リプトン×こども国連「サステナビリティ大使ワークショップ」実施レポート。中高生が「食」の課題を学び、自ら考えたアクションプランの3ヶ月間の成果を発表
PR TIMES / 2016年12月21日 9時36分
大賞は「日本の飢餓」の問題に取り組んだ中学生3名が受賞
ユニリーバ・ジャパン(本社:東京都目黒区)が展開する紅茶ブランド「リプトン」は、こども国連環境会議推進協会(以下、こども国連)及びレインフォレスト・アライアンスと連携した、次世代を担う中高生が主役になって「食」の現実と課題について考えるワークショップ、リプトン×こども国連「サステナビリティ大使ワークショップ」の活動報告会を開催し、「リプトンが大切にしていること」を基準に設定した5つの賞の授賞式、および参加者全員に「リプトン公式サステナビリティ大使認定証」の授与式を行いました。
ユニリーバは、「環境負荷を減らし、社会に貢献しながら、ビジネスを成長させる」というビジョンの下、ブランド戦略の根幹にサステナビリティを組み込んでいます。ユニリーバの数あるブランドの中でも、リプトンはサステナビリティへの取り組みが最も進んでいるブランドの一つです。「リプトンティーバッグ」では、森林の保護や野生動物との共生など、100項目にわたる厳しい基準をクリアした茶園だけに与えられるレインフォレスト・アライアンス認証の茶葉を全世界で100%使用しています。さらに2015年11月1日からは、リプトンを製造する自社工場や本社、ティーハウスを含む、日本国内の全事業所で100%自然エネルギーを使用しています*。
そんな中、リプトンのサステナビリティに関する初のワークショップでは、ティーバッグを題材として「食」の現実や課題を学んだ後、自らが関心のある「食の課題」を設定し、各個人またはチームでアクションプランを立案。ワークショップ後には、実際にそのアクションプランを3ヶ月間実施し、幅広い波及を実現しました。世界のリプトンブランドでも日本が初めての取り組みとなったリプトン×こども国連「サステナビリティ大使ワークショップ」に参加した中高生は「自分が飲んだ紅茶の一口には無数の工程を経ていて、無数の人々の手が加わって出来上がっているということに感動した」「座学で考えるだけでなく、実際に多くの人を巻き込んでアクションしなくてはいけないのは大変だったけれど、その分、自分の糧になりました」とコメントしています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/7307/28/resize/d7307-28-623197-0.jpg ]
リプトンは「サステナビリティ」に対して強い信念を持つブランドとして、今まで継続的に行っている製品やマーケティングを通じての貢献以外にも、より直接的に社会へ貢献できる次世代の未来に向けての教育に関わりたいとずっと願ってまいりましたが、今回まさに思い描いていた願いを実現することができました。
リプトンは、今後も若い世代が「食を通じた環境への配慮」について学び、「食の課題」を自分ゴトとして考え、より良い未来のためにアクションを起こすきっかけを提供していきます。
■受賞者紹介
[画像2: https://prtimes.jp/i/7307/28/resize/d7307-28-866175-1.jpg ]
「サステナビリティ大使賞」
活動チーム名 「food moVing On」
氏名:桑原健さん、仙石真心さん、芳澤円優さん
(お茶の水女子大学附属中学校)
課題:日本にも飢餓がある。~食の大量廃棄の一方で6人に1人の子どもが温かい食事を取れない現状~
評価コメント:リプトンが大切にしていることすべてをアクションプランで実施したのはもちろんのこと、プランを実行するだけでなくアクションを起こす中で次のアクションを見出し、さらにそれを実行するというアクションの連鎖を成し遂げた点での行動力、学校やNPO団体、行政機関などさまざまな人を巻き込んでアクションを実行した高い影響力が受賞につながりました。
[画像3: https://prtimes.jp/i/7307/28/resize/d7307-28-792468-2.jpg ]
■審査員コメント
▼井澤 友郭(いざわ ともひろ)氏
こども国連環境会議推進協会 事務局長
「サステナビリティ」をテーマにしたワークショップは、ESD(持続発展教育)の10年が始まった2005年から数多く開催していますが、今回のように中高生が自分たちで考えたアクションプランを自分たち自身で実現するというプログラムは、決して多くありません。特に今回は、「1人でコツコツ」ではなく「他者を巻き込む」アクションを重視していたので、多くの中高生にとってハードルの高いプログラムでした。
しかし、「チャンレジ」「ひらめき」「貢献」「ポジティブ」というキーワードを大切にしているリプトンブランドとプログラムを共同開発できたからこそ、3ヶ月の活動の中で問題にぶつかっても諦めず、最後まで前向きに高い目標に勇気を持ってチャレンジしつづけた活動を多く生み出すことができたと考えています。
▼北島 敬之(きたじま たかゆき)氏
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 代表取締役
ユニリーバは「サステナビリティ」を単なるCSR活動ではなく、ビジネスモデルに組み込んでいる会社であり、
それはすなわちビジネス上でのオペレーションであったり、マーケティングのコミュニケーションであったり、会社が行う全てのことにサステナビリティという要素が組み込まれているということです。
そのため、「サステナビリティ」という大きな傘の下、会社単位でもブランド単位でも継続的にサステナビリティに関する活動を行っていき、100%再生エネルギー使用などビジネスのオペレーション上での改善や、「ユニリーバ・フューチャー・リーダーズ・スクール」を通じての次世代に向けての教育など、今後も幅広く取り組んでいきたいと思っております。
▼島田 由香(しまだ ゆか)氏
ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長
総じてクオリティの高さに感動しました。プレゼンテーションのスキルだけではなく、なによりもすごいのが自ら社会にある世界的な課題に興味を持ち、熱意を持っているからこそ自分たちで考えて試行錯誤を繰り返しながら着実にアクションを起こした、その内省力や行動力、そしてチャレンジしていくマインドセットだと思いました。
それらのマインドセットは本当に社会人にも全く引けをとらないと思いましたし、改めて「パッションを持つ」ということの大事さを実感させてくれました。
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