【ユニセフ『世界子供白書2013』発表】2013年のテーマは「障がいのある子どもたち」

PR TIMES / 2013年5月30日 10時51分

2013年のテーマは「障がいのある子どもたち」 - 目を向けるべきは “障がい”ではなく“子ども”

ユニセフは5月30日、ベトナム中部の都市ダナンで『世界子供白書』を発表します。
『世界子供白書』は、ユニセフが、子どもたちに影響を与えている世界の傾向を包括的に分析し
毎年発行している基幹出版物のひとつで、今回は、1980年の第1号発行以来はじめて、
「障がいのある子どもたち」をテーマにまとめられました。



【2013年5月30日 ベトナム・ダナン発】


世界で最も多くの国が批准している「子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)」で謳われる子どもの権利は、

生まれた場所や国籍、性別はもちろん、障がいの有無に関わらず、全ての子どもたちに等しく与えられています。

しかし、世界中で、多くの子どもたちが障がいを理由に社会から疎外され、“見えない”状態に置かれています。

『世界子供白書2013』は、障がいのある子どもたちのみならず、そうした子どもたちが住む社会も恩恵を受けるため、

全ての人が平等に受け入れられる格差のない社会、すなわち

「インクルーシブ(inclusive)な社会=誰もが受け入れられる社会」をどのように実現できるのか、検証し、提言します。


『世界子供白書2013』は、社会が、障がいのある子どもたちが“できないこと”ではなく“できること”に注目すれば、障がいのある子どもたちだけでなく、社会全体にとっても良い状況が生まれると伝えます。

「子ども(その人物)ではなく、“障がい”に目を向けることは、その子どもに対して不当であり、その子どもが社会に貢献できる全ての可能性も奪う行為なのです。

子どもたちがそうした可能性を失うことは、社会も、その可能性を失うことなのです。子どもたちが何かを出来るようになれば、社会そのものが、何かをできるようになるのです」

と、ユニセフのアンソニー・レーク事務局長は訴えます。


障がいのある子どもたちがあらゆる面で参加できる社会は、全ての人にやさしい社会です。

例えば、障がいのある子どもを受け入れる教育は、一義的には、その子どもたち自身の夢をかなえるための機会を

提供する場ではありますが、同時に、障がいのある子どもたちと共に学ぶ環境を作ることによって、

障がいのない子どもたちの視野も広げることになります。
こうした、障がいのある子どもたちを社会に受け入れるための取り組みが広がれば、障がいのある子どもたちを社会から疎外する差別との闘いにも、大きな進展が見られることになるはずです。

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