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八木灘の自然と歴史を体感する『スモール瀬戸内海・八木灘の”離島”を中心としたエコツアー(冬)』

PR TIMES / 2021年2月9日 13時45分

モニターツアーを2021年2月5日(金)~6日(土)に開催しました

一般社団法人瀬戸内海エコツーリズム協議会(広島県広島市南区出島1-11-14)は、地域の既存の自然・文化・産業・歴史・地産といった観光資源をエコツーリズムの視点から掘り起こし、さらに、漁業・農業の活性化を促進する「八木灘海域でしか体験することのできないエコツアー」を旅行客・来訪者に提供していくことを目的としてモニターツアーを開催いたしました。



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今回の事業は、広大な瀬戸内海のスモールスケール版として”八木灘”と呼ばれる海域、そして、“離島”である大崎上島をモデルフィールドとしています。四季折々多くのコンテンツを有する八木灘海域を周遊しながら、かつて栄華を誇った歴史や文化を学びつつ、離島の課題などの認識を新たにして頂きました。また、自然の恵みを感じることを目的に、冬に体験できる牡蠣剥き体験やレモン狩り、刺網体験などのアクティビティを行い、地産の食材を使った“まかない料理”を堪能して頂きました。

[画像2: https://prtimes.jp/i/68223/38/resize/d68223-38-916326-2.jpg ]

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[画像4: https://prtimes.jp/i/68223/38/resize/d68223-38-360430-5.jpg ]

八木灘海域を囲む大崎上島町・竹原市・東広島市(安芸津町)・呉市(安浦町)など近隣在住の12名の方々にモデルツアーにご参加頂き、地元に住みながらも知らなかった新たな魅力に気づいて頂けるような体験を行って頂きました。当日は、天候にも恵まれ、海側の海面と同じ視点から見た沿岸域や島々の風光を提供することができました。

参加した方の感想:「それぞれの地区ごとに、リレー形式で専門のガイドが連携し案内してくれたことで、大変勉強になった」「繁栄~戦争~衰退~再生など、激動の時代を残すものがたくさんあることに気付いた」「瀬戸内海沿岸の発展が、海の文化歴史であることを改めて認識した」「冬でも色々な体験ができて楽しかった」「天気が良く暖かかったので、船のデッキに上がって瀬戸内海を満喫することができた」

主催者の(一社)瀬戸内海エコツーリズム協議会事務局は、以下の通りコメントしております。
「今回は、モデルツアーと言うことで、多くのアクティビティを体験して頂いたため、少しハードなスケジュールとなってしまいました。本来であれば、ゆったりした行程の中で、参加者それぞれの個性・指向に合わせた自由な時間を織り込むことがエコツアーの楽しみ方の一つだと思っています。また、今回は厳しい冬のエコツアーでしたが、天候に恵まれ、参加者の方に満足いただけて良かったと思います。それぞれの地域が抱える共通の課題を“八木灘海域”というキーワードで広域的に連携を図ることが地域の活性化や“島の無人島化”を防ぎ、自然を守ることができる一つの方法として、今後も四季折々のストーリー性を持ったエコツアーを開催し、発信していきたいと考えています。」

なお、本事業は観光庁「あたらしいツーリズム」の一環で実施しています。

■「あたらしいツーリズム」とは
新型コロナウイルス感染症の影響により、従来の生活様式からの変化が急速に進んでいます。
これからは、国内外の観光客が安心して観光を楽しむことができるよう、新たな安全・安心な旅のスタイルを普及・定着させることが重要です。
観光庁では、地方公共団体や観光地域づくり法人(DMO)など地域の関係者が一丸となって、自然、歴史・文化、食などの観光資源を、感染拡大予防ガイドラインの遵守や新しい生活様式の実践を徹底しながら、より安心で、誘客力の高いものに磨き上げる取組に対して、支援を実施しています。
これらの支援を通じて、「旅行需要の回復」や「地域経済の活性化」などを進めて参ります。
公式HP:https://newnormaltourism.jp/

