大学の就職課に対して、LINE公式アカウントを使った就職相談に特化したAIチャットサービス『sAI Chat for University』の正式提供を開始
PR TIMES / 2019年7月11日 11時0分
― 学生はいつでもどこでも相談でき、大学は限られたキャリアアドバイザーでより多くの大学生の就職相談に対応することが可能に ―
AIを活用したシステムを展開する、株式会社サイシード(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中村 陽二)は、埼玉大学での1年間の試験導入を経て、大学の就職課に対して、LINE公式アカウントを使った就職相談に特化したAIチャットサービス『sAI Chat for University』の正式提供を開始したことをお知らせします。
[画像: https://prtimes.jp/i/15946/33/resize/d15946-33-297189-0.jpg ]
■導入背景
近年、大学の就職課では、毎年就職活動の時期になると面談希望の就活生が殺到し、希望者全員にサービスを行き渡らせることが困難になっています。「アドバイスを受けるために、予約しても2週間後になる」「前回と別のアドバイザーしか空いておらず、同じ話をしなければいけない」など、満足に面談できていない学生の声が多く上がっています。また大学においては就職支援の手厚さが大学の就職実績に直結し、入学希望者数に大きな影響を与えるため、経営戦略上においても就職支援の改善は重要な課題になっています。
そこでこの度埼玉大学の就職課で1年間実証実験を行い、そこで得られたフィードバックを取り入れ、『sAI Chat for University』を正式にリリースするに至りました。本サービスは、少ないキャリアアドバイザーで多くの学生の就職相談に対応することを目的としています。
■『sAI Chat for University』の特徴
『sAI Chat for University』は3つの特徴をもったシステムです。
学生はLINEを使って就職相談ができる
学生は普段から使い慣れているLINEを使って、いつでもどこでも質問や相談をすることが出来ます。
就職課で予約を取る必要はないので、今までだったら諦めてしまうようなちょっとしたことも気軽に相談できます。
キャリアアドバイザーは半自動で回答
就職活動でよく聞かれる質問とその回答文500種類を弊社が独自に作成し、『sAI Chat for University』に予め登録しています。
質問が来るとAIが登録された質問の中から、最も近い回答をアドバイザーに提示します。アドバイザーはその中から回答文を選択し、必要に応じて編集し送信することが出来ます。
CRMによる学生情報の管理
学生の情報を管理できるCRM機能を搭載しています。
学科や志望業界など定性的な情報については、タグという形でユーザーに付与することが出来るため、例えば「IT業界志望の3年生」に絞って対象イベントの一斉配信が可能です。
また、過去の相談履歴がデータとして確認できるため、複数のアドバイザー間の情報共有もスムーズに行えます。
URL:https://saichat.jp/saichat/
■試験導入した「埼玉大学 学生支援課 就職支援担当」木下哲平さんの声
「これまでは基本的に面談予約をしないと相談できなかったのが、システム導入後は『学内セミナーはスーツ着用でしょうか?』といった、窓口に来てまで質問するほどではないようなことも気軽に問い合わせられると学生からも好評です。半自動チャットボットのおかげで職員も短時間でレスポンスできますし、学生、職員双方にとって時間削減につながっているのは大きなメリットですよね」
詳しくはこちらのインタビューページをご覧ください。
URL: https://saichat.jp/saichat/saichat-case/saitama/
■『LINE公式アカウント』について
企業様が自社の公式アカウントを開設できるサービスです。友だち登録したユーザーに向けて、一斉にメッセージを送信したり、タイムラインへ記事を投稿することができます。
またLINEが提供している各種APIを利用することで、個々のユーザーに最適化されたメッセージを配信することが可能になります。
■『sAI Chat』について
『sAI Chat』はユーザーの「話し言葉」を理解し、最もふさわしい回答を自動で返答もしくはオペレーターに提示するチャットサービスです。海外のAIエンジンでは日本語がうまく理解できないことが多いですが、サイシードが保有する業界固有の辞書と日本語表現の類義語辞書を活用することで、顧客は最初から賢いAIを利用することが出来ます。
■LINEでの相談に対応できるキャリアアドバイザーがいない場合
「関西カウンセリングセンター」を通して、LINEでのキャリアカウンセリングに長けた「キャリアコンサルタント」を紹介いたしますので、ご相談ください。
■Sciseedの今後の展望
問い合わせ対応を効率化するために、AIを使ったチャットボットやFAQシステムの領域は、業界問わず活用が期待される分野です。
当社は、2015年4月に設立して以来、自社で言葉を理解するAIエンジンを開発し、各社の課題に合わせてオリジナルにカスタマイズしたシステムを提供してまいりました。これにより、AI事業では毎年300%の成長を遂げています。
今後も、コールセンターと社内ヘルプデスクをメインに、不動産業界・ゲーム業界など問い合わせが特に多い業界内のシェアを高め、2020年には300社導入を目指してまいります。
■サイシードについて
AI(人工知能)を活用し顧客との1to1コミュニケーションを可能とするチャットボット『sAI Chat』と、顧客の入力した自然文(≒話し言葉)を適切に捉え最適な回答を提示する『sAI Search』というサービスを提供しています。
社内外からの問い合わせの自己解決、社内のナレッジサポート機能として活用していただいています。
AIを活用していることで、正確に素早く社内に眠った知(=ナレッジ)へのアクセスを可能とし、顧客満足度の向上・業務効率化に貢献していきます。
【株式会社サイシード 会社概要】
本社:東京都新宿区西新宿7-5-25 西新宿木村屋ビル15F
代表:代表取締役 中村 陽二
設立:2015年4月
事業内容:AIソリューション事業、広告・メディア事業
Webサイト:http://www.sciseed.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
ChatGPT搭載AI虫ケアアドバイザー「アースセイヤくん」とLINEで会話・相談できるサービスを開始
PR TIMES / 2024年4月22日 13時15分
-
成蹊大学の在学生向け就職支援におけるLINEの活用をサポート
PR TIMES / 2024年4月5日 12時15分
-
新卒就活生のためのLINEアプリ「就活Craft」をリリース
PR TIMES / 2024年4月2日 12時40分
-
JTP、中小機構の経営相談サービス「起業ライダーマモル」の運用・保守を継続受託
PR TIMES / 2024年4月2日 11時0分
-
電通総研、画像生成や画像認識を可能にした企業向け生成AIソリューション「Know Narrator Chat with Vision(ノウナレーターチャットウイズビジョン)」の提供を開始
PR TIMES / 2024年3月27日 13時40分
ランキング
-
1【速報】1ドル=155円を突破 円安止まらず 日米金利差「縮まらない」見方から円売り・ドル買い強まる
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月24日 21時19分
-
2サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
3目印は「エコだ値」シール、セブン-イレブン“見切り品”値引き拡大へ 食品ロス削減へ…客「貢献できて嬉しい」【Nスタ解説】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年4月23日 20時0分
-
4山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
5NY市場サマリー(24日)ドル一時155円台前半で介入警戒感、利回り上昇 株まちまち
ロイター / 2024年4月25日 7時13分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください