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KIIがブレイン・マシン・インターフェイス技術を応用したリハビリ機器の開発を行うLIFESCAPESに追加出資

PR TIMES / 2022年6月20日 18時15分

脳卒中後の運動障害の治療を実現

慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)は、慶應義塾大学発のベンチャー企業であるLIFESCAPESに対して追加出資をいたしました。LIFESCAPESは今回の増資により総額7.2億円の資金調達を実施し、医療機器認証取得と販売活動に向けた体制構築を加速させて参ります。



慶應イノベーション・イニシアティブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 山岸広太郎、以下KII)は、弊社が運営するファンドより、慶應義塾大学発のベンチャー企業である株式会社LIFESCAPES※1(本社:東京都港区、代表取締役 牛場 潤一、以下LIFESCAPES)に対して第三者割当増資による追加出資をいたしました。他の出資者からの調達も含め今回の第三者割当増資によるLIFESCAPESの調達額は総額7.2億円となります。
※1 旧社名 Connect株式会社

◆BMI技術の応用で脳卒中後の運動障害の治療を実現
LIFESCAPESは、ブレイン・マシン・インターフェース技術を応用したリハビリ医療機器を開発しています。脳卒中は発症後一命を取り留めた場合でも、多くの患者はその後生じる重度の運動障害を抱えています。この運動障害には現在、効果的な治療法が存在しないとされ、アンメット・メディカル・ニーズの一つと捉えられてきました。LIFESCAPES が開発中のBMI医療機器は、麻痺患者の生体信号から機能代償回路の活動を検出し、麻痺部に装着したロボットに代償回路の活動をフィードバックさせ、脳と麻痺部位をつなぐ神経回路の再構築を促します。この神経回路の再構築により、患者はロボットを外した状態でも自分の意志で麻痺部位を再び動かせるようになることを目指します。LIFESCAPESは今回調達した資金をもとに、医療機器認証取得とその後の販売促進に向けた体制構築を行ってまいります。

■会社概要
会社名 :株式会社LIFSCAPES (旧 Connect株式会社)
所在地 :東京都港区南青山2-15-5
代表者 :代表取締役 牛場 潤一
設立  :2018年5月30日
事業内容: ブレイン・マシン・インターフェースを応用したリハビリ機器の開発・製造・販売など
U R L  : https://lifescapes.jp/
[画像: https://prtimes.jp/i/18580/31/resize/d18580-31-267e1c8f836e404563ec-0.jpg ]


◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタルテクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。

<KIIの概要>
商号  :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL  :https://www.keio-innovation.co.jp

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