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ネットショップ動向調査~小規模/大規模ネットショップ~

PR TIMES / 2021年5月19日 13時15分

月商1000万円未満/1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に聞いた。月商1000万円以上のWeb担当者の約半数がカスタマージャーニーを重視していた!

ネットショップコンサルティングのECマーケティング株式会社(代表:中山 高志、所在地:東京)では、月商1000万円未満/1000万円以上のそれぞれのWeb担当者に対してアンケート調査を実施しました。今回は2回目の調査となります。



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アンケート結果の詳細についてはこちらから:
https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/1397
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前回は、月商1000万円未満/1000万円以上のネットショップWeb担当者に対して、使用しているASPカートやMAツール、実施しているWebプロモーション、モールへの出店状況などを調査しましたが、今回は、調査・分析方法、集客方法、ユーザビリティ改善状況、リピート促進施策状況などを聞いてみました。

今回の調査結果は、全4回の調査結果報告レポートの第1回目となります。

まずは、今回アンケートにお答えいただいた方のネットショップについて概要を紹介します。
[画像1: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-559970-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-719928-1.png ]

アンケート回答者:月商1000万円未満のネットショップのWeb担当者111人
月商1000万円以上のネットショップのWeb担当者111人
アンケート回答期間:2021/04/08-2021/04/09


■ネットショップの業種

設問:あなたが担当しているWebサイトの業界(複数ある場合は最も売り上げの大きなサイト)をお答えください。


[画像3: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-668552-2.png ]

[画像4: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-831018-3.png ]

月商1000万円未満、月商1000万円以上のネットショップともに、「総合小売」が圧倒的に多く、次いで「アパレル」となっています。

特徴的なのは、月商1000万円未満のネットショップでは、「教育・教材」(5.4%)で上位にいるのに対して、月商1000万円以上のネットショップではほとんどなかったことですが、全体的に「総合小売」「アパレル」が圧倒的に多く、次いで「ソフトウェア」「化粧品」「健康食品・サプリ」が多い割合を占めるといった傾向は、月商にかかわらず大きく変わりはない結果となりました。


■Webマーケティング関連の情報の入手先は?

設問:あなたはITやWebマーケティング関連の情報を普段どこから入手していますか?


[画像5: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-911295-4.png ]

[画像6: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-835892-5.png ]

月商1000万円未満のネットショップでは、「SNS」が54.1%で一番多く、次いで「いくつかのWebメディア」が52.3%、「YouTube」が44.1%となりました。

月商1000万円以上のネットショップでは、「いくつかのWebメディア」が72.7%で一番多く、次いで「SNS」「いくつかの専門アプリ」がそれぞれ60.9%となりました。

月商1000万円未満、月商1000万円以上のネットショップのWeb担当者はいずれもSNS、Webメディア、アプリ、YouTubeを活用して情報収集をしている人が多い結果となりましたが、月商1000万円以上のWeb担当者は、セミナー/ウェビナー、新聞・雑誌、展示会、交流会などで情報収集する人の割合も比較的多いようです。

月商が多いほど、競合するネットショップも多いと考えられ、そうした背景のなかで、月商1000万円以上のネットショップを運用するWeb担当者は広く情報を収集する傾向にあるのではないでしょうか。

次は、Googleアナリティクスの活用状況を聞いてみました。


■Googleアナリティクスの活用状況

設問:あなたが担当しているネットショップのGoogleアナリティクスにどの程度アクセスしていますか?近いものをお答えください。


[画像7: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-545727-6.png ]

[画像8: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-208658-7.png ]

Googleアナリティクスの活用状況を見ると、月商1000万円未満と月商1000万円以上のネットショップでは、かなりの違いがみられました。

「ほぼ毎日アクセスしている」が、月商1000万円未満のネットショップでは8.1%とかなり少ないですが、月商1000万円以上のネットショップでは36.4%と4割近いWeb担当者がGoogleアナリティクスを毎日活用しているという結果となりました。

週に1回以上アクセスしているWeb担当者となると、月商1000万円未満では30.6%、月商1000万円以上では61.9%となっています。

反対に「全く活用していない」は、月商1000万円未満では17.1%、月商1000万円以上では7.3%という結果になりました。

Googleアナリティクスは、無料ツールとして世界中で使用されていて、上手に分析を活用することで、売上アップにつながるツールです。やはり、月商1000万円以上のネットショップの多くは、Googleアナリティクスをうまく活用して売上につなげているといえるのではないでしょうか。

次は、Googleアナリティクス以外の分析を行っているかどうかを聞いてみました。


■Googleアナリティクス以外の分析は?

