100%バイオマス由来の生分解性樹脂を使用したヒートシール剤が味の素株式会社「パルスイート(R) スリムアップシュガー(R)」<スティック20本入袋>の包材に採用
PR TIMES / 2022年5月6日 10時15分
東洋インキ株式会社(代表取締役社長 柳 正人、東京都中央区)が開発した、100%バイオマス由来の生分解性樹脂「ラクティプス」を使用したヒートシール剤「アクワシール(R)」が、味の素株式会社(本社:東京都中央区、社長:藤江太郎)の「パルスイート(R) スリムアップシュガー(R)」<スティック20本入袋>パッケージ外袋に採用されました。本製品のパッケージは2022年4月中旬の出荷分より順次リニューアルされております。
環境問題への関心が高まる中、石油由来プラスチックや温室効果ガス排出の削減施策の一つとして改めて「紙」が注目されており、包装材においても紙化の取り組みが広がっています。本包材は、東洋インキ、味の素株式会社、伊藤忠商事株式会社(本社:東京都港区、社長COO:石井敬太)、伊藤忠プラスチックス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:林英範)が共同開発した環境配慮型の紙製包装材です(特許出願中)。
[画像1: https://prtimes.jp/i/68461/36/resize/d68461-36-13985e3d61e0e41f04e8-0.png ]
この度、東洋インキが開発したヒートシール剤「アクワシール(R)」は、製袋時に包装材を接着するために用いられ
る本包材のキーマテリアルです。本開発品は、Lactips社(本社:フランス、CEO:Marie-Helene Gramatikoff)
が製造する100%バイオマス由来の生分解性樹脂「ラクティプス」を使用しています。
さらに、本包材には当社が独自に開発した生分解性を有するポリ乳酸樹脂(植物由来のデンプンや糖を原料としたバイオマスプラスチック)を主原料とした、印刷インキ・OPニス「EB017ネクストGP」シリーズが使用されています。バイオマス由来の生分解性素材を用いたヒートシール剤・印刷インキ・OPニスにより、包装材のプラスチック使用量削減、環境配慮型紙製包材の価値向上に寄与いたします。
サステナブルな世界を実現していくことが強く望まれている現在、廃プラスチック問題や海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化問題などが喫緊の課題となっています。
東洋インキは、みなさまの生活の豊かさと地球環境保全の両立を目指し、日々刻々と変化するニーズに柔軟に対応できる製品とソリューションを提供していくことに努めてまいります。
【ラクティプス樹脂について】
ラクティプス樹脂は、バイオ系スタートアップ企業のLactips社が生産する、様々な環境下で生分解する自然由来の樹脂です。原料の主成分であるカゼインは生乳から乳製品を製造・加工する際に発生する副産物であり、通常は廃棄されてしまうことが多い原料をアップサイクルして活用していることも特長です。従来のプラスチックと同様に様々な工程で加工が可能なことから、ラクティプス樹脂を活用することでプラスチック使用量の削減、廃棄物の削減等に貢献することが期待されています。
[画像2: https://prtimes.jp/i/68461/36/resize/d68461-36-0d6b61d2e101b39b7c44-2.png ]
社名:Lactips
本店所在地:ZI Les Fraries 350 rue de l'industrie, 42740 Saint-Paul-en-Jarez
設立:2014年
代表者:Co-founder & CEO of Lactips, Marie-Helene Gramatikoff
URL:https://www.lactips.com/
【製品概要】
[画像3: https://prtimes.jp/i/68461/36/resize/d68461-36-70a471f8b9dfc5019412-3.png ]
製品名 :「パルスイート(R) スリムアップシュガー(R)」<スティック20本
入袋>
容量 :32g
発売日/発売地域:2022年4月中旬以降、外袋を生分解性樹脂を使用した紙製包
材へ順次切替【全国】
販売者 :味の素株式会社
TOYO INK、TOYO INKロゴ、およびアクワシールは、東洋インキSCホールディングス株式会社の登録商標です。
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