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新型コロナで動き始めた不動産賃貸のオンライン化で三密対策とサービス品質向上を実現

PR TIMES / 2020年6月9日 14時0分

~S-FIT、「新型コロナウイルスの影響下における不動産業界」に関する最新レポートを発表~

賃貸仲介店舗「お部屋探しCAFEヘヤギメ!」を運営する株式会社S-FIT(本社:東京都港区 代表:紫原友規)は、新型コロナウイルスの影響下における不動産賃貸業界に関する最新レポートを発表いたしました。



■新型コロナウイルスの影響下における不動産賃貸業界に関する最新レポート:
https://www.sfit.co.jp/news/?p=825

■不動産業界のアナログ依存■
新型コロナウイルスの影響を受けてアナログ体質であった不動産賃貸業界の問題が浮き彫りになりました。
現在、賃貸業界全体が早急にオンライン移行を試みていますが、まだまだ時間がかかる見通しです。
アナログ体質であった大きな要因の一つは、業界側のデジタルリテラシーにあります。
地場の不動産会社は高齢の方が多く、デジタルの利用に大きなハードルがあります。
一方で、デベロッパーや大手管理会社は積極的に導入する流れとなっています。
ただ、今後は地場の不動産会社で世代交代が行われ、デジタル化も進んでいくと考えられます。

■新型コロナウイルス禍で動き始めた不動産賃貸業界のオンライン化■
新型コロナウイルスの影響を受けてサービスのオンライン化が進められていますが、お部屋探しのプロセスにおいて、オンライン化に対する顧客の反応は概ね良好だといえ、障壁は少ないように思えます。
賃貸のお部屋探しには主に3step(ヒアリング、内見、契約)があり、それぞれにオンライン化による効果を得ることができます。すでに大手不動産会社ではオンライン化を推進しており、今までどうしても週末にヒアリング、内見、契約の人が集まり混雑していた状況を、それぞれを完全オンライン化しました。また、平日の夜中でも対応が可能となっています。その結果、店舗への来店を減少・分散でき、3密対策の実現にもつながっています。安全性の確保という意味でもオンライン化が重要な意味も持ってきています。
オンライン化においてポイントとなるのが不動産契約時のIT重説(重要事項説明)です。これまで、物件の重要事項説明は、顧客が店頭に足を運び、宅地建物取引士から説明を受けるという流れでした。この重要事項説明は不動産契約において、国土交通省により義務付けられていることです。2015年8月~2017年1月までの6ヵ月間で実施された「賃貸取引における重要事項説明書等の電子的方法による交付に係る社会実験」により、IT化が検討されます。この実験では、オンラインツールなどを利用する事で、対面していなくとも、遠隔で賃貸物件の重要事項説明を完了させるといったものです。実施件数25,607件のうちトラブル件数は0件という結果になり、国土交通省は2017年10月1日より、賃貸契約のIT重説の本格運用を始めました。現在、不動産売買でも実験を進行していますが、IT重説が導入されることのメリットは大きく、時間的コスト、金銭的コスト、精神的コストの軽減や、日程調整の幅の広がり、外出自粛要請が発令中の新型コロナウイルスの影響下でも、自宅で重説を受けられるなど、IT重説により、顧客は好きな場所で好きな時間に物件に関する重要事項の説明を受けられるようになります。
その他にIT重説以外のオンライン活用法を挙げると、店舗に顧客が足を運ぶのが一般的だった相談・ヒアリングも、オンライン上でのやり取りが可能になりました。また、内見の際には、仲介事業者と一緒に車に乗車し目的の部屋まで行くシステムだったものが、内見希望の部屋で事業者がオンラインシステムを活用して中の様子を顧客へ伝えるインタラクティブなやり取りも可能になりました。ここでも、完全な3密対策が期待できます。
[画像1: https://prtimes.jp/i/14758/38/resize/d14758-38-336084-1.jpg ]

■賃貸×オンラインのポテンシャル
上記の通り、お部屋探しにおける3stepがオンラインに移行することで、現在抱えている様々な悩みを解決できます。例えば、地方学生の上京時のお部屋探しにも大きな効果があります。現在、地方の学生が都市部の大学進学に伴い、上京時のお部屋探しに、時間的、金銭的、精神的コストが掛かり悩むケースがあります。その全てを軽減させるポテンシャルがあるのが不動産賃貸業のオンライン化なのです。
このように、今までの不動産賃貸業界の業務をオンライン活用することにより編み出されたサービスはコロナをきっかけに動き始めましたが、今後主流になっていくことでしょう。また、この不動産賃貸×オンラインは顧客のみならず事業者への業務負担の軽減になり、業務効率化に繋がります。その結果、顧客に対するサービス品質向上も可能となり、延いては業界全体の品質が上がっていくと考えます。

[画像2: https://prtimes.jp/i/14758/38/resize/d14758-38-235927-0.png ]



■お部屋探しCAFEヘヤギメ!とは■
お部屋探しCAFEヘヤギメ!はカフェのように入りやすい内装で、借主目線でのお部屋探しを提供しています。
現在首都圏を中心に11店舗展開し、豊富なドリンクメニューからお好きなお飲み物をお選び頂けます。
また、法人向け賃貸仲介も全国12拠点に展開。現在提携企業社数は1,200社を超え、従業員様の借り上げ社宅や、社宅規程に沿ったお部屋探しをお任せ頂いております。

■会社概要■
会社名:株式会社S-FIT(エスフィット) S-FIT Co.,Ltd. ( https://www.sfit.co.jp/ )
代表者:代表取締役社長 紫原 友規
所在地:〒106-6014 東京都港区六本木1-6-1泉ガーデンタワー14F
免許:国土交通大臣(3) 第7352号/ 一級建築士事務所 東京都知事登録 第55878号
設立 :2003年6月19日

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