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サンディスク、企業環境向けのセキュリティー認証済み自己暗号化付きソリッドステートドライブを提供

PR TIMES / 2014年5月22日 17時49分

X300s、企業・従業員のデータを保護するクライアントSSDの新製品



2014年5月13日(カリフォルニア州ミルピタス発)-フラッシュメモリーストレージソリューションで世界をリードするサンディスクコーポレーション(NASDAQ:SNDK)は本日、同社初となる自己暗号化ソリッドステートドライブ、SanDisk X300s SSD(TM)を発表しました。TCG Opal 2.0およびハードウェアベースの暗号化技術のMicrosoft Encrypted Hard Driveや監査・コンプライアンス管理を容易にする新しいSSD管理ダッシュボードが採用された新しいX300s SSDは、最高水準のデータ保護とパフォーマンスを提供し、ITの意思決定者が直面するデータ管理やセキュリティー上の最重要課題に対応します。またこの発表に併せて、X300s SSDのさらなるセキュリティーの拡張性を可能にする独立系ソフトウェアベンダー(ISV)の広範なエコシステムについても発表を行いました。

モバイルワーカーの増加や攻撃の脅威が拡大するのに伴い、企業データはこれまで以上にリスクにさらされています。Forrester社が2013年に実施した調査によると、データ漏えいの32パーセントが企業のノートパソコンの紛失または盗難によるものでした[i]。また、2012年6月から2013年6月の間に世界最大の7空港で出張中の社員が紛失したノートパソコン、スマートフォン、タブレット、その他個人電子機器は1万台に上ります[ii]。このような状況から、企業においては知財や従業員のデータを保護する認証済みストレージソリューションの模索が必須となっています。

サンディスクのクライアントストレージソリューション担当シニアバイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのケビン・コンリーは、「あらゆる規模の企業が、信頼性、セキュリティー、耐久性が高くリモートからのサポートが容易なコンピューターを求めています。数百台あるいは数千台規模のノートパソコンを導入している企業にとっては、IT部門が一元的かつ安全にこれらのデバイスを管理できることが重要となります。サンディスクの世界最高水準のフラッシュメモリーを用いた設計のX300sにより、IT担当者は従来のフラッシュメモリーの強みである高い性能や低いTCOに加え、事業を中断することなくデータ保護やセキュリティーのニーズにも対応することが可能となります」と語っています。

サンディスクのX300sは、今日の企業環境において求められるTCOの削減、データ損失の防止、コンプライアンス、より高い事業生産性のニーズに対応する信頼性の高いストレージソリューションをCIOやIT決定権者に対して提供します。X300sは、AES 256ビットFIPS197認証ハードウェア暗号化エンジンを搭載し、ソフトウェアベースの暗号化のようにパフォーマンスを犠牲にすることなくフルディスク暗号化が可能です。TCG Opal 2.0およびMicrosoft Encrypted Hard Driveに対応し、IEEE 1667などの業界標準セキュリティー仕様に準拠しています。また、DEVSLP低電力モードによる高度な電源管理に対応し、Microsoft InstantGoを利用可能です。

データ暗号化は、企業が機密知財を保護し、医療機関、金融サービス、教育機関が業界の規制に対応するための重要な要素となっています。このような理由から、1台ごとにWave SystemのEMBASSY(R) Security Center(ESC)を搭載したX300s SSDを、近々発表予定のソフトウェアスイートSanDisk SSD Dashboardで提供します。WaveのESCは、X300s上にある暗号化されたデータに対して、アクセス可能なユーザー設定やパスワード設定により管理するローカルクライアントアプリケーションです。WaveのESCを各X300s SSDに搭載することにより、サンディスクは各ドライブにローカル管理機能を搭載する唯一のメーカーとなります。この機能は追加料金なしで提供されます。

サンディスクのX300s SSDは、今日の企業のセキュリティー上の懸念に対応する暗号化機能を提供するだけでなく、OEMメーカーが新製品をより迅速に市場に出せるようになるデザインイン用途の高性能ストレージとしても最適なソリューションです。SanDisk X300s SSDはサンディスクのコマーシャルビジネスチャネル(CBC)を通じ、6月より2.5インチ7mm 厚およびM.2 2280 (片面)の2種類のフォームファクタおよび64GB、128GB、256GB、512GB、1TBの容量で提供されます。M.2 2280(片面)は512GBまでの容量で対応し、薄型コンピューターの設計を可能にします。

また、Wave ESCを搭載したSanDisk SSD Dashboardは、2014年6月上旬より提供開始されます。X300sおよびWave ESC搭載SanDisk SSD Dashboardは、2014年6月3日から7日まで台北で開催されるComputex(スタンド番号N0804)でデモが行われます。SanDisk X300s SSDについて詳しくは、 http://www.sandisk.com/x300s をご覧ください。サンディスクのコマーシャルビジネスチャネルおよび当社パートナープログラムについては、 https://businesspartners.sandisk.com/English/ をご覧ください。


■サンディスクについて

フォーチュン500ならびにS&P500カンパニーであり、データストレージソリューションで世界をリードしているサンディスクコーポレーション(NASDAQ: SNDK)は、これまで25年以上にわたって斬新なアイデアと革新的な製品でエレクトロニクス業界に変革を起こしてきました。サンディスクの最先端のソリューションは、世界最大級のデータセンターの多くに採用され、スマートフォンやタブレット、そしてパソコン用の組み込みストレージとしても幅広く使われています。また、サンディスクのリテール製品は、世界中で販売されています。

サンディスク株式会社は、東京に本社を置き、大船、四日市にオフィスがあり、日本での営業・マーケティング業務拠点ならびにNANDフラッシュメモリーの開発・製造を行っています。


* 1GB=1,000,000,000バイト。実際にユーザーが使用できる容量はこれより小さくなります。

[i] Research, Inc., Understand The State Of Data Security And Privacy: 2013 To 2014, October 2013.
[ii] AirportLostandFound.com Press Statistics 2013, http://bit.ly/1hhcrh6.

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