AXIPシリーズ「H2MD」及び「C-FA」がPlayCanvasに対応

WebVRやブラウザゲームのリッチコンテンツ化を実現

株式会社アクセル（本社：東京都千代田区、代表者：松浦一教）は、AXIPシリーズのうち「H2MD」及び「C-FA」がブラウザ向けゲームエンジンであるPlayCanvasに対応したことを発表します。



「H2MD」はブラウザでアルファ付き動画を再生できるミドルウェアです。また、「C-FA」はブラウザで音声を再生できるミドルウェアです。「H2MD」及び「C-FA」は、近年、ブラウザソーシャルゲームでの採用が拡大しています。
PlayCanvasは、デスクトップとモバイルブラウザ向けに作られたWebGL/HTML5ゲームエンジンです。豊富な機能を備えた3Dエンジンとクラウドホスティングされた開発環境及びツールセットを備えています。

この度、「H2MD」及び「C-FA」がPlayCanvasに対応し、プラグインの提供を開始しました。「H2MD」を使用することで、ブラウザ上で、アルファチャンネル、自動再生、柔軟な再生制御を実現します。また、「C-FA」を使用することで、音声の暗号化や、仮想トラックによるデバイス制約の緩和、区間ループ再生を実現します。「H2MD」によるアルファ付き動画及び「C-FA」によるインタラクティブサウンドと、PlayCanvasの提供する3Dコンテンツを融合することで、これまでにない、よりリッチなコンテンツの開発が可能になります。

また、PlayCanvasの国内独占販売を行うGMOクラウド株式会社より、PlayCanvasと「H2MD」を使用したWebVR向けのデモコンテンツ「VR-Planet」が提供されています。本デモでは、VR空間のスクリーンに「H2MD」を使用した複数のアルファ付き動画を再生するものとなっており、モバイルブラウザでフルHDクラスのアルファ付き動画の再生を実現しています。

AXIPとPlayCanvasは今後、共同でプロモーションを行っていくことで、ブラウザゲームのリッチ化を推進していきます。
[画像: https://prtimes.jp/i/4053/32/resize/d4053-32-389402-0.png ]

https://playcanvas.jp/example/vr-planet/

■AXIPシリーズについて
AXIP は、動画・音声圧縮から超解像・ディープラーニングまで、エンジニアやクリエイターの思い描く表現力・演出力を、もっと高品質にもっと手軽に実現するソフトウェア IP、ミドルウェア製品群です。業界最高水準の多様なミドルウェア製品群を提供することで、他社にないトータルソリューションを実現しています。
https://ax-ip.com/

■H2MDについて
H2MDは、ブラウザ上で高速にアルファ付き動画を再生できるソフトウェアムービーコーデックです。JPEGの連番ファイルであるMotionJPEGに比べ、ファイルサイズの大幅な削減を実現しました。また、重ね合わせの動画再生や、クリックイベントを経過しない自動再生、柔軟な再生制御が可能です。HTML5 Canvas及びWebGLによるアクセラレーションに対応しています。
https://h2md.jp/

■C-FAについて
「C-FA」は、低負荷・低遅延再生を特徴としたサウンドミドルウェアです。ゲームアプリ等で使用される汎用的な音声コーデックに比較して同等の音質を半分程度の CPU 負荷で実現しています。また、シーク、ループ再生時におけるギャップレス再生を実現するとともに、圧縮されたストリーム状態からの低遅延再生が可能になっています。
https://c-fa.jp/

アクセルについて
株式会社アクセルは、アルゴリズム開発から製品化を担うソフトウェア・ハードウェア開発まで一貫した開発体制を保有する先端テクノロジー企業です。先端プロセスを採用した大規模な LSI 開発に加え、機械学習（AI）や暗号、ブロックチェーン技術を活用した製品開発やソリューションの提供も行っています。

■本リリースに関するお問い合わせ先
株式会社アクセル（https://www.axell.co.jp/）
IR・広報チーム 電話 [phone] E-mail [e-mail]


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