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T-ICU、特定行為研修指定研修機関に指定

PR TIMES / 2021年8月31日 13時0分

遠隔ICUサポートサービスを展開する株式会社T-ICU(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長/医師:中西 智之、以下「当社」)は、看護師の特定行為研修を行う指定研修機関として、厚生労働省より正式に指定されたことを発表いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33988/38/resize/d33988-38-1bc78b50d6998bb378a3-0.png ]

当社は2016年に創業し、「Anywhere, we care.– すべての病院に集中治療医を」をスローガンに、遠隔ICUサポートサービスを手がけてきました。集中治療医・集中ケア認定看護師のチームを擁し、病院向けに専門性の高いサポートを提供する日本で唯一の事業会社です。

契約病院に対して診療・看護支援を行うだけでなく、スタッフトレーニングなど教育的な支援も実施しております。特定行為研修指定研修機関に認定されたことにより、今まで以上に集中的かつ専門的な教育支援を実施することが出来るため、院内の核となる看護師を育成することが可能となります。今後とも当社は、医療スタッフの方々の知識・技術の向上に貢献してまいります。
[画像2: https://prtimes.jp/i/33988/38/resize/d33988-38-de7c07bec14113b0c4a0-4.png ]



【特定看護師について】

特定行為に係る看護師の研修制度は2015年に開始され、これまで医師の直接指示を必要としていた診療の補助行為が、研修修了後には看護師が手順書により患者に対して病状に応じた速やかな対応ができるようになりました。特定看護師には、2025年の少子高齢多死社会に向けた地域医療構想の実現のためのチーム医療の核となることが期待されています。また、2024年の働き方改革関連法案における医師の時間外労働上限の設定により、今後更に深刻化する医師不足・医師偏在の状況おいて持続可能な医療提供体制を実現するためにも、「タスク・シフティング(業務の移管)/タスク・シェアリング(業務の共同化)」における重要な役割を担うことも期待されています。
一方で、特定看護師数は、制度が開始されて5年以上が経過していますが、厚生労働省が当初目標としていた2025年度10万人に比し、わずか3,307名(2021年4月現在)となっています。当社は、多くの集中治療専門医、集中ケア認定看護師、救急看護認定看護師が在籍する企業としての特性を活かして、特定行為に係る看護師の研修制度を推進いたします。

なお、以下のリンクは厚生労働省による本プレスリリースに関するトピックスです。あわせてご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000194491_00012.html

【コメント】

T-ICU代表取締役社長 / 医師 中西 智之

[画像3: https://prtimes.jp/i/33988/38/resize/d33988-38-5e980f5cf17d3b96ec00-1.jpg ]



集中治療室(ICU)領域には、専門医・認定看護師の不足や偏在といった問題があり、それにより医療機関ごとに診療レベルの格差が見られ、医療従事者の過重労働、医療費の増大などに繋がるといった課題があります。遠隔ICUはそれらを解決出来る可能性があります。一方で、遠隔ICUは遠隔だけで完結する者ではなく、現場の医療スタッフ無しでは成り立ちません。現場スタッフと遠隔スタッフが協力することが大切で、それにより遠隔ICUが最大限の効果を発揮し、上記課題が解決出来ます。

そして、現場の医療を支えているのは看護師です。看護師達が患者様に寄り添い、しっかりと観察することで、早期に変化に気づき、適切なタイミングでの対処につながり、患者様の早期回復が実現できます。T-ICUは遠隔ICUに約5年取り組んできたため、遠隔ICUだけでは課題を解決出来ないことも認識しています。その部分を補う活動の1つが現場スタッフへの教育であり、今回の特定行為研修への取り組みです。

救急・ICUを専門とする医療従事者のチームだからこそ、有効性と限界を知り、しっかりと対処してきます。

提供サービスについて

遠隔相談システム「リリーヴ」

全国的に専門家が不足する重症患者診療の現場を、集中治療医・集中ケア認定看護師で構成されたメディカルチームが24時間365日サポート。命に関わる重症患者診療を担う医療スタッフの不安に寄り添い、呼吸・循環管理、鎮静・鎮痛、感染症治療などの全身管理を最新の知見と豊富な経験で支援する遠隔相談システムです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/33988/38/resize/d33988-38-b0ae97ccc4b1587ee719-2.png ]

「リリーヴ」サービス紹介URL:https://www.t-icu.co.jp/service/relieve/

遠隔モニタリングシステム「クロスバイ」

ベッドサイドに配置した高性能カメラにより、これまでにない患者観察が可能に。患者の表情や顔色、呼吸様式の観察までもが可能となり、人工呼吸器を含む各種医療機器と接続することで、多面的な患者情報を院内の離れた場所へ届けることが可能な遠隔モニタリングシステムです。COVID-19患者受け入れ病院での医療の提供と医療従事者への感染防止策としても、導入頂いております
[画像5: https://prtimes.jp/i/33988/38/resize/d33988-38-123f74c0b2d4d402603c-3.png ]

「クロスバイ」サービス紹介URL:https://www.t-icu.co.jp/service/closeby/

株式会社T-ICU

事業内容:集中治療支援・医療情報提供サービス・医療コンサルティング等
代表取締役社長/医師:中西 智之
所在地:〒651-0085 兵庫県神戸市中央区八幡通3丁目2-5 IN東洋ビル605
URL: https://www.t-icu.co.jp/

代表経歴:
2001年 京都府立医科大学 医学部 卒業
2003年 熊本赤十字病院 心臓血管外科
2007年 大和市立病院 麻酔科
2009年 武蔵野赤十字病院 救急救命センター
2013年 守口生野記念病院 救急科
2019年 聖マリアンナ医科大学 非常勤講師(救急医学)
2019年 東京女子医科大学 非常勤講師
2021年 東京医科歯科大学 非常勤講師
2021年 Marine city medical college&Hospital 国際客員准教授
集中治療医学会専門医・救急医学会専門医・麻酔科学会専門医 等

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