高精度測位と生体情報を併せて活用したウエアラブルソリューションの提供に向けて協業を開始

PR TIMES / 2020年10月8日 16時15分

~建設現場をはじめとする作業員の危険予測や労働環境の可視化などでの活用を想定~

ミツフジとソフトバンクは、両社が持つ高精度即位と生体情報計測の技術を活用したウェアラブルソリューションの提供に向けて協業を開始しました。これにより、危険な環境下で働く作業員の位置や体の状態を正確に把握するなどの職場環境の安心、安全の提供を目指します。




2020年10月8日
ソフトバンク株式会社
ミツフジ株式会社

ソフトバンク株式会社(以下「ソフトバンク」)とミツフジ株式会社(以下「ミツフジ」)は、高精度測位と生体情報を併せて活用したウエアラブルソリューションの提供に向けて、2020年9月から協業を開始しました。両社は2021年度の商用化を目標に、ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill(イチミル)」と、ミツフジのウエアラブルデバイス「hamon(ハモン)」から取得した心拍や呼吸数などの生体情報および独自のアルゴリズムで解析したデータを組み合わせた、新しいウエアラブルソリューションの開発を検討します。位置情報や生体情報を取得できるウエアラブルデバイスおよび専用ウエアの他、取得した情報をクラウド上で解析し、緊急時の作業員および監督者への通知や、遠隔モニタリングができるサービスなどを提供し、包括的なウエアラブルソリューションを展開する予定です。

このソリューションは、「hamon」から取得した生体情報を基に、着用者のストレスや眠気などの体調変化や、深部体温の上昇変化から暑熱リスクを検知するなど、着用者の現状を可視化し、その先を予測・予防するだけでなく、着用者の位置を正確に把握することで、労働環境の可視化や危険エリアへの接近検知を行うことが可能です。主に建設や鉄道、運輸、エネルギー業界などでの活用を想定しています。

■協業の背景について
ソフトバンクは、全国3,300カ所以上に設置した独自基準点を活用してRTK測位※1を行うことで、誤差数センチメートルで測位が可能な高精度測位サービス「ichimill」を、2019年11月から提供しています。現在は、デバイス(移動局)に搭載したGNSS※2受信機で演算して位置情報を確定する「エッジRTK」と、クラウド上で演算して位置情報を確定する「クラウドRTK」の2種類を提供しており、ウエアラブルデバイスには省電力・小型化が期待できる「クラウドRTK」の活用を検討しています。

ミツフジは、独自の技術で研究開発した電気を通す銀めっき導電性繊維AGposs(エージーポス)を電極として編み込んだウエアラブルデバイスから、連続した精緻な生体情報を取得して、その情報を独自のアルゴリズムで解析し、さまざまなニーズに合わせてバイタルデータを活用することで、社会課題の解決を目指すソリューションとして「hamon」を提供しています。これまで、建設や鉄道、運輸、エネルギー業界など、現場作業員の健康管理や見守りを目的に「hamon」を導入している企業からは、作業員の異常検知時の状態確認や、作業の進捗管理のために、正確な位置情報を把握したいという要望が寄せられていました。

そこで両社は、現場作業員の位置や体の状態などを正確に把握することで、労働環境と体調を同時に可視化できる、高精度測位と生体情報を併せて活用したウエアラブルソリューションの提供に向けた協業を開始しました。2021年度の商用化を目指して、下記のソリューションの開発を検討していきます。

■高精度測位と生体情報を併せて活用したウエアラブルソリューションについて(開発予定)
・ウエアラブルデバイス
ミツフジの銀めっき導電性繊維を通して生体情報を取得でき、「ichimill」にも対応したウエアラブルデバイスおよび専用ウエアを開発します。作業員が身に着けることで、高精度な位置情報と、心電、心拍、呼吸数などの生体情報や加速度、温度・湿度の相対的な変化などの情報を取得し、クラウドへ送信します。

・クラウド上での情報解析
ウエアラブルデバイスから取得した生体情報は、ミツフジのアルゴリズムを基にクラウド上で解析し、ストレスや眠気、暑熱リスクなどの体調変化を可視化することで、熱中症の危険や居眠りなどを事前に予測して作業員や監督者に通知します。また、位置情報を基に、危険なエリアへの接近を検知して通知することも可能です。

・管理画面での遠隔モニタリング
管理画面から、クラウド上に収集した位置情報や生体情報などのモニタリングや管理が行えるため、データに基づく作業員の労働環境の可視化や作業の進捗管理、事故の予防や原因分析などにも活用できます。

なお、2020年9月から、建設現場や測量現場において、ソフトバンクの「ichimill」検証機とミツフジのウエアラブルデバイスを別々に装着し、高精度な位置情報と生体情報を取得する実証実験を行っています。作業員の位置や体調の管理に加え、高精度での作業の進捗管理や、危険エリアへの進入検知などの有用性を検証しています。

ウエアラブルソリューションの全体像
[画像: https://prtimes.jp/i/20122/47/resize/d20122-47-835276-0.png ]


ソフトバンクの高精度測位サービス「ichimill」については、こちら( https://www.softbank.jp/biz/iot/service/ichimill/)をご覧ください。

ミツフジのソリューションサービス「hamon」については、こちら( https://www.mitsufuji.co.jp/service/)をご覧ください。

※1 RTK(Real Time Kinematic)測位とは、固定局と移動局の2つの受信機を利用し、リアルタイムに2点間で情報をやりとりすることで、高精度での測位を可能にする手法のこと。
※2 GNSS(Global Navigation Satellite System)とは、QZSS(準天頂衛星システム)やGPS、GLONASS、Galileoなどの衛星測位システムの総称。

●SoftBankおよびソフトバンクの名称、ロゴは、日本国およびその他の国におけるソフトバンクグループ株式会社の登録商標または商標です。
●その他、このプレスリリースに記載されている会社名および製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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