MKI、「ゲノム解析プラットフォーム」開発により医療IT分野へ進出 ~ICT技術により癌細胞のゲノムを高速解析し、個別化治療・新薬開発を実~

PR TIMES / 2012年5月15日 11時57分



 三井情報株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:下牧 拓、以下:MKI)は、昨年11月癌研究におけるゲノム解析と、創薬開発プロセスにおける化合物データ解析にビッグデータ分析を活用する実証実験に着手することを発表しました。約半年間実証実験へ取り組んだ結果、ゲノム解析におけるプロセス簡素化・高速化へ向けた成果を得ることができました。この成果を受けMKIは癌細胞のゲノム解析に基づく「個別化治療」と「新薬開発」を可能にする解析システム『ゲノム解析プラットフォーム』の開発に着手します。今後は、実データによる共同実験が可能な研究所や病院機関と実用化へ向けた研究へ取り組んでまいります。

【 背 景 】
 ゲノム(全遺伝情報)の塩基配列を決定する装置であるDNAシーケンサーの発達により、個人のゲノムデータの高速かつ低価格での読み取りが実現できると見込まれています。この読み取ったゲノムデータを解析することで遺伝子レベルによる様々な病気の原因を解明することが可能となります。特に癌の原因はゲノムの変異であることが知られており、高速な解析技術の確立と解析結果の表示が実現すれば臨床現場での癌治療を大きく発展させることができます。
 MKIは、バイオサイエンス分野での知見とICT技術を生かし、膨大なゲノムデータを高速解析するアルゴリズムの構築と、従来のゲノム解析で時間を要した手動によるデータ読み込み作業の簡素化に成功しました。これらの成果を受け一連の解析処理をワンストップで提供する『ゲノム解析プラットフォーム』を開発します。


【 先進医療の提供を『ゲノム解析プラットフォーム』 で支援 】
 臨床現場でのゲノム治療を支援 ~個別化治療の実現~ 「ゲノム解析プラットフォーム」により高速、安価にゲノム解析が実現すれば、臨床現場で個人のゲノム解析が可能となり、個別化治療実現が考えられます。MKIはまず、癌細胞のゲノム解析から取り組み、ゲノム解析から候補治療薬の選定までをワンストップで行えるプラットフォームを構築します。
 新薬の早期実用化を実現
臨床現場で活用するゲノム解析プラットフォームを新薬開発の場でも利用することで、新薬開発の効率化をサポートします。
 ゲノム解析に最新のICT技術を適用 SAP HANA(TM)、R、Hadoopによる連携 データのリアルタイム処理の実現には、SAPジャパン株式会社が提供するインメモリソフトウェア「SAP HANA(TM)」 (※1)を用います。また、分析前のデータ分散処理とストレージ機能には「Hadoop」を適用し、データのモデル化と分析処理にはオープンソフトウェアである「R」を組み合わせることで『ゲノム解析プラットフォーム』を実現します。

 当発表にあたり、SAPジャパン株式会社 馬場 渉様より以下のコメントをいただいております。

「SAP HANAによるイノベーションは日本がグローバルを牽引しています。その中でもMKI様はゲノム解析という医療現場に革新的なイノベーションをもたらす領域でSAP HANAを先進的にご活用いただいております。ヒトの生命に直接的に起因する大変エキサイティングな取り組みです。SAPは本取り組みに対し共同開発体制を築き、MKI様のお取り組みをグローバルで全社的にご支援しております。今後もMKI様と共同で本取り組みを推進し、医療の観点から世界が「Run Better」になるよう支援していきたいと考えています。」

SAPジャパン株式会社 リアルコンピューティング事業本部長
馬場 渉様
 
以  上


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