スポーツコンテンツの視聴完了率が最も高いのはコネクテッドTV
PR TIMES / 2020年1月31日 15時55分
ブライトコーブ、動画視聴のトレンドを明らかにするGlobal Video Indexレポート 2019年第3四半期の日本語版を公開
クラウド型動画配信プラットフォームの大手プロバイダーであるブライトコーブ株式会社(所在地:東京都港区、代表取締役社長兼本社シニアバイスプレジデント:川延 浩彰、以下 ブライトコーブ)は、日本を含むグローバルの視聴者が、どのように動画を視聴しているか、どのようなデバイスで視聴しているか、そしてどのようなタイプの動画コンテンツを視聴しているかといった、動画ビジネスに必要なインサイトを提供する動画視聴トレンドレポート『Global Video Index 2019年第3四半期(Q3 Brightcove Global Video Index)』の日本語版を公開したことを発表します。本レポートは、ブライトコーブ社のオンライン動画配信プラットフォームを利用している世界のメディア企業からの数億件の匿名データの分析を元にしています。
■動画ストリーミング配信がスポーツ観戦を変える
本レポートにおいて、スポーツコンテンツは、ストリーミング配信業界で着実に重要な役割を担いつつあり、自宅や外出先であらゆるデバイスにより視聴されていることが分かりました。スポーツコンテンツのストリーミング視聴回数は前年度比49%と世界的に急増しており、2019年第3四半期では半分以上(54%)がスマートフォンによる視聴でした。
ブライトコーブ本社の主席アナリストであり、Global Video Index 2019年第3四半期を担当したJim O'Neillは次のように述べています。
「スポーツコンテンツは、最も権利が高額な動画コンテンツであるものの、ストリーミングサービスで扱われなくなることはありません。ストリーミング事業者は、スポーツコンテンツがあらゆるデバイスで好意的に視聴されている中で注目を維持するために、視聴習慣やニーズに応じて進化を続けなければいけません。」
■視聴完了率にはデバイスが影響
本レポートにおいて、視聴者はあらゆるデバイスでスポーツコンテンツを視聴していることが分かり、スマートフォンによる視聴は全体の54%を占めていました。主な分析結果は以下の通りです。
・ スマートフォンによるスポーツ観戦は全体の54%を占めたものの、視聴完了率(動画が最後まで視聴された割合)は42%と他のどのデバイスよりも低いです。これは、モバイルデバイスが主にスポーツコンテンツの確認目的、例えばスコアチェックやハイライトの視聴などに利用されていることを示しています。
・ PCによるスポーツ観戦は全体の40%を占め、視聴完了率は全デバイス中2番目に高い60%です。
・ タブレットによるスポーツ観戦は全体のわずか6%で、視聴完了率は45%とスマートフォンよりわずかに高いです。
・ コネクテッドTVによるスポーツ観戦は全体の1%未満ですが、視聴完了率は全デバイス中最高の68%で、平均視聴時間も他デバイスの4倍です。視聴数も前年度と比べQ3では319%増化、Q2では82%増加しています。
●スポーツ観戦におけるデバイス別視聴数の変化(前年度比):
[画像1: https://prtimes.jp/i/13068/47/resize/d13068-47-137718-2.png ]
●デバイス別のスポーツコンテンツ視聴完了率:
[画像2: https://prtimes.jp/i/13068/47/resize/d13068-47-875030-1.png ]
視聴完了率にはスポーツコンテンツの長さも影響します。コネクテッドTVは、中編動画(6~20分)が75%と最も完了率が高く、短編動画(0~5分)の71%、長編動画(21~40分)の66%、超長編動画(41分以上)の36%が続きます。デバイスの画面が大きいほど完了率が高くなるものの、どのデバイスもコンテンツの長さにかかわらず完了率は30%を超えています。
Jim O'Neillは次のように述べています。
「前年同期比で視聴が増加したコンテンツはスポーツだけではありません。さまざまな動画の視聴時間が増え、動画の完成度も上がり、世界的にも地域的にも動画によるエンゲージメントは高まっています。コンテンツの所有者や配信者が、特に若い視聴者を引きつけたいと思っている場合には、OTT(Over-The-Top)サービスに注力する必要があるでしょう。」
Global Video Index 2019年第3四半期 日本語版の詳細は、以下よりダウンロードいただけます。
< https://www.brightcove.com/ja/video-index >
■ ブライトコーブのGlobal Video Index(グローバル・ビデオ・インデックス)について
ブライトコーブのGlobal Video Indexは、ブライトコーブ社のオンライン動画配信プラットフォームを利用している世界のメディア企業からの匿名データを集計しています。世界全体はもちろん、米州、欧州、中東/アフリカ、中南米、日本/韓国、オーストラリア/ニュージーランド、およびアジア太平洋の地域毎での動画視聴におけるトレンドを分析しています。
【ブライトコーブについて】
Brightcove Inc.(NASDAQ:BCOV)は、あらゆるデバイスのあらゆる画面における動画体験の管理、配信、収益化を実現するクラウドソリューションを、グローバルで提供する大手プロバイダーです。2004年の創業以来、オンライン動画における先駆者であり、受賞履歴を持つテクノロジーや比類のないサービス、広範なパートナーエコシステム、実証されたグローバルスケールにより、世界70 か国以上で数千を超えるお客様が、動画によってより良いビジネスの成果を達成することを支援してきました。詳しくは< https://www.brightcove.com >をご覧ください。
同様の内容は、 以下ブライトコーブ株式会社のプレスルームでも掲載しております。
< https://www.brightcove.com/ja/company/press/brightcove-publishes-q3-video-index-report-depth-analysis-sports-video-consumption-ott-channels >
※ 本プレスリリースには、将来的な目標、成長、製品やサービスの開発予定、または機能強化に関する将来予測が含まれています。これらの将来予測は、「考えている」、「期待している」、「可能性がある」、「~だろう」、「予定である」、「~はずだ」、「見込みだ」、あるいはこれらに類似した表現およびその否定形によって特定することができます。こうした将来予測はいかなることを保証するものではなく、本書に記載された予測とは大きく異なる結果を招くようなリスクや不確定要素の影響を受けることがあります。この種のリスクと不確定要素については、米国証券取引委員会に提出済みのForm 10-K年次報告書他、各種報告書に記載された「リスク要因」を参照してください。ブライトコーブは、状況が変化した場合でも、本プレスリリースに記載のいかなる将来予測も更新する義務を負いません。なお将来予測は本書作成時点で最新のものです。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
『動画配信市場調査レポート2024』発行について
PR TIMES / 2024年4月23日 14時45分
-
多様化する動画視聴環境の中での有料動画サービスの利用動向~ニールセン、動画コンテンツと動画広告に関する視聴動向レポートを発表~
PR TIMES / 2024年4月19日 13時40分
-
意識データと注視データからコネクテッドTVの視聴実態を明らかに
PR TIMES / 2024年4月11日 13時15分
-
【TVer】2024年3月の月間再生数 過去最高4.5億回を記録
Digital PR Platform / 2024年4月9日 12時0分
-
DoubleVerify、 NBCユニバーサルとのパートナーシップを拡大し 業界初の番組レベルの測定ソリューションの提供を開始
Digital PR Platform / 2024年3月28日 14時0分
ランキング
-
1東京円一時1ドル154円87銭、34年ぶり円安水準を更新…経団連会長「円安過ぎる」
読売新聞 / 2024年4月23日 20時39分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3パナ、電動自転車発火の恐れ バッテリー14万個リコール
共同通信 / 2024年4月23日 18時32分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください