CTIA、『Singapore Fintech Festival 2019』でCordaベースの生産管理システムを展示
PR TIMES / 2019年11月8日 19時45分
シンガポール通貨金融庁主催のフィンテックイベントでCordaをベースとしたトレーサビリティシステムを展示
ブロックチェーンによるソリューション・サービスを提供するCTIA(シー・ティー・アイ・エー)(本社:シンガポール、CEO:手塚 満)は、2019年11月11日から15日にシンガポールで開催されるシンガポール通貨金融庁主催のフィンテックイベント『Singapore Fintech Festival 2019』でのブース出展が決定しました。
本イベントで、CTIAはR3社のCordaをベースとした生産管理システム「Traceability as a Service」のデモンストレーションと解説を行います。
[画像: https://prtimes.jp/i/30923/36/resize/d30923-36-836452-0.jpg ]
CTIAでは、サプライチェーンにおいてトレーサビリティを実現するために、R3 Cordaによる分散台帳技術を活かした生産管理システム「Traceability as a Service」の提供に向けて開発を進めています。
Traceability as a Service(以下、TaaS)はすべてのモノと動作を把握すること、全ての履歴を管理することを目的にブロックチェーンを活用して管理することで、従来のCRM/ERPTでは実現が難しかった組織間においての計画と記録の突き合わせ業務を実現します。生産計画と作業記録の突き合わせにおいては、スマートコントラクトを活用したり、製品をトークンとして取り扱うことで、在庫管理などの様々な管理業務の省力化、また多品種少量生産の業務効率の大幅な改善が可能となります。また、企業間取引や国際貿易においてもこの技術を活用することによって管理コストや待機コストの大幅な軽減が可能です。従来のシステムでは、履歴を改竄される可能性があるという点がシステムへの安心感がない原因となっていました。TaaSは、これらの課題を解決するための生産管理システムとして機能します。
先日、CTIAはロンドンで開催された『CordaCon London 2019』に出展し、R3社が開発するCordaをベースに運用されるSGX実証機を展示しました。その際のデモンストレーションでは、キウイを作る生産側と入荷側の2社の設定で実施され、生産する会社では、キウイの収穫・箱詰めと出荷準備を行い、出荷するまでの工程を実施、そして入荷側の会社では入荷予定をバーコードで照合して入荷作業を実施しました。
今回の『Singapore Fintech Festival 2019』も同様に、デモンストレーション用アプリを使用して、生産の記録から出荷・入荷までのプロセスを実際に見ることができます。 本イベントのCTIAブースはシンガポールフィンテック協会(SFA)の展示ブースに内設する形で出展します。
Singapore Fintech Festival 2019
シンガポールフィンテックフェスティバルはシンガポール通貨金融庁(MAS)が主催する世界最大の金融テクノロジーイベントです。2016年から毎年開催され、今年が4年目となる本イベントは、各国から金融機関や技術開発企業、スタートアップ企業が参加し、フィンテックの包括性と情報交換、新しい開発事業のネットワークを構築するグローバルプラットフォームです。前回は16ヵ国、400社以上の出展企業が参加し130ヵ国から約45,000人を動員しました。今年は金融エコシステムを推進するために、「持続可能性」「金融の未来」「投資と国際市場の機会」「エクスポネンシャル技術」の4つのテーマを主題に開催されます。
Singapore Fintech Festival 2019
主催: シンガポール通貨金融庁
日時: 2019年11月11日~15日
会場:Singapore Expo Convention & Exhibition Centre
住所:1 Expo Drive,Singapore 486150
CTIA
CTIAは、分散台帳技術やブロックチェーンなどの最先端テクノロジーにより企業のさまざまな経営課題や社会問題を解決していくことを目指すシステム&コンサルティング会社です。
既存のシステムやこれまでテクノロジーを応用することができなかった領域に対してもアプローチして、トークンを使って様々な取引や情報の照合を可能にする「トークンエコノミー」の実現を目指します。世界の各拠点からその地域特性を最大限に生かしたソリューションを提供し、あらゆる分野でのトークン化をグローバルに展開していきます。
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