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AI(人口知能)で画像処理ツールプリセッタの課題を解消!-共立精機株式会社-

PR TIMES / 2021年10月15日 15時0分

画像処理ツールプリセッタの無人稼働をサポートする“AI”システムを開発。AIが刃先の付着物を認識し、正確な測定を実現します。

株式会社スギノマシンのグループ企業で、工作機器総合メーカーの共立精機株式会社(栃木県宇都宮市、代表取締役社長:岡島英昭)は、AIを活用して画像処理ツールプリセッタの高精度カメラで映した刃先画像に含まれる微細な付着物を認識し、付着物を自動的にキャンセルすることで正確な工具寸法が測定できるシステムを開発。ツールプリセッタを中心とした工具計測システムの完全自動化を実現しました。



[画像1: https://prtimes.jp/i/70070/39/resize/d70070-39-29ac2e829822a6f350a4-0.jpg ]

  ▲ 全自動計測システム 画像処理ツールプリセッタ「HP-6040V-FA」にAI機能を搭載


[画像2: https://prtimes.jp/i/70070/39/resize/d70070-39-51cccdaddc623ca0d581-12.jpg ]

  ▲ AIによる付着物の検知・除去システム

◆開発の経緯
 刃先に付着した微細な異物(切屑や塵など)による測定誤差は、すべての画像処理ツールプリセッタが抱える大きな課題でした。特に全自動システムでは無人稼働を阻害する要因となります。
 そこで共立精機では他社に先駆けて、AIを活用してツールプリセッタのカメラで映した刃先画像に含まれる微細な付着物を認識する機能と刃先に付着物があってもAIが自動的にキャンセルし、正確な工具寸法を測定するシステムを開発しました。

◆従来の課題
 ・全自動化システムでは人が介在しないため付着物があっても付着物と認識できず、
工具の一部とみなして、そのまま誤測定してしまう。
  (現状、人が付着物を確認して、その都度取り除かざるを得ない)
 ・簡易的な清掃では刃先に微細な異物が残る可能がある。
 ・徹底的に洗浄しても工具搬送中に塵が付着するケースがある。

◆AI機能
 1.付着物の識別
  付着物を検知し、アラームを発することで誤測定を未然に防ぎます。


[画像3: https://prtimes.jp/i/70070/39/resize/d70070-39-6458e06639cce782ba72-13.jpg ]


 2.付着物のキャンセル
  検知した付着物を除去した画像で測定ができます。


[画像4: https://prtimes.jp/i/70070/39/resize/d70070-39-54120371e47e96ba7947-14.jpg ]


◆会社概要(株式会社スギノマシンのグループ会社)
■会社名:共立精機株式会社  ■代表者:代表取締役社長 岡島 英昭
■本社所在地:〒321-0145 栃木県宇都宮市茂原一丁目2番19号
■TEL:(028)654-1221    ■創業:1950年11月10日
■事業:工作用機械機器および関連部品の製造、販売
■URL:https://www.kyoritsu-seiki.co.jp

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