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オンライン医療相談のアナムネ、子宮頸がん予防のための啓発プロジェクトを開始

PR TIMES / 2020年11月5日 14時45分

子宮頸がんは、ワクチンと検診で予防できる。正しい知識の啓発のための取組みを開始

女性のための女性医師によるオンライン医療相談サービスを提供する株式会社アナムネ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:菅原 康之、以下「アナムネ」)は、子宮頸がん予防の啓発プロジェクトを開始いたしました。




[画像: https://prtimes.jp/i/27080/28/resize/d27080-28-674319-0.png ]


■ なぜ、子宮頸がん予防の啓発が必要なのか
子宮頸(しきゅうけい)がんは、ワクチンと検診で予防できるがんです。
世界の先進国では子宮頸がん排除を目指し、15歳までに90%の接種率を目指した活動が始まっています。対する日本では、小学6年生から高校1年生に当たる女子は無料で接種できるにもかかわらず、ここ数年の接種率は1%以下という極めて低い水準にとどまっています。

子宮の入り口付近を子宮頸部といい、ここにできたがんが子宮頸がんと呼ばれます。日本では毎年約11,000人が子宮頸がんになり、約2,800人が命を落としており、患者数・死亡者数ともに増加傾向にあります。
他のがんとは異なり、子宮頸がんには、20代から30代の若い世代でもかかりやすいという特徴があります。原因の95%以上は、HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染すること。HPVへの感染後、90%以上の場合は自然に排出されますが、排出されなかったウイルスが「異形成(いけいせい)」と呼ばれる段階を経て、ゆっくりと子宮頸がんへと進行していきます。

予防のためにできることは二つ。一次予防は、9~14歳の少女に対してHPVワクチンを接種すること。二次予防は、子宮がん検診を定期的に受け、子宮頸がんになっても早期発見・早期治療を行うことです。
アナムネは、子宮頸がんに関する正しい知識を広め、予防のためのワクチン接種や検診を推進するため、今後さまざまな取組みを行っていきます。

■ アナムネは子宮頸がんについての正しい知識の啓発に貢献します
1)「clila(クリラ)」に子宮頸がんの疾患情報ページを追加しました
「clila(クリラ)」とは、アナムネが運営する医療情報特化型検索メディアです。インターネットは膨大な情報で溢れていますが、検索結果は必ずしも正しいとは限りません。特に医療領域においては、科学的根拠のない情報も散見されます。「clila」は医師や医療専門家などが提供する信ぴょう性の高い情報を掲載しているため、「本当に信頼できる情報」だけを検索することができます。
新たに「clila」に追加した子宮頸がんの疾患情報には、子宮頸がんの説明、原因、日本と海外の動向、リスク因子、症状、診断、治療、予防といった情報が掲載されています。
たとえば「子宮頸がんのリスク因子」に関して、次のような情報を掲載しています。


1.初交年齢が若い
2.セックスパートナーが多い
3.多産(1~3については、性交渉の機会が多い、つまりそれだけパピローマウィルスに曝露される機会が多いことがリスクである、と考えられています)
4.喫煙者(喫煙は子宮頸癌の発症リスクを高め、また禁煙によって発症リスクを抑えることができることが分かっています)
5.経口避妊薬(ピル)の長期服用者(原因は明らかではありませんが、経口避妊薬の使用が、HPVの感染予防法として期待できるコンドームの使用を心理的に妨げているのではないかという意見もあります)
6.免疫系の低下(エイズなどの免疫力を低下させる疾患において、子宮頸癌発症のリスクが上昇することが分かっています)

・疾患情報:子宮頸がんについて
https://search.anamne.com/columns/cervical-cancer

2)HPVワクチンへの理解・啓発のため、専門医にインタビューを行いました
子宮頸がんを引き起こすウイルスには多くの型がありますが、最もハイリスクと言われているのは、16型と18型。その2種類を予防できるのが2価ワクチンです。加えて6型と11型(尖圭コンジローマなどの良性の皮膚の病気の原因になる型)を予防できるのが4価ワクチン。今まではこの2つが主流でした。
そこに、9種類の型(6.11.16.18.31.33.45.52.58)を予防できる9価ワクチンが2020年7月、日本で承認されました。この9価ワクチンは90%の子宮頸がんを予防することができ、他のがん(肛門がん、陰茎がん)の予防にもなるため、男性が接種している国もあります。
日本でHPVワクチンが積極的に推奨されてこなかった理由は、ワクチン接種後に疼痛や運動障害などの報告があり、それらがワクチンの副反応ではないかと懸念されたからです。副作用は国内で大きく報道され、その結果ワクチン接種が敬遠されることになりました。しかし、国内外において慎重に解析された結果、それらの症状とワクチンとの因果関係は否定的に考えられています。

・【医師インタビュー】日本で承認された『子宮頸がん予防「9価ワクチン」』とは?
https://search.anamne.com/columns/hpvv9

今後もアナムネは、サービスの利便性向上に取り組むとともに、順次、子宮頸がん予防のためのコンテンツやサービスを拡充してまいります。

■株式会社アナムネ 会社概要
アナムネは、「Doctorize all the people-医師の知識と経験をすべての人に-」のビジョンを掲げ、日本の医療費問題の解決をめざし、設立されました。
病気や医療、健康に関して、実際の医師にスマホやPCからチャット形式で直接相談ができるオンライン医療相談サービス「Anamne(アナムネ)」を開発・運営しています。病院が開いていない時間帯や土日であっても、経験豊かな女性医師が対応できるのが特徴です。

現在は、オンライン医療相談サービスに加え、オンライン診療プラットフォーム「Anamne オンラインクリニックプラットフォーム」、医療情報特化型検索サービス「clila(クリラ)」、在宅健康診断サービス「おウチで健康チェック」など複数のヘルスケアサービスを展開しています。
会社名:株式会社アナムネ
URL :https://www.anamne.com/
所在地:東京都中央区日本橋1丁目13番1号 日鉄日本橋ビル3階 WAW日本橋
設立年月日:2014年9月9日
代表取締役CEO:菅原康之

<オンライン医療相談サービス「アナムネ(anamne)」> https://anamne.com/
病気や医療、健康に関して、実際の医師にスマホやPCからチャット形式で直接相談ができるサービスです。病院に行くべき状況かどうか?病院に行った後の不安など、病気や医療・健康などカラダの不調に関する相談であれば全て対応いたします。病院が開いていない時間帯や土日であっても対応。経験豊かな女性医師が対応致します。

<Anamneオンラインクリニックプラットフォーム> https://clinic.anamne.com/
「オンラインリニックプラットフォーム」とは、登録するクリニック及び薬局が診察から服薬指導まで全てオンラインで対応し、ワンストップで処方薬を自宅で受け取ることができるオンライン診療の実現をサポートするプラットフォームサービスです。登録するクリニック及び薬局は月額利用料と通信利用実績に応じた従量課金によりオンラインクリニックプラットフォームを導入することができ、患者は公的医療保険を使うことができます。

【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当者:筧 ひろ子
TEL:03-6868-3306
Email:info@anamne.com

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