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【受験研究社】「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」VR空間での一斉授業による実証実験を実施~近畿大学・岡本健研究室とテンアップ社と連携~

PR TIMES / 2021年1月8日 16時15分

取材での実証実験参加をご希望される方はお問合せください

● 2021年1月13日(水)に近畿大学総合社会学部 岡本健准教授の授業内でVR空間での一斉授業の実証実験を実施
 参加者の顔を見ながら、VR空間で大規模講義を行うことが可能です。
 
本プロジェクトの内容
● コロナ禍におけるVR空間を用いた授業コンテンツおよびイベントを企画・制作
● より面白い「オンライン授業」ができるプラットフォームの開発および教育方法論の確立を目指す
● アフターコロナの「観光・地域振興」に貢献するVRコンテンツの制作支援としても活用




教育出版社 株式会社増進堂・受験研究社(本社:大阪市西区、代表取締役:岡本明剛)は、近畿大学が推進する「"オール近大"新型コロナウイルス感染症対策支援プロジェクト」(「オール近大プロジェクト」と略記)の一環として、近畿大学総合社会学部(大阪府東大阪市)准教授の岡本健研究室、株式会社テンアップ(神奈川県横浜市)との産学連携でVR空間を用いた授業コンテンツおよびイベントの企画・制作に取り組んでいます。

「オール近大プロジェクト」では、岡本准教授の専門である「観光」「聖地巡礼」のコンテンツを活かしやすいようにオンライン授業およびツール設計のディレクションを増進堂・受験研究社NEXT LEARNING Labsが担当し、株式会社テンアップがVRシアター型の授業システムを開発いたしました。

[画像1: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-196768-0.png ]

(写真は昨年末に行われた予備実験の様子。受講生はアバターとして参加。オンライン会議システムのように、受講者は自らの表情を表示することを選ぶことができる。また、操作パネルをタップすることでリアクションを表示することができる。)

[画像2: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-346304-1.png ]

(受講者の顔が見えることによって、授業者は講義中、受講者の反応が確認しやすくなる。また、アバター授業者ジェスチャーを選ぶことができる。[手をあげる/ツッコミ/手を振る/ジャンプ/おじぎ など])

[画像3: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-870248-2.png ]

(VR空間の壁紙を360度画像にすることで、その場で授業を受けているようなVR校外学習が可能となる。各受講者がどこに視点を向けているかがアバターの姿勢で一目瞭然。授業者にとってはその反応を見ながら講義を進めることができる点がメリット。)


昨年末に行われた予備実験では、岡本研究室に所属するゼミ生を中心に学生が11名参加しました。

学習効果だけではなく、コロナ禍における遠隔授業受講の際のPC・ネット環境や課題感についてのアンケート調査も行いました。
項目としては、通常の対面学習やZoomなどを使った同期型のオンライン授業、動画をオンデマンド配信する非同期型授業との対比で、「理解度」「参画意識」「(扱われたコンテンツに対する)好感度向上」「学習意欲・好奇心向上」などを調査しました。
いずれの項目でも、VRによる一斉授業について、学生からは高評価でした。

[画像4: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-799957-4.png ]

[画像5: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-836681-5.png ]

(ふたつの画像は、授業への「参画意識」についての回答をグラフ化したもの。)

以下、いくつかの受講者によるコメントを掲載します。

「オンラインでありながら横のつながりを感じる不思議な空間でした。お互いの動きを見ながら表情も見れたので、近くにいるような感覚。」
「オンライン授業とは異なり、授業を受けているという感覚を久しぶりに味わうことができてとても嬉しかったです。360度カメラ写真を撮影しているため、普段の授業で見る写真では見られない角度からも見ることができて興味深かったです。」
「対面授業にはない、各自で自由な観察を行いながら授業を受けることができるのは非常におもしろかったです。オンライン授業ではなかなか感じられない参画感を得られました。VRScoolならではの授業形態を考えることができるのは楽しみです。」
「360度視点を回せるなど、これまでにはなかったスタイルが新鮮で楽しめた。」
「ただのVR映像ではなく、アバターを自由に動かせたり、意思表示できるのが近未来的だと感じた。」


今後は、大規模講義による負荷の検証やスムーズな授業運営/受講環境の整備と共に、講義内容やテーマによる効果の差異なども実証していく予定です。
なお、今回の取組みは近畿大学が最初のケースとなりますが、他の組織・学校での実証実験および利用も募集をしております。


■近畿大学 所在地:大阪府東大阪市
[画像6: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-437547-6.png ]


近畿大学は14学部48学科、法科大学院とすべての学問分野を究める大学院11研究科を持ち、18の研究所等、2つの短大、併設学校18校園、さらに大規模な総合病院を2カ所に設置する、わが国でも有数の私立総合大学です。
学生数は約3万人、卒業生は50万人を超え、近畿大学の卒業生はあらゆる分野で、社会の根幹を支える人材として活躍しています。
https://www.kindai.ac.jp


■株式会社テンアップ代表者:代表取締役 金谷 建史 所在地:神奈川県横浜
[画像7: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-417431-9.png ]



事業内容
VR空間の中にある学校「VRschool」を2019年より運営。VRschoolの中ではVRを使った授業を行っているだけでなく、360度見渡すことのできるVRオープンキャンパスも行っています。コロナで集まることのできない
学校イベント等をこの「VRschool」のシステムを使って実現。
また、VRschoolの中にある体育館やシアターでは多くのイベント等も企画しており、多くの企業様とコラボしたVR職業体験やVR同窓会等も行っています。
コロナでリアルな学校運営が難しくなっている中で、オンラインだからこそ提供できる新たなサービスを研究開発しています。
https://www.10up.co.jp


■株式会社 増進堂・受験研究社
[画像8: https://prtimes.jp/i/43401/47/resize/d43401-47-100007-10.jpg ]


1890年創業の教育系出版社。日本初のドリル型教材や、「知りたいことが何でもわかる」をコンセプトに厚物参考書という新ジャンルを確立し、2600万部60年のロングセラーとなっている『自由自在』シリーズなど、創業以来130年にわたり常に時代に先駆けた教材を開発。“学ぶすべての人に、最良の学びを届ける”をミッションとし、現在は出版にとどまらず、デジタル事業・海外事業・発達に特性のある子どもや外国人の子ども向けの多様な学び事業など、様々な角度から教育事業を推進。AI・VRなどの最新技術の実証研究や、新分野のコンテンツ開発などを行うNEXT LEARNING Labsも運営。

■会社概要
名 称:株式会社増進堂・受験研究社
所在地:大阪市西区新町3丁目3番6号
代表者:代表取締役 岡本明剛
http://www.zoshindo.co.jp/

■お問合せ先
株式会社増進堂・受験研究社
担当:総務部 広報・マーケティング課 山本
E-mail:info@zoshindo.co.jp

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