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The Maserati White Book

PR TIMES / 2020年9月11日 11時45分



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・フォルゴーレ:マセラティの電動化戦略
・フオリセリエ:マセラティのあらたなカスタマイズプログラムを発表
・グレカーレ:新たなSUVの名前を公開
・マセラティ・エンジン・ラボ
・マセラティ・イノベーション・ラボ

モデナ発- マセラティはMC20の発表から始まったブランドの新時代の指針として、今後のプロジェクトを発表しました。新時代のキイワードとして示したのは、革新性、情熱、独自性。

まずモデルラインアップにおいては、7月に発表したギブリ ハイブリッド、8月に発表したトロフェオ コレクション、そして100%メイド・イン・モデナのMC20。

すべての出発点となるのは、モデナのヴィアーレ・チロ・メノッティ通りにある歴史的な工場です。モデナ工場は、80年以上にわたってマセラティの本拠地であり続け、ブランドのDNAである「メイド・イン・イタリー」とその伝統を守りながら、未来への抑えきれない情熱と革新性が融合した場所です。

MC20は、未来への新たな道を切り拓く、新時代の第一歩となるモデルです。クラフツマンシップとエンジニアリング、エレガンスとパフォーマンス、レーシングスピリット、そしてクルマを駆る喜びという、アンビバレントな要素を絶妙にバランスさせることで、このスーパーカーの唯一のエレガントなデザインを実現してます。

モデナにあるマセラティ・イノベーション・ラボでは、デジタル・プロセスの導入により製品開発をより効率化させている一方、初期段階からドライバーを優先した統合的なアプローチを採用するという独自の手法を採用しています。このイノベーション・ラボから誕生した第1号となるMC20においては、車両ダイナミクスの90%以上は、ラボ内の「バーチャル・ビークルダイナミクス開発」と呼ばれる革新的なアプローチを用いて、バーチャルモデルを用いて開発しています。

マセラティ・イノベーション・ラボは、マセラティの未来を語るのに最適な場所であり、ここではフォルゴーレ、新しい小型のSUV「グレカーレ」が生み出されていきます。

フォルゴーレは、マセラティの電動化のための新たな戦略であり、新たなエネルギーの炎に火を灯すものです。この新たなエネルギーとは、未来に向けてマセラティの姿を投影するエネルギーに他なりません。

新型マセラティ グラントゥーリズモとグランカブリオは、マセラティ初の100%電気自動車となるモデルで、モデナで設計され、トリノの生産拠点で生産されます。また、モデナのマセラティ工場では、MC20の電気バージョンも用意されています。

モデル全体におよぶ電動化の第一歩は、7月に発売されたギブリ ハイブリッドです。電動化においてマセラティが直面した課題は、ブランドの核となる哲学や価値観を犠牲にすることなく、電動化の世界に参入することでした。その結果として生まれたのは、可能な限り最高のハイブリッド。マセラティは、そのDNAに忠実に、主にパフォーマンスを向上させることに重点を置いたハイブリッド・ソリューションを選択するとともに、燃料の節約と排出ガスの削減も実現しています。

新たなマセラティのSUVは、レヴァンテに続き風の名を冠しています。それは地中海の猛烈な北東の風にちなんで「グレカーレ」と名付けられ、このデビューとともにマセラティのビジネスを更に拡大する役割を担います。

マセラティには、そのモデル名に伝統的に風にちなんだ車名を付けてきました。1963年、伝説のミストラルから始まり、ギブリ、ボーラ、メラク、カムシンが登場、そして2016年には、マセラティ史上初のSUVとなるレヴァンテが登場しています。

そして、ブランドの新時代において、新たなカスタマイズプログラム「フオリセリエ」が誕生します。このプログラムではすべてのマセラティを顧客の好みに合わせてカスタマイズすることが可能となり、モデナ本社に新設される新しい「カー・テーラリング」ショップでユニークな体験をする機会が提供されます。何千通りもの組み合わせの中から、3つの基本的なコレクションを出発点に、コルセ、ユニカ、フューチュラという3つのコレクションを用意しています。

このように未来に向けたプロジェクトが進行する一方で、新たなクラシケ・プログラムの提供を開始し、情熱とパフォーマンス、そして大胆さの中心であるモデナから生まれてきたさまざまな名車に宿るDNAが守られていきます。

これらのプログラムは、MC20に始まるイベント内で発表されました

ギランディーナ塔の下にあるピアッツァ・グランデではMC20が、さらにピアッツァ・ローマではレヴァンテ、ギブリ、クアトロポルテのトロフェオコレクションが展示されます。

2018年に発売されたSUVの中で最も過激でパワフルなバージョン「レヴァンテ トロフェオ」に続き、新たに580馬力のV8エンジンを搭載した「クアトロポルテ トロフェオ」と「ギブリ トロフェオ」が登場したことで完成したトロフェオコレクションは、パフォーマンス、スポーティさ、ラグジュアリーの最高峰を達成し、マセラティ史上最もパワフルなセダンとなっています。

また、イベント期間中、モデナの解剖劇場では、マセラティ製の新型エンジン「ネットゥーノ」の「解剖セッション」が行われ、技術的な宝石を細部に至るまで検証することができます。
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