学生によるシビックテック開発コンテスト CCC U-22、松本山雅FCと循環型社会・農業をテーマに学生向け勉強会開催
PR TIMES / 2021年6月16日 15時10分
Civictech Challenge Cup U-22 がJリーグクラブチームの社会連携活動「シャレン」で松本山雅FCと学生向け勉強会を開催
一般社団法人コード・フォー・ジャパン(Code for Japan、代表:関治之)は、学生向け開発コンテスト「Civictech Challenge Cup U-22」(以下、CCC U-22)において、Jリーグクラブチーム松本山雅FCとのコラボ勉強会として、循環型社会や農業、地域コミュニティや地域ブランドづくりをテーマとして「 “私”がつくる循環型スマートシティの未来 ~地域を耕すテクノロジーとは?~」を開催します。
■環境・農業・地域をテーマに勉強会を開催
7月4日の勉強会では、「循環型社会」「農業」「地域コミュニティ」「地域ブランドづくり」などテーマに、ホームタウン活動やシャレン!の取り組みで周辺地域の農家とコミュニケーションをとりながら積極的に活動されている松本山雅FCさんとコラボイベントを開始します。CCC U-22の参加学生だけでなく、参加を検討している学生や循環型社会、農業、環境などに関心がある人の参加も募集しています。
イベントページ:https://cccu22event3.peatix.com/
[画像1: https://prtimes.jp/i/39198/31/resize/d39198-31-701071-3.png ]
■サッカークラブチームとのコラボレーションの背景
CCC U-22は、エントリーした学生がチームを組成し、自分たちの身近にある地域課題や解決したい社会課題を解決するアイディアを考え、実際にその解決に向けたサービスのプロトタイプを開発する実践的な開発コンテストです。そして、優秀な成果を収めた学生の開発チームは、ファイナリストとして最終審査会でプレゼンテーションを実施し、国内外の大手IT企業の会社名やサービス名を冠した賞やCCCから大賞が授与されます。学生が開発実績を積むことで、単なる開発コンテストではなく、若年層の就職機会の減少という社会課題の解決を目指すのがCCC U-22の特徴です。
「シビックテック」「社会課題」が外での出来事ではなく、自分の暮らしや学びとつながるものであると学生の皆さんに感じてもらうための一つの切り口として、スポーツチームの社会連携活動とコラボレーションすることで、より多くの学生さんに知ってもらい、参加してもらえるのではないかと考え、お声かけしました。また、クラブチーム側からも若い世代や学生の皆さんとのコラボレーションへの期待をいただき、今回の取り組みが始まりました。今年度は3つのクラブチームとのコラボレーションが決定しております。
[画像2: https://prtimes.jp/i/39198/31/resize/d39198-31-963221-1.png ]
■ゲスト
柄澤 深さん(株式会社松本山雅 営業本部長)
松本生まれの松本育ち。松本商工会議所で20年勤務。地域振興や経営支援に携わる。
また松本青年会議所にも8年間所属し、青年経営者とまちづくりを行う。
松本市の国際音楽祭や歌舞伎イベントのボランティアにも参画。
2016年株式会社松本山雅に入社後、スポンサー営業とホームタウン活動に従事。
齋藤潤一さん(AGRIST株式会社代表取締役 / 一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 代表理事)
1979年大阪府生まれ。米国シリコンバレーの音楽配信会社でクリエイティブディレクターとして従事。
帰国後、東日本大震災を機に「ソーシャルビジネスで地域課題を解決する」を使命に全国各地の地方自治体と連携し、2017年4月新富町役場が設立した地域商社「こゆ財団」の代表理事に就任。1粒1000円ライチの開発やふるさと納税で寄附金を累計50億円以上を集め、2018年12月国の地方創生の優良事例に選定される。
農業の人手不足の課題解決のために、自動収穫ロボットAGRIST株式会社を2019年設立。
太田直樹さん(株式会社New Stories代表 / Code for Japan理事 / みんなのコード理事 / 元総務大臣補佐官)
挑戦する地方都市を「生きたラボ」として、行政、企業、大学、ソーシャルビジネスを越境し、未来をプロトタイピングすることを企画・運営。
2015年1月から17年8月まで、総務大臣補佐官として、地方の活性化とIoTやAIの社会実装の政策立案と実行に従事。その前は、ボストンコンサルティングの経営メンバーとして、アジアのテクノロジーグループを統括。
シビックテックを推進するCode for Japan理事などの社会的事業に関わり、国内外のイノベーション人材とつながっている。
[画像3: https://prtimes.jp/i/39198/31/resize/d39198-31-363314-2.png ]
■「Civictech Challenge Cup U-22」今年度の特徴
1. 複数の社会課題を共有・検討するための勉強会・アイデアソン・ワークショップを展開
身近な地域課題だけでなく、昨今社会で取り組まれている活動や注目が集まっているトピックについて、実際に取り組んでいる実践者や当事者から話を聞く機会を勉強会として設定、人の暮らしや社会生活に関する「マイノリティーイシュー(ジェンダー・発達障害・言語の壁・移民難民・貧困)」、防災や生涯教育などを含む「まちづくり」、より広い地域に相互作用をもたらしている「環境問題」などを取り上げ、ゲストを招いた勉強会を実施する予定です。
2. 地方在住学生への積極的な声掛け
昨年度も完全オンライン開催で実施したため、物理的制約がないこともあり、首都圏や都市部に比べてコンテストや発表会などへの参加機会が少なくなりがちな地方在住の学生への応募案内を積極的に発信していく予定です。また、女子学生などプログラミングや開発に触れる機会が少ない学生向けにも他団体などへの協力を仰ぎながらアプローチしていきます。また、彼らのフォローアップにもなるよう昨年度に比べ勉強会の開催回数自体も増やして、参加後の学習機会やキャッチアップのサポートをしていきます。
3. コンテスト後の開発継続にも機会を提供
昨年度のCivichatのように、コンテスト出場で終えるのではなく、その後もサービスとしてあるいはシビックテック活動として取り組みを継続したいと考えるチームに対しては、今年度からCode for Japanが実施する日本初のシビックテック特化型アクセラレータープログラム「Civictech Accelerator Program」へのエントリーも案内することができるので、より社会実装に向けた伴走を長期的に行うことが可能な環境を整えています。
■Civictech Challenge Cup U-22
主催:一般社団法人 コード・フォー・ジャパン
公式サイト:https://ccc2021.code4japan.org/
募集人数:200名
募集対象:
解決したい社会課題(分野や内容は問わない)があり、それに対するアイデアを持っている方
自分の持つスキル(プログラミングやデザインを含むがこれに限らない)を、社会課題の解決に活かしたい方 ※未経験で、これから学びながら開発に参加していく人も含むので、応募時点でのレベルを問うものではありません。
応募資格
1999年4月2日以降生まれの方、または学生の方(大学の場合学部4年まで。社会人学生のぞく)
現在の自身のスキルレベルにかかわらず、チームに意欲的に参加し、開発を通じてスキルアップする意思のある方
Code for Japan の Code of Conduct と プライバシーポリシー に同意いただける方
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