福岡地裁、福岡市所在の広告代理業者に証拠保全を実施

PR TIMES / 2012年9月7日 14時28分

ビジネス ソフトウェア アライアンス(本部:米国ワシントンDC、会長:ロバート W. ハリマン II、以下BSA)は、去る8月7日に福岡地方裁判所が福岡市所在の広告代理業者(以下A社)に対し、ソフトウェアの著作権侵害の疑いがあるとして証拠保全手続きを実施したと発表しました。

本件は、BSAの情報提供窓口に提供された不正コピーに関する詳細な情報に基づき、ソフトウェアの権利者でBSAメンバー企業でもあるアドビ システムズ インコーポレーテッド(以下アドビ システムズ)が、福岡地方裁判に対し2012年6月29日付で証拠保全を申し立てていたものです。

BSAに提供されたA社に関する情報は、アドビ システムズの体験版ソフトウェアの業務上の複製を指摘する内容でした。その後、A社に当該ソフトウェアのインストール状況に関する自主調査を求めたものの、体験版の複製については何らの回答もなされなかったこと等から、証拠隠滅の可能性を考慮し、代理人を通じて証拠保全申立を行いました。

BSAは、勤務先等での不正コピー(著作権侵害、不正インストール、ライセンス数を超えた利用を含む)に関する情報提供を受付ける通報フォームを用意するなど、積極的にソフトウェアの不正コピー撲滅に取り組んでいます。通報フォームに寄せられた情報提供者の個人情報は、BSAメンバー企業を含む第三者には開示せず弁護士のみが取扱うなど、BSAは情報提供者が安心できる環境づくりに注力しています。

        情報提供窓口: http://www.bsa.or.jp/report/

ソフトウェアの不正コピーは、新たな良質のソフトウェア開発を妨げるだけでなく、ソフトウェア産業全体の成長を鈍化させる要因であり、引いては経済成長にも悪影響を与えます。また、安全で信頼できるデジタル社会実現の大きな阻害要因でもあり、その防止のためにソフトウェアメーカーが拠出する費用負担は決して小さくないのが実状です。

こうした状況の改善に向け、BSAはソフトウェアの著作権に関わる法整備支援を目的とした政策提言活動、ソフトウェア資産管理(SAM)に関するセミナー、および各種資料の配布を実施しています。BSAホームページ(www.bsa.or.jp)や違法告発.com (www.145982.com)において組織内の不正コピーに関する情報を発信し、ソフトウェアの適正な使用のための教育啓発活動を積極的に行っています。BSAは、著作権保有社(者)の権利保護、およびソフトウェアの正規利用社(者)保護のためにも、組織内の不正コピーに対して、引き続き法的手続きも視野に入れた積極的な活動を行ってまいります。
 

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