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福一漁業のメバチマグロ・キハダマグロ・ビンナガマグロはえ縄漁業がMSC漁業認証の審査入り

PR TIMES / 2022年5月19日 21時40分



静岡県焼津市を拠点とする福一漁業がMSC漁業認証の取得に向け審査に入りました。審査の対象は中西部太平洋で操業するメバチマグロ・キハダマグロ・ビンナガマグロはえ縄漁業です。福一漁業と提携する遠洋マグロはえ縄漁船10隻が対象漁船となっています。

福一漁業は2019年より漁業改善プロジェクト(FIP)に取り組んでおり、MSC漁業認証の取得を目指して混獲の記録や餌魚の情報の整備等の改善を実施してきました。

世界ではマグロ・カツオ類を対象とする漁業のMSC漁業認証取得が加速しており、MSC認証マグロ・カツオ類の総漁獲量は、2017年度には100万トン未満であったのに対し、2021年度にはほぼ200万トンという記録的な水準に達しました。2021年度のMSCラベル付きマグロ・カツオ類製品の販売量は過去最高の13万トンに達する見込みで、この背景には小売大手や水産大手企業が持続可能なマグロ・カツオ類に限定した調達を公約に掲げる動きがあります。

申請者のコメント
福一漁業株式会社代表取締役社長の近藤一成氏は、今回の審査入りに際して次のようにコメントしました。「弊社は日本の遠洋はえ縄船が漁獲するマグロ類を加工して国内外のお客様にお届けしています。安心安全な水産加工品を提供することはもちろんのこと、持続可能なマグロ類を提供することも私たちの責務と考え、提携するマグロ漁船のご協力のもと、MSC漁業認証の取得を目指すことにしました」

審査機関について
今回の審査は、第三者審査機関であるControl Union (UK) Ltd.社により行われ、対象魚種に関しての資源の持続可能性、漁業が生態系に与える影響、漁業の管理システムが評価されます。審査に参加を希望するステークホルダーの方は、同社のHenry Ernst 氏(hernst@controlunion.com)までお問合せください。

MSC(海洋管理協議会)について
将来の世代まで水産資源を残していくために、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に努める国際的な非営利団体です。本部をロンドンとし1997年に設立され、現在は約20カ国に事務所を置き世界中で活動しています。MSCジャパンは2007年に設立。MSC「海のエコラベル」の付いた水産品は世界約100カ国で51,000品目以上、日本では1,000品目以上が承認・登録されており、イオングループ、生協・コープ、セブン&アイグループ、西友、ライフ、マクドナルドなどで販売されています。
持続可能で適切に管理された漁業のためのMSC漁業認証規格は、世界で広く認知されており、最新かつ確実な科学的根拠に基づき策定されたものです。漁業がこの規格を満たすためには、(1)水産資源が持続可能なレベルにあり、(2)漁業による環境への負荷が抑えられており、(3)長期的な持続可能性を確実なものにする管理システムが機能していることを、独立した審査機関による審査を通じて実証することが求められます。

詳しくはMSCウェブサイトをご覧ください:https://www.msc.org/jp

MSC「海のエコラベル」について
MSCの厳格な規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証、それが「海のエコラベル」です。
[画像1: https://prtimes.jp/i/59178/47/resize/d59178-47-65f667812eeba7c4b3c6-0.png ]

[画像2: https://prtimes.jp/i/59178/47/resize/d59178-47-2f6a84bf0bc01595d0c8-1.png ]


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