【ADAS/AD】イスラエル・Foresight社 オートキャリブレーション技術のご紹介
PR TIMES / 2021年8月20日 11時15分
業界初のADAS/AV用サーマルカメラのオートキャリブレーション技術により、昼夜を問わず正確な3D物体検出が可能に!
Foresight社(本社:イスラエル、販売代理店:コーンズテクノロジー株式会社) のADAS/AD向け3D物体認識ステレオ検出技術をご紹介します。同社は、業界初のADAS/AV用サーマルカメラのオートキャリブレーション技術により、昼夜を問わない正確な3D物体検出を可能にしました。
Foresight社紹介ページ:https://www.cornestech.co.jp/tech/products/products_foresight_quadsight/
[画像1: https://prtimes.jp/i/64519/27/resize/d64519-27-3ff6fba882d1d6063e6f-1.jpg ]
Foresight社のオートキャリブレーション技術により、自動車メーカーは、カメラの認識性能低下を気にすることなく、車両のデザインに応じて自由にカメラの位置を決めることが出来ます!
自動運転システムや先進運転支援システム(ADAS)では、車両は熱画像を含めたさまざまなセンサからの情報により、周辺環境の正確な3D認識を行います。この3D認識はステレオカメラのように2台のカメラの画像の組み合わせによって生成され、立体映像化されます。このステレオカメラは、可視カメラ、サーマルカメラ、その他のカメラにより構成され、視野内の対象物までの距離を三角測量により算出して空間認識を行います。
距離の測定や、周囲環境の3Dモデルは、マシンビジョンシステムがシーンを認識するために必要な情報です。このシーンの認識と畳み込みニューラルネットワークを組み合わせることで、システムは、LiDARやレーダーなどの他のセンサーモダリティと組み合わせて、各対象物とそれぞれの距離を識別し、状況に応じて最も適切な判断を下すことができます。
その重要な3D空間認識を実現するために、Thermal by FLIR(R)プログラムのメンバーであり自動車用ビジョンシステムのイノベーターであるForesight社は、マルチスペクトルビジョンソリューションであるQuadSight(R)を通じてコストパフォーマンスの高い3D認識システムを作成する機能を実現しました。このソリューションは、2台のFLIR Boson(R)サーマルカメラと2台の可視カメラからのデータを、それぞれステレオペアとして組み合わせます。
これら4台のカメラからのデータは、各ビジョンシステムテクノロジーの長所を統合して、総合的な3Dシーンを作成します。(可視光と赤外線の)2つの波長の光は、悪天候や照度が不十分な場合でも、24時間に渡り効果的な視野を提供します。
Foresight社は、業界初のオートキャリブレーションシステム(特許出願中)を通じて、そのテクノロジーを新しいレベルに引き上げました。これにより、可視および赤外線によるステレオカメラを常にキャリブレーションされた状態に保つことが出来るため、周囲環境の効果的な3D認識と距離測定のために生成された画像の精度が確保されます。
この技術革新により、車両メーカーは、ステレオカメラを可視またはサーマルの両方のカメラで、対称または非対称の位置に個別のユニットとして取り付けられる柔軟性を手に入れることになります。Foresight社は物体認識または検出機能を一切犠牲にすることなく、車両のステレオカメラシステム設計に組み込むためのより多くのオプションを提供します。
リアルタイムで道路状況を管理することによる精度の向上
自動車において立体画像をうまく活用するための重要なハードルの1つは、小さな振動、バンプ、温度変化など、すべての車両にとって路上起こりうる、自然に発生する動的な変化に対処することです。これらの現象により、精度が低下し、キャリブレーションが完全に失われる可能性があります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/64519/27/resize/d64519-27-c45cec43f42b923ac28e-2.jpg ]
これらの小さな変化には、急速に変化するシーンで発生する可能性のある視差の問題を処理する機能など、明瞭で正確な3D空間認識を作成するために、カメラを継続的にキャリブレーションする立体視システムが必要です。 キャリブレーションが外れると深度の推定が不正確になり、特にADASや自動運転システムの判断決定メカニズムに影響を与える可能性があります。
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=5kNRdxty8GM ]
路上におけるリアルタイムオートキャリブレーションの様子
このテクノロジーにより、自動車メーカーと自動運転車の開発者は、冗長システムと3D認識データの追加レイヤーにアクセスして、ADASと自動運転システムをさらに改良および改善し、安全性を向上させることができます。
ステレオサーマルイメージングによる交通安全性の向上についての詳細は下記をご覧ください。
【英語】https://www.foresightauto.com/wp-content/uploads/2020/11/FLIR_Thermal-Stereo-Vision-Makes-Safer-Cars-Foresight.pdf
FLIR Systems ADASプログラムの詳細については、下記をご覧ください。
【英語】https://www.flir.com/oem/adas/
コーンズテクノロジーについて(販売代理店):
コーンズテクノロジーは、長年にわたり日本と諸外国との貿易発展に寄与してきたコーンズグループの一員で、日本産業界のニーズに合った新製品や新技術のプロモーション・マーケティング及び販売を行う技術専門商社です。世界中のパートナーと密に連携して、迅速且つフレキシブルに世界最高レベルのご提案を提供します。
詳細は、https://www.cornestech.co.jp/ をご覧ください。
---オートモーティブWeb展示会開催中---
https://www.cornestech.co.jp/automotive_online_expo/
[画像3: https://prtimes.jp/i/64519/27/resize/d64519-27-24141c78810881f76cda-0.jpg ]
本件に関するお問い合わせ先:
コーンズテクノロジー株式会社
電子システム営業部 オートモーティブチーム
〒105-0014
東京都港区芝3丁目5番1号コーンズハウス
TEL : 03-5427-7566
ctl-comm@cornes.jp
https://www.cornestech.co.jp/tech/
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