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アートと文化が誰にも近い街「京橋彩区」の芸術文化講座 2021年度 前期(4~9月)の開催計画が決定 ー「アートと生活」のテーマで6回開催ー

PR TIMES / 2021年2月18日 15時15分

一般社団法人 京橋彩区エリアマネジメント(東京都中央区京橋1-7-1 代表理事 牛尾 幸光)は、「アートと文化が誰にも近い街」を目指し、日ごろアートに触れることのない方々にも芸術や文化に親しんで頂くきっかけを提供する無料講座「芸術文化講座」を2019年10月から開催しています。
このほど本年4月からの2021年度前期(2021年4~9月)の開催計画を決定しましたのでお知らせします。アート、デザイン、工芸、ビジネス、教育等に関わる専門家が「アートと生活」のテーマのもと、日常生活におけるアートへの気づき、アートを取り込んだ生活の楽しみ方などについて分かりやすく解説。2021年度前期の開催回数は全6回で、いずれもYoutubeによるオンライン方式での開催を予定しています。




2021年度前期の講座開催計画

(1) 2021年度前期テーマ
「アートと生活」
生活にアートがあると気持ちがちょっと豊かになります。この講座は、芸術に関わる様々な専門家が、
日々を豊かにする気づきやきっかけについて、はじめての人たちにやさしく語りかける講座です。

講師の皆さん
[画像: https://prtimes.jp/i/73443/28/resize/d73443-28-846787-0.png ]

1. 笠原美智子氏(アーティゾン美術館副館長)
2. 廣村正彰氏(廣村デザイン事務所)
3. 橋本麻里氏(永青文庫副館長)
4. 安西洋之氏(ビジネスプランナー)
5. 杉浦幸子氏(武蔵野美術大学教授)
6. 増村岳史氏(アート・アンド・ロジック代表)
7. 佐藤由美子氏(空間デザインスタジオStråle主宰)


(2) 開催日程と講座テーマ・講師
講座はいずれもYoutubeでのオンライン配信。毎月第3水曜日18:30開始、20:00終了を予定しています。

4/21(水)
テーマ 美術館とは何か アーティゾン美術館を考える
2021年1月18日でアーティゾン美術館は開館1周年を迎えました。新しい美術館ですが、ブリヂストン美術館という日本の近代美術館としての先駆けのDNAと伝統も内包しています。2020年は、コロナによって様々な状況が一変した年でした。自粛が促され、海外への渡航が難しくなる中で、美術館のあり方も問われています。古くて新しい美術館、アーティゾン美術館の試みをご紹介しながら、「美術館とは何か」をあらためて考えます。
講師 笠原美智子氏(公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館 副館長)
1957年長野県生まれ。東京都写真美術館の立ち上げから学芸員として勤務。東京都現代美術館を経て、2007年より東京都写真美術館学芸課長。2017年よりアーティゾン美術館副館長。著書に『ジェンダー写真論1991–2017』、『ヌードのポリティクス―女性写真家の仕事』ほか

5/19(水)
テーマ 意識に届くデザイン ―ピクトグラムとサイン計画―
駅や空港、病院に美術館など様々な場所にピクトグラムやサインデザインは存在し、大事な情報伝達ツールとして、私たちの日常に欠かせない役割を担っています。今回はピクトグラムの機能や役割についてのお話と、アーティゾン美術館のサインデザインを中心に、空間におけるサインのあり方、サインがどのようにして人に情報を届けるかなど、実際に手がけた仕事と共にデザインの考え方やプロセスをご紹介します。
講師 廣村正彰氏(廣村デザイン事務所、グラフィックデザイナー)
愛知県生まれ。田中一光デザイン室を経て、1988年廣村デザイン事務所設立。グラフィックデザインを中心に、美術館や商業、教育施設などのサインデザイン、CI、VI計画を多く手がける。主な仕事に、横須賀美術館、9hナインアワーズ、東京ステーションギャラリー、すみだ水族館、台中国立歌劇院、鉄道博物館、アーティゾン美術館、そごう・西武、ロフトのアートディレクション等。http://www.hiromuradesign.com

