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「UX品質向上の取り組み状況に関する調査」レポートを発表

PR TIMES / 2021年2月1日 11時45分

<UX開発の実態調査(UX開発はソフトウェア開発の切り札か)> 企業各社のDX遂行に有用なデータとしての活用を目指す

ソフトウェアの品質保証・テストを手掛ける株式会社SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹下 大、以下SHIFT)は、2020年11月にソフトウェア開発に携わる会社員を調査対象とした「UX向上の取り組み状況に関する調査」を実施いたしました。その結果を、調査レポートとして「UX開発の実態調査(UX開発はソフトウェア開発の切り札か)」に取りまとめましたので本リリースにてご報告いたします。

本リリースでは、調査の一部抜粋データを掲載いたします。
■ 調査レポートの全資料は、以下URLに必要情報をご記入のうえ、無料でダウンロードいただけます。
<調査レポート:「UX開発の実態調査(UX開発はソフトウェア開発の切り札か)」>
URL:https://topics.shiftinc.jp/ux/download/




■調査の背景
従来UXは、デザイン面での取り組みというイメージが強く、開発の上流工程でのみ検討される項目でした。しかし、ソフトウェア品質の国際規格である SQuaRE(※)(ISO/IEC 25000 シリーズ)で定義されている「利用時の品質」にある通り、開発プロセスのなかでUX品質を高める必要性が認識されつつあります。

本調査は、デジタルトランスフォーメーション(以下 DX)が急速に求められる昨今のソフトウェア開発現場において、ユーザーエクスペリエンス(以下UX)向上の取り組み状況を明らかにするものです。企業各社が今後DXを遂行するために有用なデータとしてご活用いただけることを目指し調査を実施いたしました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/18724/37/resize/d18724-37-849657-7.png ]



■調査結果概要(サマリーデータ)
<UX向上への取り組みは増加傾向である>
ソフトウェア開発においてUX向上への取り組みは年々増加傾向にあります。
これまで一般的にソフトウェア開発では「製品品質」にフォーカスがあたる傾向がありましたが、昨今ではUX向上への取り組みもソフトウェア開発における重要なファクターであるという認識が広がりつつあり、多くの企業がすでに実践を試みていることがわかる結果となりました。

<コロナ禍に関係なく引き続きUXに取り組む姿勢が多く見られた>
コロナ禍に関係なくUX向上に積極的に取り組む姿勢が多くみられたことから、そのニーズ、重要性の高まりが伺える結果となりました。


■主な調査結果
1.UX向上への取り組み状況
<UX向上に取り組んでいる・取り組む予定があると回答した企業は50%>
ソフトウェア開発においてUX向上に「取り組んでいる」と答えた企業は34%、また「予定がある」と答えた企業が16%と、実に全体の50%におよぶことがわかりました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/18724/37/resize/d18724-37-755081-5.png ]



2.UX向上への取り組み開始時期
<59%は、直近3年以内にUXに取り組んでいる>
UX向上の取り組み開始時期として、59%の企業が3年以内に取り組みを開始しており、近年、大きく増加してきていることが伺えました。


[画像3: https://prtimes.jp/i/18724/37/resize/d18724-37-476258-6.png ]


3.UX向上への取り組み結果
<48%が、UX品質を高めた結果が出ていると回答>
UX向上の取り組みに対して「結果が出ている」とした回答が48%ありました。一方で、「結果が出ていない」という回答はわずか2%でした。


[画像4: https://prtimes.jp/i/18724/37/resize/d18724-37-240994-3.png ]


4.コロナ禍でのUX向上への取り組み状況
<83% が、コロナ禍に関係なく引き続きUX向上に取り組んでいる>
UX向上の取り組みに対して、「コロナ禍に関係なく取り組んでいる」とした企業が64%ありました。また19%がコロナ禍の方が取り組んでいると回答しており、合計83%がコロナ禍でも変わらず、それ以上に取り組むとした結果となりました。


[画像5: https://prtimes.jp/i/18724/37/resize/d18724-37-106660-4.png ]



■調査結果の考察
UXは、ソフトウェアの品質基準のひとつです。たとえ仕様書通りに開発をしてバグを0に近づけたとしても、ユーザーに利用され続けなければ、その存在意義はありません。つまり、開発現場においても開発プロセスの全工程でUX品質を規定し、その品質を担保していかなくてはならないことは明白です。

本調査によって、開発現場でのUX向上への取り組みは年々増加傾向かつ結果も出てきており、開発現場へ浸透しつつあることが確認されました。そして、コロナ禍でも変わらずUX向上に取り組む企業が多く見られました 。その反面、新しい取り組みであるため、まだ結果につながらない現場も多く、方法を確立できていないことが課題として考えられます。UX向上は企業存続のために競争優位性と成り得る取り組みです。DXが盛況な昨今において、ますます顧客視点の品質であるUXが必須となっていくと考えます。

SHIFTでは、UX品質支援のサービスとして「UX DEVELOPMENT」を提供しています。本調査を踏まえてUXに取り組む企業に対して、現状のUX課題を解決するためのUXエキスパートレビューやユーザーテスト、開発時にUI/UXの一貫性を保つためのガイドライン作成やコンサルティングなど豊富な開発現場におけるUXの経験を活かして、引き続き開発現場でUX品質支援を行ってまいります。SHIFTは、今後より多くの企業がUXに取り組める環境をご支援することで、DXの成功や顧客との関係性構築を実現し、そのビジネスの成功を後押ししていくことを目指してまいります。

■UX品質支援サービス「UX DEVELOPMENT」
https://topics.shiftinc.jp/ux/


※ SQurRE :System and software product Quality Requirements and Evaluation

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