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FromプラネットVol.104<男性のスキンケアに関する意識調査>

PR TIMES / 2019年2月26日 11時40分

~女性は肯定的な“男性のスキンケア”、男性には大きな世代間ギャップあり~



[画像1: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-465841-pixta_38550861-5.jpg ]


 国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は、消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする『Fromプラネット』の第104号として、男性のスキンケアに関する意識調査の結果をご紹介します。
バックナンバー https://www.planet-van.co.jp/news/from_planet.html


20代・30代男性では4割超が“1日1回以上”スキンケアをしている

 最近、男性向けスキンケア用品のテレビCMが目立ちます。一昔前に比べ、男性もお肌のケアや身だしなみを意識しているようです。そこで今回は、「男性のスキンケア」事情を探るべく、アンケートを行いました。
 はじめに、スキンケア用品を使って顔や全身の肌のケア(スキンケア)をしているか、またその頻度を尋ねました。すると、頻度に関わらず、男性でスキンケアをしている割合は40.5%と、実に4割。1日1回(毎日)以上スキンケアをしている人に限っても、28.8%と3割近くに上っていました。スキンケアを意識している男性は想像以上に増えているようです。
 年代別に見ると、男性では、年代が高くなるほど「スキンケアはしない」が高く、若い人ほど低くなっています。男性の70代以上では“スキンケアしている”計は31.9%。これに対し、40代では4割超、30代で過半数となり、20代では6割近くまでアップ。世代によって、大きく意識が変わってきていることがわかります。“1日1回以上”、つまり“毎日以上”スキンケアをしている人の割合も、20代・30代では4割を超えていました。
 若い人ほどスキンケアへの意識が高くなっていた男性とは反対に、女性では、年代とともに“スキンケアしている”計が徐々に高まり、60代で96.5%と最高値。女性の場合、加齢によって肌トラブルを自覚しやすくなり、より念入りにスキンケアをするようになるのかもしれません。
[画像2: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-157068-1.gif ]




乾燥はお肌の大敵!…男性も女性もスキンケアで重視するのは“保湿”

 スキンケアをしている人に、ケアするうえで重視することはどんなことかを聞きました。すると、男性も女性もスキンケアで最も重視していたのは、「保湿、かさつきをおさえる」こと。男性にとっても女性にとっても、乾燥がお肌の大敵であることがわかります。以降、男性では「皮脂や汚れを落として清潔を保つ」「肌のコンディションを整える・保つ」「肌荒れをおさえる・防ぐ」と続き、清潔でよく整った肌を保つというベーシックなケアがまずは重視されていることがわかります。
 ほとんどの項目で女性のほうが数値が高くなっていますが、4位の「肌荒れをおさえる・防ぐ」は、唯一、男性のほうが高かった項目。6位の「皮脂やてかりをおさえる」も女性との差が小さく、「肌荒れ」「皮脂やてかり」は男性が特に気にしやすい肌トラブルだと考えられそうです。
 一方で、男女差が最も大きかった項目が「しわやほうれい線・たるみを目立たなくする・防ぐ」。男性では7位ですが、女性では「肌荒れをおさえる・防ぐ」を抑え、4位に入っています。女性は男性に比べ、年齢による肌トラブルへの対処をより重視していると考えられ、年代に伴いスキンケアをする割合が上昇していた前の調査の結果とも一致していると言えそうです。
[画像3: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-724375-3.gif ]




男性がスキンケアにかけている費用は?

 1か月あたりにスキンケアにかける費用を聞きました。全体の結果では、「500円~1,000円くらい」が最も多く、“1,000円以内”計が“1,000円以上”計をやや上回る結果となりました。比較的リーズナブルな費用に抑えている人が多いようです。
“1,000円以上”計の数値を性年代別に比べると、男性では、40代~70代以上では30%前後で推移していますが、30代では39.1%にアップし、20代では45.0%と4割を超えていました。女性では、年代に伴い徐々に高くなる傾向が見られることと対照的です。一般的に、年齢が高いほど経済的な余裕ができ、スキンケアにもよりお金をかけられるはず。それにも関わらず、若年層ほど費用をかけているということは、やはり男性では、若い人ほどスキンケアに対する意識や関心が高いことの表れだと言ってよさそうです。
[画像4: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-745343-2.gif ]




20代では7割が「洗顔料」を、2割が「美容液」を使っている!