設問:あなたが担当しているネットショップでGoogleアナリティクス以外に分析を行っていますか?近いものをお答えください。


[画像9: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-460654-8.png ]

[画像10: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-640433-9.png ]

こちらでも、月商1000万円未満と月商1000万円以上のネットショップでは、大きな違いがみられました。

「ほぼ毎日アクセスしている」が、月商1000万円未満のネットショップでは8.1%、月商1000万円以上のネットショップでは35.5%と、月商1000万円以上のネットショップではGoogleアナリティクス以外のツールも駆使して分析を行っているという結果になりました。

こうした結果を考えると、月商が多いネットショップでは、効果測定を非常に重要視していることがわかります。逆に言うと、売上アップのためには効果測定が必要不可欠だといえるでしょう。

次は、ユーザー調査について聞いてみました。


■ユーザーへのアンケート調査の実施有無

設問:あなたはネットショップの売上改善のためにユーザーへのアンケート調査を実施したことがありますか?近いものをお答えください。
[画像11: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-174330-10.png ]

[画像12: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-993455-11.png ]

「実施したことがない」という回答では、月商1000万円未満のネットショップは28.8%、月商1000万円以上のネットショップは8.2%という結果となり、月に1度以上行っている割合は、月商1000万円未満のネットショップは22.5%、月商1000万円以上のネットショップは49.1%という結果になりました。

月商1000万円以上のネットショップで、ユーザー調査を毎日実施しているという回答は、購買時フォームでいくつかのアンケートを行っていると考えられます。

こちらでも、月商の多いネットショップではユーザー調査を重視しているという結果が出ましたが、月商が少ないネットショップでは、ユーザーの母数が少なくアンケート調査が難しいところもあるかもしれません。

次は、ペルソナ設定の有無を聞いてみました。


■ペルソナ設定の実施有無

設問:あなたの運営するネットネットショップのペルソナ像は設定していますか?
[画像13: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-890993-12.png ]

[画像14: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-112561-13.png ]

「過去にペルソナを設定して定期的に見直している」という回答では、月商1000万円未満のネットショップは9.9%、月商1000万円以上のネットショップは40.0%という結果となり、反対に「特にしていない」という回答では、月商1000万円未満のネットショップは23.4%、月商1000万円以上のネットショップは7.3%という結果になりました。

きちんとペルソナ設定をしているかどうかの割合に違いはありますが、「ユーザー層はぼんやりと把握している」という割合はほとんど同じ結果となり、ペルソナ設定を重視していない層は月商に関わらず一定数存在するようです。

最後に、カスタマージャーニーマップの作成有無について聞いてみました。


■カスタマージャーニーマップの作成有無

設問:あなたの運営するネットネットショップでカスタマージャーニーマップは作成していますか?


[画像15: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-509521-14.png ]

[画像16: https://prtimes.jp/i/29038/35/resize/d29038-35-645661-15.png ]

「過去に作成して定期的に見直している」という回答では、月商1000万円未満のネットショップは12.6%、月商1000万円以上のネットショップは45.5%という結果となり、反対に「特にしていない」という回答では、月商1000万円未満のネットショップは27.0%、月商1000万円以上のネットショップは7.3%という結果になりました。

こちらもペルソナ設定と同様に、きちんとカスタマージャーニマップを作成しているかどうかの割合に違いはありますが、「ぼんやりと把握している」という割合は月商1000万円以上のネットショップでも3割超と、カスタマージャーニマップを作成しない層は月商に関わらず一定数存在するようです。


■まとめ


今回は、月商1000万円未満のネットショップと月商1000万円以上のネットショップでの調査・分析についての調査結果を見てみました。

結果、月商1000万円未満のネットショップでマーケティングに関する調査・分析をきちんと実施している割合は、月商1000万円以上のネットショップに比べて圧倒的に少ないことがわかりました。

ネットショップを展開するにあたっては、Webマーケティングは非常に重要な役割を果たします。月商1000万円以上のネットショップで調査・分析を日常的に実施していることを考えると、調査・分析、効果測定は、やはり売上アップに欠かせないものだと言えるのではないでしょうか。

まだ調査・分析などを実施していないWeb担当者であれば、月商の有無にかかわらず、調査・分析、効果測定などを始めてみてはいかがでしょうか。


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アンケート結果についてはこちらから:
https://www.ecmarketing.co.jp/contents/archives/1397
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本リリースに関するお問い合わせ先
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ECマーケティング株式会社
〒105-0013 東京都港区浜松町2-1-13 芝エクセレントビル7F
TEL : 03-6435-9540 FAX : 03-6435-9440
Mail: info@ecmarketing.co.jp

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