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コロナ禍でも、社会生活維持のために欠かせない医療・小売・物流等に携わる「エッセンシャルワーカー」の仕事動向をIndeedが調査

PR TIMES / 2020年5月21日 15時25分

4月以降に需要が急増しているのは「介護」「看護」「ドラッグストア」。仕事検索は「スーパーマーケット」「コンビニ」「配達デリバリー」の増加が明らかに。

世界No.1求人検索エンジン* 「Indeed (インディード)」の日本法人であるIndeed Japan株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:高橋 信太郎、https://jp.indeed.com 以下Indeed)は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のための対策が進む中で需要の高まりが見られるエッセンシャルワーカーの仕事について、求人動向、および仕事検索推移に関しての調査を行いました。



エッセンシャルワーカーとは、人々が社会生活を営む上で欠かせない、生活インフラや社会インフラを維持する仕事に従事している人々を指します。今回、小売・販売(「スーパーマーケット」「コンビニ」「ドラッグストア」)、物流(「配達・デリバリー」「トラックドライバー」「倉庫」)、医療・福祉(「看護」「薬剤師」「介護」)、および農業に関する仕事を対象として調査を行いました。調査対象期間は、2019年1月1日~2020年5月12日です。

日本では新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月7日に政府から緊急事態宣言が発令されましたが、該当月の4月に求人割合や仕事検索割合が大きく増加している職種が多く見受けられました。特に「介護」「看護」「ドラッグストア」に関する求人は大きく増加しており、5月には昨年よりも60%以上の増加となりました。また、仕事探しにおいては「スーパーマーケット」「コンビニ」「配達・デリバリー」に関する仕事検索割合が4月以降急増し、昨年よりも80%以上の増加が見られました。

■小売・販売に関連した仕事の求人/仕事検索推移
2020年3月1日から5月12日にかけての、エッセンシャルワーカーの各仕事について、全求人数に対する各仕事の求人割合、および、全仕事検索数に対する各仕事の検索割合を算出し、昨年対比を確認しました。

小売・販売関連の求人に関して「スーパーマーケット」、「コンビニ」、「ドラッグストア」の3業種について確認すると、「ドラッグストア」の需要が最も高まっていることがわかりました。昨年対比で4月には48.5%増、5月には63.2%増となっています。「スーパーマーケット」は昨年よりも求人割合が伸びているものの、4月以降の大きな需要の伸びは見られませんでした。

仕事検索割合は、3業種とも3月から4月にかけて大きく伸びており、特に「スーパーマーケット」の伸長は顕著で、4月には昨年対比133.2%増の結果となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-552520-0.jpg ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-446810-1.jpg ]

■物流に関連した仕事の求人/仕事検索推移
配達・倉庫など物流に関連した仕事の状況を確認すると、「トラックドライバー」の求人割合が3月から増加していることがわかりました。昨年対比で4月には14.8%増、5月には28.9%増となっています。

仕事検索割合では、特に「配達・デリバリー」関連の検索が4月以降大きく伸びていました。昨年対比で3月には19.1%増でしたが、4月には79.9%増、5月には96.5%増となっています。
[画像3: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-608905-2.jpg ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-722120-3.jpg ]

■医療・福祉に関連した仕事の求人/仕事検索推移
医療や福祉に関連した仕事では、今回調査した「看護」「薬剤師」「介護」の3職種とも求人割合は昨年対比で上がっており、さらに4月以降大きく伸長していました。5月には昨年対比で「介護」83.7%増、「看護」71.9%増、「薬剤師」49.5%増となっています。

一方で、「看護」「薬剤師」「介護」に関連した求人検


索は、4月以降の大きな伸びは見られませんでした。特に医療・福祉分野においては人手不足の状況が広がっていることが示唆されます。

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■農業に関連した仕事の求人/仕事検索推移
食糧供給に関わる仕事として、「農業」に関する動向を調査しました。求人の状況を確認すると、1月2月は昨年対比でマイナスでしたが、3月以降プラスに転じ、4月には昨年対比18.9%増となっていました。

一方で仕事検索の状況を見ると、特に4月以降大きく伸びており、4月には昨年対比64.5%増、5月には81.4%増となっていました。
[画像7: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-671857-6.jpg ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/28842/31/resize/d28842-31-547031-7.jpg ]




今回の調査からは、エッセンシャルワークの中でも、特に医療・福祉に関わる仕事の需要が3月以降大きく伸びていることがわかりました。その他「ドラッグストア」「トラックドライバー」等でも需要の伸びが見られます。また、「在宅勤務」に関する求人も2020年4月以降大きく伸びている(1)ことがわかっています。これらのように、新型コロナウイルスの感染が広がり各種対策がとられている中で、世の中の仕事の需給状況や、仕事を取り巻く環境は大きく変わってきています。Indeedは今後も、世の中の仕事に関する動向を調査しそれを発表することを通じて、求職者に役立つ情報を提供するとともに、あらゆる求職者の仕事探しを応援してまいります。

1:Indeed Japanプレスリリース「在宅勤務に関する仕事の動向調査」(2020年5月14日)
http://press.indeed.com/jp/press/20200514/


【「エッセンシャルワーカーの仕事動向調査」 調査概要】

・調査主体 :Indeed Japan株式会社
・調査期間 :2019年1月1日~2020年5月12日
・調査対象 :小売・販売(スーパーマーケット、コンビニ、ドラッグストア)、物流(配達・デリバリー、トラックドライバー、倉庫)、医療・福祉(看護、薬剤師、介護)、農業の10業種・職種
・調査方法 :
【求人割合】日本における日毎の全求人数(Indeedがインターネット上からクローリングしたもの、および、Indeedに直接投稿された全求人情報)に対する、各求人数の割合を算出し、月別に平均値として算出したもの
【仕事検索割合】日本における全仕事検索数に対する、各仕事検索割合を算出し、月別に平均値として算出したもの


Indeed (インディード) について
Indeed は、世界で最も多くの求職者に利用されている世界 No.1 求人検索エンジン*です。現在 60 ヵ国以上、28 の言語でサービスを展開し、求職者はパソコンやモバイルで何百万もの求人情報を検索することができます。月間で 2 億 5 千万以上のユーザーが Indeed を利用**し、求人検索や履歴書の登録、企業の情報検索を行っています。詳細は https://jp.indeed.com をご覧ください。
*出典:comScore 2019 年 3 月総訪問数
**出展:Google Analytics 2018 年 9 月ユニークビジター数



■プレスリリースはこちらからもご確認いただけます。
Indeed Japan Press Room: http://press.indeed.com/jp/press/20200521/

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