 さらに、どんなスキンケア用品を使っているかを聞いてみました。性年代別に見ると、若年層と高齢層とではよく使うスキンケア用品にギャップがあることが浮き彫りになりました。年代差が特に目立っていたのが「洗顔料」と「化粧水・ローション(フェイスケア)」「薬用クリーム(肌荒れ・乾燥肌・かゆみ用など)」。若年層と高齢層とでは正反対の傾向が現れています。20代男性にとって、洗顔料で顔を洗い、洗顔後に化粧水やローションで保湿をすることはあたりまえになっているようです。一方高齢層では、肌荒れやかゆみなどの症状に対処する範囲のスキンケアにとどまっているのかもしれません。「リップクリーム」や「洗顔シート・リフレッシュシート」は30代で最も高くなっていますが、職場などにも携帯しやすいことが関係しているとも想像されます。これからは仕事先でも肌の調子に気をつかうのが、できるビジネスマンのマナーになりそうです。
 中でも、「美容液」の数値には注目。40代以上では1ケタですが、30代では14.1%、20代では18.0%と2割近くに達しています。上の世代の男性にとっては驚くべき数値かもしれませんね。
[画像5: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-609898-4.gif ]




あなたは“肯定派” 、“否定派”?…“男性のスキンケア”はこう見られている

 若い世代を中心に、男性のスキンケアが一般的になっている傾向が見えてきました。こうした風潮はどのように受け止められているのか、“男性のスキンケア”をどう思うかを尋ねました。すると「してほしい」「したほうがいい」を合わせた“肯定的”な人が39.3%。「しないほうがいい」「してほしくない」を合わせた“否定的”な人は13.6%。“肯定的”にとらえている人のほうが2倍以上も多い結果となりました。また、男性に比べ女性のほうが“男性のスキンケア”を好意的に見ていることがわかりました。
 性年代別では、男性では年代が高いほど“肯定的”が低下し、“否定的”が高くなる傾向が明らかです。男性の高齢層には同性のスキンケアに対する抵抗感が根強いことがうかがえます。
 最後に、男性のスキンケアに関する経験やエピソードを教えてもらいました。否定的な回答もあったものの、スキンケアに対する男性の関心度がうかがえるものが多数。今後男性の意識がどう変わっていくのか興味深いですね。
[画像6: https://prtimes.jp/i/30978/40/resize/d30978-40-566505-0.gif ]



《 行きすぎ? それともマナー? 男性のスキンケアに関するエピソード 》


【男性から…】
● 洗顔シートなどで毎日ケアを行っていると、ニキビが出なくなり、肌のツヤやハリが出てきました。洗顔ケアを怠ると一日の気分が悪くなるので、リフレッシュ効果もあると思います。(20代)
● 男性用のスキンケアだけでなく、メイクアップまではやってきているが、しなければマナー的にどうか…という風潮にはなってほしくない。化粧するのが当然という流れはいろんな意味でマイナスだと思う。(30代)
● エステに月1回だけ男子の日があるので、行っています。(50代)
● シニア向けのスキンケア用品を使って肌が若くなった。(60代)
● 毎週一回、理容室で顔パック。ほっぺがいつもつるつるで友人からうらやましがられています。(70代以上)

【女性から…】
● すごく若々しい上司が男性エステに行っていることを知って納得でした。(20代)
● 私がお風呂場で使用していたピーリングジェルが少なくなっていたため、主人に聞いたら主人が使っていた。スキンケアに興味が出てきた様子。(30代)
● 肌ケアをしている男性は、仕事もきちんとしていそうで好感が持てる。(40代)
● 30代の息子が清潔感を重視して、美容クリニックで脱毛と美肌を始めた。男女に関係なくスキンケアはマナーとして必須の時代だと思う。(50代)


調査機関:インターワイヤード株式会社が運営するネットリサーチ『DIMSDRIVE』実施のアンケート「男性のスキンケア」。
期間:2019年1月11日~2019年1月25日、DIMSDRIVEモニター3,931人が回答しています。

株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
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Tel : 03-6432-0482 / E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp

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