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株式会社TBMの紙やプラスチックを代替する新素材LIMEXが「東京都トライアル発注認定商品」として認定

PR TIMES / 2017年8月18日 11時28分

株式会社TBM(本社:東京都中央区、代表取締役:山﨑敦義、以下TBM)が開発・製造・販売する石灰石を主原料とし、原料に水や木材パルプを使用せず紙の代替や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックの代替となる新素材「LIMEX(ライメックス)」が、東京都トライアル発注制度の認定商品として認定されましたのでご報告します。



東京都トライアル発注認定制度とは、都内中小企業の新規性の高い優れた新商品及び新役務(サービス)の普及を支援するため、東京都が新商品等を認定してPR等を行うとともに、その一部を試験的に購入し評価する制度です。今回は、87件の応募申請の中から外部専門家等による厳正な審査会を経て10件が認定されました。これにより認定期間中は、LIMEXからつくられた名刺、メニュー表、ポスター、マップ、容器類等、紙やプラスチックの代替となるLIMEX製品を東京都の機関が競争入札によらない随意契約で購入することができようになります。(認定期間は平成32年3月31日まで)

今後については、東京都庁内でのパネル展示や産業交流展2017に出展するなど、さらなる市場での普及に向けてLIMEX製品を広くPRしてまいります。


[画像: https://prtimes.jp/i/16815/35/resize/d16815-35-734804-0.jpg ]



<東京都トライアル発注制度の認定商品>
(名刺、メニュー表、ポスター、マップ、容器類等、紙やプラスチックの代替となるLIMEX製品)


■ 東京都トライアル発注認定制度(新事業分野開拓者認定制度)について
都内中小企業の新規性の高い優れた新商品及び新役務(サービス)の普及を支援するため、高い新規性など東京都が定める基準を満たす新商品等を生産・提供する中小企業者を「新商品等の生産・提供により新たな事業分野の開拓を図る者(新事業分野開拓者)」として認定する(新事業分野開拓者認定制度)とともに、その新商品等の一部を東京都の機関が試験的に購入し評価する(トライアル発注事業)制度です。
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/chushou/shoko/sougyou/trial/


■ 東京都トライアル発注認定制度に認定されるメリットについて
1.東京都のホームページやカタログ等で認定商品を広くPR されます。
2.認定期間中、東京都の機関が競争入札によらない随意契約で
購入・借入(物品の購入及び借入、役務の提供)することができます。
3.認定商品の一部を東京都の機関が試験的に購入し評価します(トライアル発注事業)。※物品の借入は対象外


■ 東京都トライアル発注認定商品の概要
分   野  :生活・文化用品
認定事業者  :株式会社TBM
認定商品   :石灰石からつくる革新的新素材「LIMEX」(ライメックス)
認定商品の概要:名刺、メニュー表、ポスター、マップ、容器類等、紙やプラスチックの代替となる
LIMEX製品。幅広い用途への活用を想定。
想定使用例  :耐水性や耐候性を活かし、オリンピック・パラリンピックや展示会等における屋内外のポス
ターやマップ、広告制作物にて。耐久性を活かした防災カード、防災マップ、IDカード等。
食品容器としても活用可能。


■ 今後のスケジュールについて
「都庁内パネル展示」
日 時:平成29年9月4日(月)~9月8日(金)
場 所:東京都庁第一本庁舎1階 アートワーク台座(正面玄関入ってすぐ)
内 容:パネル展示、カタログの設置

「産業交流展2017」
日 時:平成29年11月15日(水)~11月17日(金)10:00~18:00
場 所:東京ビッグサイト (東京国際展示場)西展示棟1F西1ホール(予定)「東京都トライアル発注認定制度ブース」
内 容:認定商品の展示
https://www.sangyo-koryuten.tokyo/


■ 新素材「LIMEX(ライメックス)」について
[ LIMEXとは ]
・ LIMEXは石灰石を主原料に紙やプラスチックの代替となる、エコノミーかつエコロジーな革命的な新素材。
・ 2013年、経済産業省のイノベーション拠点立地推進事業「先端技術実証・評価設備整備費等補助金」に採択。
・ 2014年、国内特許を取得。現在、米国や欧州など世界43カ国にて特許を取得・申請中。
・ 2015年、宮城県白石市に年産6,000トンのLIMEXを製造する第一工場を建設。
・ 2016年、米国シリコンバレーの「Plug and Play」で初の 『世の中に最も社会的影響を与える企業ソーシャルインパクトアワード』を受賞
・ 2017年、「第7回日米イノベーションアワード」において『イノベーション・ショーケース』を受賞
[ 紙の代替として ]
・ 通常、普通紙1トン生産する場合、樹木を約20本、水を約100トン使うが、LIMEXは原料に木や水を使用せず、石灰石0.6~0.8トンとポリオレフィン約0.2~0.4トンからLIMEXの紙代替製品1トンを生産可能。
・ 「耐水性」が高く、浴室や水回り、屋外や水中での利用が可能。経年劣化に強く、半永久的にリサイクル可能。
[ プラスチックの代替として ]
・ 従来のプラスチックの原料は石油由来樹脂100%であるが、LIMEXでは主原料が石灰石であり、石油由来樹脂の使用量を大きく削減可能。
・ 単価の安い石灰石を主原料とすることで価格競争力を有する。
・ LIMEXの印刷物等のリサイクル材から、LIMEX製のプラスチック成型品を作れ、環境負荷軽減に貢献できる。
[ 資源としての石灰石の埋蔵量 ]
・ 日本でも100%自給自足できる資源。世界各地の埋蔵量も豊富で、ほぼ無尽蔵。
[ LCA(ライフサイクルアセスメント) ]
・ 2016年4月から国立大学法人東京大学 生産技術研究所 沖研究室と共同研究を実施し、ライフサイクルアセスメント手法を用いて、LIMEXの紙代替製品および、LIMEXのプラスチック代替製品の原材料から製造までのウォーターフットプリント(水消費量)および、CO2排出量を算定。
・ LIMEX紙代替製品のウォーターフットプリント(「原材料調達」から「製造」工程)は、塗工印刷用紙の平均消費量と比較して、約 98%少ない水の消費。
・ LIMEX紙代替製品の温室効果ガス排出量(「原材料調達」から「製造」工程)は、塗工印刷用紙の平均値 CO2 と比較して、約 3%小さい排出量。
・ LIMEXプラスチック代替製品の温室効果ガス排出量(「原材料調達」から「製造」工程)は、ポリプロピレン製の従来プラスチックと比較して、約37%削減。
・ 今後、原材料選定や製造プロセスの見直しなど、温室効果ガス排出量をさらに低める活動を継続的に行っていく。


■ 株式会社TBM
代表取締役 :山﨑 敦義
本社 :東京都中央区銀座2-7-17-6F
設立 :2011年
資本金 :50億7,000万円(資本準備金含む)/ 2017年5月時点
事業内容 :LIMEX及びLIMEX製品の開発・製造・販売
URL :http://www.tb-m.com

*本ニュースリリースに記載された会社名および商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。


■ この件に関するお問い合わせ先
株式会社TBM コーポレート・コミュニケーション本部 笹木隆之
TEL: 03-3538-6777 FAX: 03-3538-6778 Email: infomail@tb-m.com

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