マーケティング活動における個人データ活用について進む法整備 GRCS、オプトと協業を開始
PR TIMES / 2020年7月14日 16時40分
個人情報データの管理及びプライバシー保護の体制構築を支援
株式会社GRCS(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐々木 慈和、以下当社)は、デジタルシフトをリードする Innovation Agency 株式会社オプト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長CEO:金澤 大輔、以下オプト)と個人情報データの管理及びプライバシー保護の体制構築において協業することに合意しました。
[画像: https://prtimes.jp/i/35245/28/resize/d35245-28-962512-0.png ]
背景
企業などの個人情報の取り扱いを規定した改正個人情報保護法が2020年6月5日(金)、参議院本会議で可決・成立しました。すでに海外では「GDPR(EU一般データ保護規則)」(※1)や「CCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)」(※2)など、具体的な法整備と対策が講じられていますが、日本でもこれを機に、Cookie(クッキー)(※3)と呼ばれるWebページを訪問したユーザーの情報を一時的に記録する仕組みについて、取り扱いに関する規制強化が進む見通しです。
この流れを受け、データを活用した高度なデジタルマーケティング(※4)を推進する企業が増える一方で、個人のプライバシー保護に対する意識の高まりから、企業にはマーケティング活動を通じて取得する個人データ等の適切な取り扱いが求められています。そのため、今後も引き続きデータを活用したマーケティング活動の発展による企業の成長と、個人のプライバシー保護を両立させるためには、データの取り扱いにおける透明性、および、安全なデータ管理体制の確立がさらに必要となっていきます。
協業による取り組み
GRC(ガバナンス・リスクマネジメント・コンプライアンス)、およびS(セキュリティ)領域で事業を展開している当社は、2018年にプライバシー保護ソフトウェアにおいてリーダー企業であるOneTrust社の日本初のコンサルティングパートナーとなり、各国のプライバシー規制に対応した同社製品の「OneTrust」およびCookie同意管理ツール「CookiePro」の提供により、数多くの企業に対してGDPRをはじめとする規制への準拠を支援してまいりました。
また、オプトはこれまで数多くの企業のマーケティング活動を支援し、その中で多様なデータを取り扱ってまいりました。企業のWebサイト構築や、アプリ開発、プロモーションにおいてデータの利用を明示するといったユーザーのプライバシーに配慮した設計を行い、またCDP(カスタマーデータプラットフォーム)(※5)の構築によるCookieに依存しないデータ活用基盤の整備など、今後国内でもCookieの取り扱いに規制が入ることを想定しながら、企業が継続的にマーケティング活動を実施できるよう総合的なソリューションを提供しております。
この度の協業によって、GRCSとオプトは相互の知見を持ち寄り、企業のマーケティング活動における適切なデータ管理の確立を推進してまいります。また、データの取り扱いにおける透明性、および、より安全なデータ管理体制の確立を支援し、国内におけるCookie規制の本格化を見越した、新しいデジタルマーケティングの発展に寄与してまいります。
※1 GDPR(General Data Protection Regulationの略:EU一般データ保護規則)は、EU(欧州連合)EUにおける個人データ保護に関する法律のことで、欧州議会・欧州理事会および欧州委員会がEU 内の全ての個人のためにデータ保護を強化ししていくためのものです。
※2 CCPA(California Consumer Privacy Act の略:カリフォルニア州消費者プライバシー法)カリフォルニア州の住民を対象とした個人データの保護に関する法律で、2020年1月に施行。年間の総収入が2,500万ドル以上、5万人以上のカリフォルニア州民の個人データを処理、カリフォルニア州民の情報を販売することで年間収入の50%を得ている組織が対象となり、位置情報、インターネットの閲覧履歴、検索履歴、ショッピング履歴なども個人データとして扱われる。
※3 cookieとは、サイトへアクセスした際に、Webサーバーからユーザーのwebブラウザに送られる、ユーザーデータを保存しておくためのファイルで、一定期間ユーザーのブラウザに保存され、ユーザーが再度Webページを訪れた時に、サイト訪問回数や前回のサイト内での行動の情報をサーバーへ渡す。
※4 デジタルマーケティングとは、マス広告や実店舗だけではなく、インターネット広告やメール、SNSを活用したアプローチなど、デジタルツールを活用し顧客と接点を作っていく手法のこと。
※5 CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは、顧客一人ひとりの属性や行動データを収集・蓄積・統合するためのデータプラットフォームです。あらゆる顧客接点の情報を顧客IDで統合しマーケティング活用することを目的としています。
■株式会社GRCSについて
GRCSは、企業を取り巻く複合的課題をGRC (Governance、Risk、Complianceの総称)の側面から解決するITサービスパートナーです。コンサルティング及びそのノウハウをベースに開発した独自のIT-GRCソリューションや、最新のセキュリティソリューションを提供し、企業経営における迅速な意思決定を支援します。
■株式会社GRCS 会社概要
社名:株式会社GRCS
URL:https://www.grcs.co.jp/
代表取締役社長:佐々木慈和
所在地:〒102-0076 東京都千代田区五番町1-9MG市ヶ谷ビルディング9F
設立:2005年3月(2018年3月 商号変更)
資本金:187百万円(2019年11月30日現在)
事業内容:GRC・セキュリティ関連ソリューション事業
■株式会社オプトについて
オプトは、デジタルマーケティングを軸に個客の未来を実現する「Innovation Agency」です。持続的な成長を志す企業のビジョンやミッションと並走しながら、ビジネスを革新させ、新しい価値を創造していきます。一人一人が、「誠実な野心家であれ。」という理想の姿を追求し、ヒトと社会を豊かにする成長エンジンとなります。
■株式会社オプト 会社概要
設立年:2015年4月1日
資本金:1億円(2019年12月末現在)
代表者名:代表取締役社長CEO 金澤 大輔
本社所在地:東京都千代田区四番町6番 東急番町ビル
事業内容:マーケティング事業
URL:https://www.opt.ne.jp/
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