賞金1000万ドル 「ANA Avatar XPRIZE」のセミファイナリストにH2Lが選出
PR TIMES / 2021年4月9日 9時15分
H2L株式会社(以下、H2L)は、懸賞財団XPRIZEと全日本空輸(ANA)が主催する国際技術賞金レコンテスト「ANA Avatar XPRIZE」のセミファイナリストに選出されました。
「ANA Avatar XPRIZE」は、人間の感覚や行動、存在感を遠隔地と繋げるアバターシステムを開発する賞金総額1,000万ドルのコンテストです。
世界各国から多数のチームが「ANA Avatar XPRIZE」に応募する中、H2Lは2020年1月のQualifying Submissionの77チームに選ばれ、今回2021年4月のセミファイナリスト38チームにも選出されました。
H2Lは、BodySharing(R)︎技術を用い、ユーザが動いたままにロボットを操作できるユーザインタフェースの研究開発を進め、このセミファイナリストに選出されました。
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BodySharing(R)︎技術は、関節の動きである位置覚や力の入れ具合である重量覚などの固有感覚をロボット(アバター)と操作者とで共有することにより、操作が難しい新規の物体のピッキング精度を向上させます。また、操作者がロボットを制御する際の体験の臨場感、没入感や身体所有感が増し、よりロボットと操作者が一体となった形での制御体験を得られる様になっています。
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H2Lは、腕に巻きつけるタイプのウェアラブル装置、FirstVRとUnlimitedHandをロボット制御のためのインタフェースとして使用しています。FirstVRは、14チャンネルの光学式筋変位センサアレイと加速度ジャイロで、ユーザの腕の動きや力の入れ具合を検出し、ロボットを制御します。また、電気刺激で固有感覚をユーザに伝達するUnlimitedHandで、ロボットが感じた重さをユーザにフィードバックする機構を構築しています。
●UnlimitedHandご紹介
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UnlimitedHandは、腕に巻いた装置に内蔵されたモーションセンサと筋変位センサにより、ユーザの手の動きをゲームに入力します。また、装置に内蔵された8チャンネルの機能的電気刺激により、ユーザの手の筋肉を収縮させてユーザに擬似的な触感を与えます。これらの新技術によって、衝撃を感じたりキャラクターを触ったりできるコントローラを開発しました。
●FirstVRご紹介
[画像5: https://prtimes.jp/i/6831/31/resize/d6831-31-984672-4.jpg ]
FirstVRは、初心者のためのVR/AR コントローラ製品として2014年より極秘に研究開発された世界初のアク ティブセンシング技術を搭載しています。
腕にFirstVRのコントローラを巻くと、14チャンネルの光学式筋変位センサアレイが前腕周囲の筋肉の動き(筋変位)を検出します。この筋肉の動きをAIシステムに短期学習させることにより、セットアップ時間を大幅に短縮しながらユーザの手の動きを検出し、初心者でも気軽にVR/ARを操作できるようになりました。
FirstVRには、「VRゴーグル」と「新開発のコントローラ」と付属品が内包されているため、手持ちのスマートフォン(iOS、Android対応)以外の周辺機器を購入しなくても、低価格ですぐに最新技術のVR/AR体験をできるようになりました。
[ANA Avatar XPRIZE公式サイト]
https://www.xprize.org/prizes/avatar
[お問い合わせ先]
H2L株式会社 広報部
MAIL: info@h2l.jp
[H2L株式会社について]
2012年7月設立。オーディオビジュアルに次ぐ新世代の感覚共有技術 BodySharing(R)︎の研究開発、事業開発を行っています。主な製品は、米 TIME誌「未来を変える50の発明 2011年」に選出された発明、PossessedHand(R)︎と、触感型ゲームコントローラ UnlimitedHand(R)︎、スマートフォンで気軽にジェスチャ付きVR体験ができるFirstVR(R)︎です。H2Lは、筋肉の膨らみから手の動作を検出する技術と、多電極の電気刺激を腕に与えて触感を伝える技術に強みを持っています。これらの技術と、アバター合成技術、遠隔操作ロボット等を組み合わせ、BodySharing(R)︎を実現していきます。
2020年一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会より、「ポストコロナ社会を構築するベンチャー」に選出されました。
会社情報: http://h2l.jp
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