6/16(水)
テーマ 他人事ではなく、「自分ごと」としての古美術を
ガラスケースの中に展示された作品は、かしこまって「鑑賞する」対象で、自分とは縁遠いものと思いがちだ。だがそれらの中には、本来何らかの用途のために、「道具」として作られたものが少なくない。茶道具や刀剣は言うまでもなく、屏風や襖絵なら調度、漆器は食器や文房具、染織品は服飾―という具合。こうした古美術を手に入れ、本来の用途で、あるいはそれぞれの個性や自分のライフスタイルに合わせ、アレンジして使うことも、「作品を楽しむ」ことに他ならない。すると美術館の展示作品も、「自分ならほしいか/ほしくないか」「いくらなら買うか」という視点で観られるようになる。それはかつて、同様の眼と執着を持って作品を蒐集したコレクターと対峙することに他ならない。作品を観る目をいっそう広げ、かつ深めてくれる、他人事ではない、「自分ごと」としての鑑賞につながる話ができればと考えている。
講師 橋本麻里氏(公益財団法人 永青文庫 副館長)
日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人 永青文庫 副館長。金沢工業大学客員教授。新聞、雑誌等への寄稿のほか、NHKの美術番組を中心に、日本美術の楽しく、わかりやすい解説に定評がある。著書に『美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ)、共著に『SHUNGART』『北斎原寸美術館 100%HOKUSAI!』(共に小学館)、編著に『日本美術全集』第20巻(小学館)ほか。

7/21(水)
テーマ イタリア人はなぜあんなにかっこいいのでしょうか? —日々の生活を豊かにするためのヒント—
イタリア・ミラノ在住のビジネスプランナー安西洋之さんをお迎えしイタリアの生活や文化、デザインそして日本との違いに至るまで、様々な切り口から語って頂きます。いすゞ自動車本社でヨーロッパ自動車企業との業務に従事した後、イタリア・トリノのコンサルタント会社で就業後にミラノで独立。デザインを視点においた異文化理解アプローチ、ストックホルム経済大学教授であるロベルト・ベルガンティの唱える「意味のイノベーション」、新しいラグジュアリーのロジックなどさまざまなテーマのリサーチ・執筆・講演等の活動をおこなっている安西さんならではのユニークな視点は、きっと私たちの日々の生活を豊かにする大きなヒントをもたらしてくれる事でしょう。
講師 安西洋之氏(イタリア・ミラノ在住 ビジネスプランナー)
モバイルクルーズ株式会社代表取締役/De-Tales Ltd.ディレクター。著書に『ヨーロッパの目 日本の目 文化のリアリティを読み解く』、共著に『デザインの次に来るもの』、最新著書『「メイド・イン・イタリー」はなぜ強いのか?』、監修にロベルト・ベルガンティ『突破するデザイン』。翻訳にエツィオ・マンズィーニ『日々の政治 ソーシャルイノベーションをもたらすデザイン文化』
講師 増村岳史氏(アート・アンド・ロジック株式会社 代表取締役)
大学卒業後、株式会社リクルート入社。 マーケティング、営業を経て映画、音楽の製作および出版事業を経験。リクルート退社後、音楽配信事業に携わったのち、テレビ局や出版社とのコンテンツ事業の共同開発に従事する。2015年アートと人々との間の垣根を越えるべく、誰もが驚異的に短期間で絵が描けるアート・アンド・ロジック株式会社を立ち上げ、現在に至る。著作『ビジネスの限界はアートで超えろ』(ディスカヴァー21)

8/18(水)
テーマ アートと社会とをつなぐ、ことのデザインとは?
人とアート作品がつながる創造的行為である「鑑賞」をデザインする「鑑賞教育」に長年携わり、現在武蔵野美術大学で教鞭をとられている杉浦幸子さんをお迎えし、年齢や国籍、障がいなどの違いを超え、多様な生を育む人々が、豊かに学び、生きるために、「芸術・文化」に関わるさまざまな「モノ、人、場」を活用した「こと(プログラム、プロジェクト、ワークショップ、組織など)」の「デザイン」について様々な実例を織り交ぜながら学んで行きます。
講師 杉浦幸子氏(武蔵野美術大学 芸術文化学科教授)
専門分野は美術館教育学、鑑賞教育学、美術館におけるコミュニケーション、ミュゼオロジー(博物館学)、社会設計(ソーシャルデザイン)、アートプロデュース・マネジメント、プロジェクトデザイン・マネジメント、リレーションデザインなど多岐にわたる。http://apm.musabi.ac.jp/about/faculty/sugiura/
講師 増村岳史氏(アート・アンド・ロジック株式会社 代表取締役)
7/21(水)に掲載しているプロフィールを参照ください。

9/15(水)
テーマ 伝統工芸やアートを暮らしに ―好きなものに囲まれた暮らし―
京橋に溢れているアートや古美術を、飾りものとしてだけでなく生活空間や、毎日のほっとするひと時に取り込み、心豊かに暮らす楽しさを提案。自分だけの「好き」があふれた「好きなものに囲まれた暮らし」により、一日一日を大切に過ごす幸せを写真を見ながら皆様と共有。視覚的美しさ、楽しさを体験することから、自分らしい暮らしを再考する時間になればと考えます。生活の中のアートのある演出やコーディネートのポイントと共に、「好き」を探す、「好き」を大切にする思いをお話させていただけたらと思っています。
講師 佐藤由美子氏(空間デザインスタジオ Stråle主宰)
水に浮かぶ花弁や庭の落ち葉が美しいと感じる日本人の美意識に惹かれ、日本の伝統文化を研究するかたわら伝統工芸を広めるために活動中。日本のモノづくり、西洋のモノづくりをテーブルを通して美しく表現し、その世界を応援。 日本の伝統工芸を軸に、手掛ける空間は様式にとらわれない豊かな表現を心がけている。店舗や展覧会での空間コーディネートからテーブルコーディネートセミナー講師、器コンサルティングまで幅広く活動。夏に「好きなものに囲まれた暮らし」をテーマにした本を出版予定。

(3) 講座の申込み
京橋彩区ホームページにて受け付けます。
https://www.kyobashi-saiku.tokyo/

*4月21日開催分については2月18日より、また5月19日開催分以降は開催1カ月前より受け付けます。


2. 芸術文化講座について
「芸術文化講座」は京橋彩区の活動の一環として開催している無料講座で、2019年10月の第1回以来12回開催。これまでに延べ4千名を超える方々に参加・視聴いただいています。東京・京橋のビル「ミュージアムタワー京橋」内のカフェを会場とする講義形式で開催していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない2020年5月からオンライン形式に変更しています。新型コロナウイルスの感染状況を確認しながら、再び会場での開催を目指します。

*京橋彩区ホームページ 芸術文化講座(https://kyobashi-saiku.tokyo/event/)にて過去に開催した講座のレポートを公開しております。2020年5月13日以降開催回は同ページにてアーカイブ動画をご視聴頂けます。

*ご参考までに直近3回の写真を添付しております。
2020年11月11日開催 「SDG'sとソーシャルデザイン」
2020年12月16日開催 「はじめて触れて見る古美術の世界ー中国陶磁唐時代ー」
2021年1月27日 開催 「能と狂言の魅力を探る」

3.京橋彩区について
京橋彩区は2016年3月に都市計画決定された「京橋一丁目東地区」の文化貢献施設部分の総称です。ミュージアムタワー京橋の低層部に2020年1月にオープンした「アーティゾン美術館」、2024年に竣工する(仮称)新TODA BUILDING内にオープンする予定の文化貢献施設、そして中央通りに面した間口120メートルの広場などを中心に構成され、「アートと文化が誰にも近い街」を目指して活動を推進しています。

*詳しくは京橋彩区ホームページ(https://www.kyobashi-saiku.tokyo/)を参照下さい。

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