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広島県尾道市の「瓢箪島(ひょうたんじま)」が国の登録記念物(名勝地関係)へ

PR TIMES / 2012年11月19日 9時23分



 国の文化審議会は11月16日,文部科学大臣に対し,瓢箪島(ひょうたんじま)を登録記念物(名勝地関係)へ登録するよう答申を行いました。

【答申した文化財】
 瓢箪島:尾道市瀬戸田町・愛媛県今治市

【概要】
 瓢箪島は,瓢箪の形をした瀬戸内海の無人島で,広島県尾道市の生口島と愛媛県今治市の大三島との中間に位置しています。島の周囲は約700メートルで,県境が横切る瓢箪型のくびれ部をはさんで,広島県側の最高所は標高23.4メートル,愛媛県側の最高所は標高35.2メートルとなっています。
 昔,生口島の神と大三島の神が島取りを目的として綱引きを行ったため,くびれてしまった島の形を双方の島民が心配して和解することとなったという民話が伝えられています。島の周辺海域は良好な漁場であることから,その漁業権を巡る紛争に端を発して生まれた民話だと考えられており,多発した境界争いの証拠として,島内には明治時代の境界石も残されています。さらに,瓢箪型の小島を誇らしく歌い上げた舟歌も伝えられており,島の風致景観は漁師の間でももてはやされてきたことが知られています。
 瓢箪島は,NHKの『ひょっこりひょうたん島』のモデルとされる島のひとつとしても有名で,再現することが容易でない名勝地となっています。


■問合先
 教育委員会文化財課
 電話 082-513-5022
 bunka@pref.hiroshima.lg.jp

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