五氏は三十一歳でのデビューからペンネームを変え続けており、三十五歳で「いいかげんにしろ」と怒られたため、そこからペンネームが止まっているという興味深いエピソードを次々と公開してくれたので、視聴者からも感心の声が寄せられました。


┃直木賞候補の5作品は…、どれも面白すぎ!?
続いてのコーナーではいよいよ直木賞候補5作品の紹介がなされます。
石田さんは「全部おもしろい」としながらも、武井さん、早川さんとともに5作品を細かく分析していきます。

呉勝浩『スワン』
デビュー5年目となる呉さんに対しては石田さんより「当初からメキメキ腕を上げている」とのコメントがあり、早川さんからは「映像的な作品」と。さらには、「二転三転する物語」と映画化なども視野に入れられる良策という高評価になりました。

誉田哲也『背中の蜘蛛』
ベテラン誉田さんの作品ながらも不思議なストーリーである今作。武井さんからは「書き方がおもしろい。結構泣けます。私泣いちゃった」と評価され、石田さんからは「デジタルな世界の新しいハードボイルド」という言葉が贈られました。

小川哲『嘘と正典』
33才と若い小川さんの作品に関しては、早川さんより「あっという間に読めちゃう」とその面白さが語られ、石田さんからは「才能が爆発してる」と素晴らしい言葉で評されました。

湊かなえ『落日』
「告白」の代表作でしられる湊さんは、直木賞候補も4回目です。
早川さんは「ピース一つ欠けたら成り立たないパズル」「普通に泣いた。父と子の絆考えさせられた」と感情移入しやすい作品であることを語り、石田さんも「一粒で二度美味しい作品」「ハイソサエティ」と絶賛しました。

川越宗一『熱源』
アイヌ文化を扱った川越さんの作品に関しては、石田さんより「タイトルと同じで熱い」「スケールの大きな主張がある」といった力強い言葉が贈られました。

最後に石田さんは「どれも売れて欲しい。どれもおもしろい」と締めくくり、チャンネル会員限定放送へと移ります。


┃各作品に対する辛口評価!?そしていよいよ「直木賞」予想が!?
チャンネル会員限定放送では、ちょっと厳しい目線から見た各作品の「気になる点」が語られということだったのですが…、どの作品に対しても「小説としては王道」「この人は頭いい」「サービス過剰」「熱い」といった称賛コメントばかりが飛び出す進行となります。
最終的には呉勝浩『スワン』=「おもしろNo.1」、誉田哲也『背中の蜘蛛』=「新しさNo.1」、小川哲『嘘と正典』=「頭いいNo.1」、湊かなえ『落日』=「実績No.1」、川越宗一『熱源』=「気合いNo.1」と、全作品に「No.1」が贈られました。

そして気になる3人の直木賞予想は…、以下の通り!

早川洋平さん:呉勝浩『スワン』
武井ひろなさん:誉田哲也『背中の蜘蛛』
石田衣良さん:本命=川越宗一『熱源』、対抗=湊かなえ『落日』

石田さんより「人間臭いから勝負はおもしろい」とまとめられた今回の放送、1月15日に行われる第162回直木三十五賞の発表が改めて楽しみになる内容となりました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/50435/27/resize/d50435-27-678569-4.jpg ]


石田衣良さん、早川洋平さん、武井ひろなさんの3人が第162回直木三十五賞を大胆予想という今回の放送。会員限定パートでの辛口評価も見逃せないので、是非この機会に「石田衣良 大人の放課後ラジオ」へご入会してみてはいかがでしょう。

【放送概要】
番組名  :【オトラジ#1】2019年下半期 第162回 直木賞 直前大予想!!
■2020年1月9日(木)19:30~21:30
URL:http://bit.ly/37QlEy3
石田衣良、早川洋平、武井ひろな

【石田衣良 大人の放課後ラジオ】
小説家石田衣良が、若い仲間たちと大人の放課後をテーマにお届けする、自由気ままな番組です。映画・マンガ・本、音楽など最新カルチャーから、恋愛&人生相談、ほんのり下ネタまで、日常のひとときを、まったりにぎやかにするエイジレスでジェンダーフリーなプログラムです。
URL:http://bit.ly/2QYjRQI
月額:550円

【ニコニコチャンネル概要】
「ニコニコチャンネル」は、企業・団体が動画・生放送・記事・ブログなどを配信ができるプラットフォームとして2008年にサービスを開始。2013年12月からは企業・団体だけでなく一般ユーザーも対象となる「ユーザーチャンネル」を開始。現在、開設されている8,660チャンネルのうち、有料チャンネルは1,423chで、国内最大級のサブスクリプション型“ファンコミュニティプラットフォーム”として成長を続けています。※チャンネル数は2019年3月末時点
URL: http://bit.ly/2PoTtzW

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください