G20軽井沢で、次世代バイオディーゼル燃料であるユーグレナバイオ燃料を入れた乗用車にあきもと環境副大臣兼内閣府副大臣と関経済産業副大臣が乗車しました
PR TIMES / 2019年6月18日 9時40分
~パリ協定CO2削減量目標に合わせて、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を26%混合~
株式会社ユーグレナ(本社:東京都港区、社長:出雲充)は、6月15日(土)~16日(日)に長野県軽井沢町で開催された「G20 持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合」(以下、G20軽井沢)にて、あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣と関芳弘経済産業副大臣の移動車に、次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』※1を使用したことをお知らせします。
なお、今回使用した『ユーグレナバイオディーゼル燃料』はミドリムシを原料の一部に使用しています。
詳細は以下のとおりです。
■G20軽井沢での『ユーグレナバイオディーゼル燃料』の使用について
6月15日、G20軽井沢に参加したあきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣と関芳弘経済産業副大臣の移動車に、ミドリムシを原料の一部に使用した次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を入れたマツダの乗用車(CX-8)を使用しました。
また、6月14日~16日の間、G20軽井沢参加国の国内外メディアなどが展示会場と関連イベント会場内を移動するために運行したいすゞ自動車のバス(エルガミオ)でも『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用したほか、日本をバイオ燃料先進国にすることを目指す『GREEN OIL JAPAN』宣言に関する出展を行いました。
乗用車およびバスのいずれにおいても、日本が2030年までに温室効果ガスの排出水準を2013年から26%削減することを目標としていること(パリ協定)に合わせて、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を26%混合しました。日本の法律上、従来型バイオディーゼル燃料※2の混合率の上限は5%ですが、次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、性質が市販軽油と同等で、既存のディーゼルエンジンに負荷をかけることなく100%使用できることがいすゞ自動車による試験で確認されています。
※1: 次世代バイオディーゼル燃料である『ユーグレナバイオディーゼル燃料』:既存のディーゼルエンジンに負荷をかけることなく100%使用できる、当社が製造した次世代バイオディーゼル燃料。いすゞ自動車株式会社による全負荷性能試験やWHTC排出ガス試験を実施済みです。
※2: 従来型バイオディーゼル燃料:酸素を含むため酸化劣化しやすい特性があり、日本の法律上石油由来のディーゼル燃料に混ぜることができる従来型バイオディーゼル燃料の混合率の上限は5%と定められています。
[画像1: https://prtimes.jp/i/36462/44/resize/d36462-44-581606-4.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/36462/44/resize/d36462-44-902253-1.jpg ]
今回の取り組みに関する、あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣、関芳弘経済産業副大臣、および当社社長出雲のコメントは以下のとおりです。
<あきもと司環境副大臣兼内閣府副大臣コメント>
『これから日本も大きな目標(パリ協定の下での脱炭素社会の実現)に向けて、CO2排出の大幅な削減に取り組んでいく必要があるなか、軽井沢で行われているG20持続可能な成長のためのエネルギー転換と地球環境に関する関係閣僚会合にて、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』で走る乗用車に試乗することができたことは私たちにとっても励みになりました。環境問題を解決するには、実用化され、ビジネスベースで広く普及することが重要だと思うので、バイオ燃料事業の展開を期待しています。試乗の感想としては、車の馬力も変わらず、快適な乗り心地でした。』
<関芳弘経済産業副大臣コメント>
『パリ協定という世界全体の目標があるなかで、バイオ燃料で乗用車を走らせる、ジェット機を飛ばすという取り組みは目標達成に向けて非常に重要ですし、リードしていく点でもとても意味のある取り組みだと考えています。何かの目標をもって国家全体で進んでいかなければならない、そのようなときは、官民協同、産官学連携でみんなで力を合わせて挑戦しなければなりません。私たちも応援できればと考えています。』
<当社社長出雲コメント>
『パリ協定で合意された日本のCO2の排出量削減目標値は、2030年度に2013年度比で「26%」削減することですが、日本のバイオ燃料導入量は世界に比べて遅れを取っています。今回のG20軽井沢では、パリ協定のCO2削減目標の「26%」に合わせて、あきもと環境副大臣兼内閣府副大臣と関経済産業副大臣がご移動の際に使用されたマツダの乗用車、および国内外のメディアの皆様にご乗車いただいたいすゞ自動車のバスの燃料に、CO2を吸収して成⾧する「藻」の一種のミドリムシと、植物由来の廃食油から作った次世代バイオディーゼル燃料である当社のバイオ燃料『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を未来に先駆けて「26%」混合しました。『ユーグレナバイオディーゼル燃料』は、従来型バイオディーゼル燃料と異なり、100%バイオディーゼル燃料で使用することができる次世代型の地球に優しいバイオ燃料です。私は、『ユーグレナバイオディーゼル燃料』が、2030年の日本のCO2削減目標の達成に寄与するものと確信しています。』
なお、2019年6月1日(土)に福岡で開催されたG20関連会合では、会合に参加した、片山さつきまち・ひと・しごと創生担当大臣の会場から博多駅までの移動車に『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を使用し(『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を26%混合)、乗用車に入れての公道走行は世界初となりました。
今後も当社では、「人と地球を健康にする」という経営理念のもと、持続可能なエネルギーをはじめとする未来づくりに貢献してまいります。
■G20軽井沢における『GREEN OIL JAPAN』宣言に関する出展概要
https://www.g20karuizawa.go.jp/exhibition/exhibitors/#innovation
■2019年G20 サミット関連会合でのユーグレナ社の取り組みについて(2019年6月3日リリース)
https://www.euglena.jp/news/20190603-2/
■『GREEN OIL JAPAN』宣言について
[画像3: https://prtimes.jp/i/36462/44/resize/d36462-44-887498-2.png ]
2018年10月31日、日本初となるバイオジェット・ディーゼル燃料製造実証プラントの竣工を機に、当社は、横浜市、千代田化工建設、伊藤忠エネクス、いすゞ自動車、全日空、ひろ自連をサポーターとして、「日本をバイオ燃料先進国にする」ことを目指す『GREEN OIL JAPAN(グリーンオイルジャパン)』を新たに宣言しました。『GREEN OIL JAPAN』宣言では、2020年までに実証プラントで製造したバイオ燃料を陸・海・空における移動体に導入すること、2030年までにバイオ燃料を製造・使用するサポーターを日本中に広げることで、バイオ燃料事業を産業として確立することを目標に掲げ、この目標実現を通じてSDGs「GOAL7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「GOAL13:気候変動に具体的な対策を」への貢献に取り組みます。
・『GREEN OIL JAPAN』宣言 HP:https://www.euglena.jp/greenoiljapan/
・『GREEN OIL JAPAN』に関するお問い合わせ:https://www.euglena.jp/contact/b09/
以上
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