ゲームのサブスクリプションを認知しているのは12%
PR TIMES / 2020年6月25日 15時40分
利用しているゲーマーは、サブスクリプションのメリットを活かして上手に活用
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行って参りました。昨今、世界中で話題となっているVRやeスポーツといった、いわゆるゲームの枠にとどまらない新たな“エンタテイメント”の隆盛により、旧来のゲーム市場は過渡期を迎えています。そのため、改めて現在の“ゲーマーとは?”をテーマに、ゲーマーのライフスタイルを掘り下げる分析を、継続して実施していきます。
HuluやNetflixといた動画のサブスクリプションサービスの利用が一般的になってきました。サブスクリプションの波はゲームにも流れてきており、各社が徐々にサブスクリプションサービスをスタートしています。まだ始まったばかりのサービスですが、どの程度の認知状況なのか、利用状況はどうなっているのかを調査しました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-729141-2.png ]
[画像2: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-852907-5.png ]
■ ゲームのサブスクリプションサービスの認知度は12.0%
ゲーマーにゲームのサブスクリプションサービス(月額利用サービス)について、認知度を調査してみたところ、なんらかのサブスクリプションサービスを認知しているのが12.0%という結果になりました。【グラフ1.】
そこで、サブスクリプションサービス別に認知度を見ていくとPlayStation 4やWindows PCで利用できる「PlayStation Now」が80.2%で最も高く、iOS/Macで利用できる「Apple Arcade」が37.3%、そしてXbox Oneで利用できる「Xbox Game Pass」が27.7%と続きます。それぞれ日本国内で多く利用されているプラットフォームのサブスクリプションサービスの認知度が高いことがわかります。【グラフ2.】
[画像3: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-549140-0.png ]
■ 利用しているサブスクリプションサービスはゲーム機が中心
それでは実際にサービスを利用しているかを見ていきます。サブスクリプションサービスの認知者の31.5%がなんらかのゲームのサブスクリプションサービスを利用している・利用したことがあると答えました。【グラフ3.】
内訳を見ていくと「PlayStation Now」が66.7%、「Xbox Game Pass」が21.3%、PlayStation 4/Xbox One向けのサブスクリプションサービス「EA Access」が16.7%と続きます。「Apple Arcade」は認知は高かったものの利用は15.7%でした。国内でトップシェアのPlayStation 4で利用できる「PlayStation Now」がトップで、Xbox Oneで利用できる「Xbox Game Pass」、両プラットフォームで利用できる「EA Access」が上位に入っていることから、ゲームのサブスクリプションサービスは主にゲーム専用機で利用されていることがわかります。【グラフ4.】
利用者の感想を見ていくと「色々なゲームが遊べていい」(男性/31歳)、「なかなか購入してまではプレイしないというゲームも試しにプレイすることが多くなり、新しい発見もあった」(男性/55歳)といったように“定額で様々ゲームがプレイし放題”というサブスクリプションならではのメリットを感じていることがわかります。一方で「利用期限に縛られるようで十分楽しめていない」(男性/54歳)、「便利だけど遊び切れてない」(男性/19歳)と利用期限があるという特徴や、多数のゲームがプレイできるというサブスクリプションサービスならではの悩みも見えてきます。
[画像4: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-449927-1.png ]
[画像5: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-898742-3.png ]
■ 多くのゲームがプレイできるからこその懸念も。
利用したことはないが利用したいと思っているサービスについては、「PlayStation Now」が20.7%、「EA Access」が7.6%、「Xbox Game Pass」が6.4%となっており、利用している・利用したいサブスクリプションサービスはほぼ重複しています。
現状でサブスクリプションサービスを利用していない理由として「パッケージ派。どうしてもというときには使ってみたい」(12歳/男性)のように、ゲームを所有したいという意見や、「そこまでたくさんの種類のゲームをしないから」(55歳/男性)、「その金額に見合った利用率になるのか」(57歳/男性)という多くのゲームがプレイできるからこその懸念点があるようです。
ゲームのサブスクリプションサービスは比較的新しいサービスですが、徐々にゲーマーの間でも認知・利用されるサービスになってきているようです。サブスクリプションサービスにより新たなゲームのプレイ方法の選択肢が広がり、そのメリットやデメリットを自身のライフスタイルの中で勘案しつつ、上手に利用していくゲーマーが増えることでしょう。
[画像6: https://prtimes.jp/i/39514/48/resize/d39514-48-923829-4.png ]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
新作『百英雄伝』『Manor Lords』含む計6本登場!「Game Pass」4月下旬までのラインナップ公開
Game*Spark / 2024年4月17日 1時29分
-
NVIDIA、GeForce NOWを日本で提供開始
PR TIMES / 2024年4月4日 10時45分
-
「ぷよぷよ」の完全新作「ぷよぷよパズルポップ」Apple Arcadeで配信 7つのルールや新作ストーリーを楽しめる
ITmedia Mobile / 2024年4月4日 9時59分
-
激変するゲーム業界 任天堂、SIE、マイクロソフト…大手3社の「異なる戦略」とは
マグミクス / 2024年4月4日 7時25分
-
『ソードアート・オンライン フラクチュアード デイドリーム』ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイルオンライン(GGO)からレン&フカ次郎の参戦が決定!
PR TIMES / 2024年3月25日 11時15分
ランキング
-
1リッチモンド、顧客満足度1位に「なっちゃう」神髄 目指さずとも…要因は"委ねる"から生まれる主体性
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 10時30分
-
2いなば食品、大炎上でも「不買運動」が起きぬ理由 キリンはあれだけ盛り上がったが…どこに違いが?
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 18時10分
-
3「会社の飲み会」を避ける人は大損している…飲み会は無駄という若手が知らない"お値段以上のリターン"
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時0分
-
4【要注意】自宅に「エコキュートの無料点検をします」と突然の来訪! 悪徳業者の「詐欺」の場合もあるの? 正規業者との見分け方や注意点を解説
ファイナンシャルフィールド / 2024年4月22日 5時0分
-
5今から家買う人は知らないとマズい「耐震」の真実 過去の大地震の被害データを分析してわかること
東洋経済オンライン / 2024年4月23日 13時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください