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がん性疼痛治療剤「OVF」に関する業務提携について

PR TIMES / 2012年7月11日 13時36分

大鵬薬品工業株式会社(本社:東京都千代田区、社長:小林 将之、以下「大鵬薬品」)と帝國製薬株式会社(本社:香川県東かがわ市、社長:藤岡 実佐子、以下「帝國製薬」)は、7月11日、がん性疼痛治療剤「OVF」(フェンタニルクエン酸塩バッカル錠)に関して業務提携を行う事で合意しましたのでお知らせいたします。

「OVF」は2005年の大鵬薬品と米国のシーマ社(現セファロン社:Cephalon Inc.)とのライセンス契約に基づき、国内ではこれまで大鵬薬品が開発を行ってきました。帝國製薬は「経皮吸収技術の応用」および患者さんの「痛みからの解放」を製品開発の中核に位置づけ、麻薬製剤の開発・製造などの事業展開を行っています。今回の提携により、帝國製薬が製造販売承認申請を、販売は大鵬薬品が行う予定です。

「OVF」は、がんの持続痛がコントロールされている患者さんに一時的に起こる急激な痛み(突出痛)に対して、バッカル部位(上大臼歯の歯茎と頬との間)への投与により、即効性の鎮痛効果を示すがん性疼痛治療剤です。
海外では「Fentora(R)」「Effentora(R)」等の製品名で販売されています。

大鵬薬品と帝國製薬は、医療従事者への「OVF」の適切な情報提供を協力して行い、がん性疼痛に苦しむ患者さんのために貢献できるよう努めてまいります。


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