株式会社フェイガーは、ベトナムLong An省の農業農村開発局(DARD)とのMOUを締結しました
PR TIMES / 2024年9月25日 10時45分
Long An省内で10万haの水田でのAWD(間断灌水)プロジェクトを通してメタンガス削減を目指す
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114514/34/114514-34-cdf3e09b62a89520bb3ccbfc6b976b90-1276x956.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
MOU調印式の様子
株式会社フェイガー(CEO:石崎貴紘)は2024年9月13日、ベトナムLong An省*1の農業農村開発局(以下DARD)と、水田面積100,000haでのカーボンクレジット創出を目指すプロジェクトを推進するMOUを締結したことをお知らせします。
◼️プロジェクトの概要
本プロジェクトでは、AWD(間断灌水*2)を行うことで、水田からカーボンクレジットを構築するための実証実験を行います。Long An省DARDとフェイガーの両者は、持続可能な農業生産において地域の農家を支援し、温室効果ガス排出を削減し、農業分野におけるグリーン変革を実施するために推進するプロジェクトです。
具体的には、JCM*3やボランタリークレジットという資金源を活用することで、農家のGX推進と削減対策のための財源を確保するというものです。2030年までに省内で10万ヘクタールの水田からカーボンクレジットの創出を目指します。
◼️各者の役割
フェイガーは日本で培った水田中干しの方法論によるJークレジット申請の知見と経験を活かし、AWDを活用したカーボンクレジット創出のためのモデルの導入と、専門的かつ技術的サポートの提供、そして良質なカーボンクレジット生成のためのモニタリングを担当します。
同時に、参加農家への支払いや実験に必要な資機材の購入費、モデル実験にかかる費用は当社が負担します。
DARDはインフラを確保し、プロジェクトを実施するために地域の農家を調整し結び付ける技術スタッフを任命します。
2024年10月から2025年7月までの第1段階では、プロジェクトはチャウタイン地区とビンフン地区の2つのエリアで実証実験を行います。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114514/34/114514-34-502e01cfa683021b018e46d0655f495d-1280x960.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Long An省の圃場視察の様子
いずれの実証実験においても、DARDを通して地元生産者のAWDへの理解と不安を解消しながらプロジェクトを拡大するため、丁寧に進めてまいります。
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/114514/34/114514-34-69b9061b933095de2a44461e1f1b166d-1276x956.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
Long An省DARD(右)とフェイガーベトナム法人の専門家(左)との会議の様子
◼️関連リリース
当社のベトナム関連のリリースはこちらをご参照ください。
https://faeger.company/vietnam/
https://faeger.company/teiketsu_2/
https://faeger.company/teiketsu_1/
ベトナム全国ニュースでの報道の様子(9:12~10:06)
https://vtv.vn/video/tai-chinh-kinh-doanh-trua-13-9-2024-695555.htm
※1:Long An(ロンアン)省は、ベトナムのメコン・デルタ地帯に位置する省(地方自治体)の一つ。稲作が農業の中心となっており、広大な水田が広がっています。
※2: AWD技術(Alternate wetting and drying)は間断灌漑技術と呼ばれ、温室効果ガス(Greenhouse gas: GHG)排出量を抑制する水稲作技術の一つです。
※3:JCM(Joint Crediting Mechanism)、すなわち二国間クレジット制度は、途上国と協力して温室効果ガスの削減に取り組み、削減の成果を両国で分け合う制度です。
■株式会社フェイガーについて
【会社概要】
創業:2022年7月7日
代表取締役:石崎 貴紘
所在地:〒107-0061 東京都港区南青山2丁目2番15号
【事業概要】
株式会社フェイガーは農業由来カーボンクレジット生成の取り組みを行っており、水田の長期中干しやバイオ炭の施用による農業者への脱炭素の取組支援およびクレジット化を通じた収益化を行う日本初のスタートアップです。日本国内では国内Jクレジットの仕組みを通して、2023 年度は 14都道府県、約1,600haの生産者さまと共に取り組みを行い、2024年2月末に取り組み生産者さまへの入金が完了しました。2024年度は39の都道府県で35,000ha以上の取り組みが予定されています。大規模農業法人さまとの取り組み、全国のJA様や農業法人協会様との連携による地域ぐるみの取り組みなどを通して、より多くの生産者様がJクレジットによる収入拡大を実現できるサービスを行っています。
また、国内のJクレジットに加え、海外でのJCM案件組成も行っており、ベトナム・フィリピンを中心とした東南アジア地域での脱炭素農業の促進に取り組んでいます。ベトナムでは、メコンデルタ地域を中心に、ベトナム全土100万haでのプロジェクト実施に向けた実証実験を進めております。農業由来のカーボンクレジット創出を通じて、アジア地域全体のカーボンニュートラル実現に貢献して参ります。
会社URL: https://faeger.company/
お問い合わせ(生産者さま): https://faeger.company/contact/for_agriculture/
お問い合わせ(企業さま): https://faeger.company/contact/for_company/
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