北海道初、市街地での自動運転バスの実証実験を実施
PR TIMES / 2017年9月29日 14時0分
~“未来の街づくりに向けた自動運転バス実証実験”の試乗体験の申し込みを9月30日から開始~
Japan Innovation Challenge 2017実行委員会(所在地:東京都目黒区、委員長:上村龍文、以下「JIC実行委員会」)は、2017年10月14日(土)~10月16日(月)に北海道上士幌町役場にて、北海道上士幌町(所在地:北海道河東郡上士幌町、町長:竹中貢)とSBドライブ株式会社(本社:東京都港区、社長:佐治友基、以下「SBドライブ」)の協力により自動運転バスの実証実験を行います。また、試乗体験の申込受付を2017年9月30日昼12時から開始します。
JIC実行委員会は、ロボット関連技術の開発・革新により日本が抱える「災害」「高齢者・障害者福祉」などの課題を解決し、人々が安心して暮らせる環境を作ることを目指しております。同委員会は、昨年度に発足され、同年10月に北海道上士幌町にて遭難救助コンテスト「Japan Innovation Challenge 2016」を実際の山を使った遭難救助コンテストとして全国で初めて行いました。コンテストには、全国から企業や大学など13団体ならびに45名が参加しました。
今年も昨年に引き続き、北海道上士幌町にて「Japan Innovation Challenge 2017」を開催します。また、今回は、コンテストの実施に加え、北海道上士幌町の「交通問題」を解決するため、自動運転バスを市街地で走らせ、未来の街づくりに向けた実証実験を行います。
今回の実証実験は、自動運転バスを市街地で運行するものとしては北海道で初めての試みとなります。実証実験では、一般の方が自動運転バスの試乗体験ができる催しも予定しており、3日間で延べ約360人の参加者を見込んでいます。試乗会の参加費は無料で、乗車には事前登録が必要です。
実証実験は、コンパクトな町づくりを進めるにあたり、主要施設の町中心部への集約化とともに、新しいコミュニティーバスの可能性を探るべく、北海道上士幌町の未来の街づくりを目的に行われます。また、街づくりにおける、「モビリティー」「利便性」「長期的視点」の3つを視座に入れ、SBドライブと連携しながら未来都市デザインの実証をしていくものです。
今回の実証実験の走行ルートは、北海道上士幌町に建設中の新たな交通ターミナルをスタート・ゴール地点として、町役場周辺の600mを走行します。
(走行ルート図案)
[画像: https://prtimes.jp/i/26811/39/resize/d26811-39-719047-0.jpg ]
会場となる北海道上士幌町は、ふるさと納税制度を積極的に活用し、子育て支援や少子高齢化対策などを通じて人材交流や移住促進に力を入れており、今後は自動運転やドローンなどのICTの活用を積極的に取り組んでいきます。
□■ 「自動運転バス実証実験」の概要 ■□
⬛ 場所:上士幌町役場周辺の町道、約600m
⬛ 期間:2017年10月14日(土)~10月16日(月)の3日間
10月14日(土)13:00~16:00
10月15日(日)10:00~16:00
10月16日(月)11:00~13:00
⬛ 共同実験団体・会社:北海道上士幌町、Japan Innovation Challenge 2017実行委員会
⬛ 協力会社:SBドライブ株式会社
⬛ 試乗参加費:無料
⬛ 参加申込期間:2017年9月30日(土)昼12時~10月6日(金)
⬛ 参加申込フォーム:公式ホームページ(https://www.innovation-challenge.jp)にて公開。
□■遭難救助ロボットコンテスト「Japan Innovation Challenge 2017」の概要 ■□
実証実験と併設して行われる『遭難救助ロボットコンテスト』では山の遭難救助における「発見」・「駆付」・「救助」の3つの課題が設定され、各ステージの課題ごとに賞金が用意されています。また、遭難や災害が発生した際、ロボット技術を活用した支援という具体的な実用例を提示することにより、日本のロボット産業における製品化に向けた研究や開発を加速すること、また同大会を通じた地域への人材還流の促進による地域活性化を目的に行われます。
■ 場所: 北海道上士幌町町有林 (上士幌町字上音更166・167番地 / 帯広空港から車で約80分)
■ 期間: 2017年10月16日(月)~10月20日(金)10:00~16:00
■ 協賛: 北海道上士幌町、株式会社JTB西日本、株式会社アルプス技研、株式会社トラストバンク
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