<背景>
当協議会は2010年の創立以来、「瀬戸内海の生態系景観を見つめ、自然と文化を探り、多様な自然を守る」ことを理念としたエコツーリズムの推進を通して、自然環境の保全、地域コミュニティの振興、新たな観光ビジネスの振興を目的としてまいりました。今回の事業は、広大な瀬戸内海のスモールスケール版として”八木灘”と呼ばれる海域、そして、”離島”である大崎上島をモデルフィールドとしています。“八木灘”は、広島県のとびしま海道及び大崎上島、本土側の呉市川尻町から竹原市の海岸線に囲まれた瀬戸内海西部の海域であり、豊かな漁場環境を有し、自然景観や文化歴史が育まれてきました。しかし、高度成長期以降、現在に至るまで、漁業や農業の衰退や特に”離島”人口の減少・高齢化・過疎化が進んでおり、さらに、withコロナ期においては、都市部からの旅行者も激減し、経済活動にも支障をきたし始めています。今回の事業では、地域の既存の自然・文化・産業・歴史・地産といった観光資源をエコツーリズムの視点から掘り起こし、八木灘沿岸域を“離島”にフォーカスしたコンセプトで繋ぎ、漁業・農業の活性化を促進した地元でしか体験できないエコツアーを旅行客・来訪者に提供することを目的として、スモール瀬戸内海・八木灘の”離島”を中心としたエコツーリズムによる地域活性化プランを構築してまいります。

<『スモール瀬戸内海・八木灘の”離島”を中心としたエコツアー(冬)』概要>
イベント名: 『スモール瀬戸内海・八木灘の”離島”を中心としたエコツアー(冬)』
実施日時:  2021年2月5日(金)~2021年2月6日(土)
参加者:   広島県豊田郡大崎上島町、広島県竹原市、広島県東広島市、広島県呉市在住者及び、環境・観光関連関係者の12名 

内容
テーマ1:収穫物を使った料理体験
【主なコンテンツ】
漁業体験(刺し網やカキ打ち 等)・農業体験(じゃがいも堀や果樹園 等)と漁業者・農業者の“まかない料理”を味わう体験
【特徴】
”八木灘”は、広大な藻場・干潟・浅場等の自然資源が存在し、魚介類が多く生息した豊かな漁場であり、その沿岸は、瀬戸内海気候を活かした農産物で有名。それらを活かした体験型コンテンツ

テーマ2:“離島ファン”獲得作戦
【主なコンテンツ】
1.利用者が減少している”漁港の多機能化”を図り、他の海域と比べ比較的多く獲れる魚価の高い魚種(メバル・オコゼ・キジハタ・タイなど)に着目した刺し網漁や朝市
2.近隣地域から、”離島”への観光客の動線(交通アクセス)及び拠点を構築
3.大崎上島と大崎下島との連携・・・「とびしま海道」からの延伸を活用したエコツアー
【特徴】
”離島”である大崎上島は、「本土から近くても、船でしか行けない島」で有名。おいしい食事や温泉は日本の各所で満喫することができるが、同地域には、海の幸や絶景温泉があるだけでなく、瀬戸内の島独特のゆったりした雰囲気、ローカルな魅力が備わっていることも、他の観光地とは異なる側面

テーマ3:八木灘海域における自然や文化・歴史・沿岸地域の生活を知るエコツアー
【主なコンテンツ】
1.竹原市の歴史文化資産(古民家・塩田文化)とのコラボレーションを図る
2.東広島市安芸津町の街並みを拠点とし、朝鮮通信使・北前船など歴史と文化をたどる“海の路歴史探訪
ツアー”や“スナメリウォッチングツアー”
3.八木灘沿岸域の地産と酒を楽しむ「八木灘“酒蔵巡り”ツアー」
【特徴】
瀬戸内海のスモールスケール版である”八木灘”は、かつてレンガ作りに利用され、現在もじゃがいもの栽培などで有名な赤土、守るべき白砂青松の砂浜(特徴的な石灰岩と植樹松の景観)、瀬戸内海固有の潮流、気候風土により作られた奇岩、人と鳥との協力によって実施されるアビ漁、瀬戸内海の環境シンボルであるスナメリ、危険な瀬戸内海沖ではなく陸近くを航行しすぐに寄港できるよう考えられた海上交通「安芸の地乗り」、古代から行われてきた製塩、朝鮮通信使との交流、今も残る「みかん御殿」に見られる柑橘類栽培、かつて栄えた海上交通により作られた古い御手洗・安芸津・竹原などの町並み、瀬戸内海でなければ見られない穏やかで美しい夕陽など、独自の自然、文化、歴史、およびそれらが融合した様々な資産を有している

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