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藤本有紀氏が第34回(2015年度)向田邦子賞に決定

PR TIMES / 2016年4月5日 17時6分

 向田邦子賞委員会と株式会社東京ニュース通信社が主催する、優れた脚本作家に贈られる向田邦子賞の第34
回選考会が4月5日(火)に東京・渋谷で行われ、藤本有紀(ふじもとゆき)氏の受賞が決定いたしました。受賞作は、NHK総合にて2016年1月14日~3月3日に放送された木曜時代劇「ちかえもん」です。



[画像: http://prtimes.jp/i/6568/49/resize/d6568-49-286934-1.jpg ]



授賞理由は、「 『 ちかえもん 』 は、近松門左衛門と『曾根崎心中』を洒落て茶化して一編の黄表紙本に仕立て上げた快作です。大阪弁の遊びがまことに面白く、言葉を操って虚を実にし、実を虚に見せる技は申し分が無い。この筆力に敬意を表し、本年度の向田邦子賞を贈ります。」というものです。

本賞の特製万年筆および副賞300万円の贈賞式は、2016年5月31日(火)18時より、帝国ホテル「光の間」にて行われます。


<藤本有紀氏プロフィール>
1967年兵庫県出身。テレビドラマの主な脚本は、「ラブ・レボリューション」(2001年 フジテレビ)、「花より男子」(2005年 TBS)、「ギャルサー」(2006年 日本テレビ)、連続テレビ小説「ちりとてちん」(2007年 NHK)、土曜時代劇「咲くやこの花」(2010年 NHK)、大河ドラマ「平清盛」(2012年 NHK)、土曜ドラマ「夫婦善哉」(2013年 NHK)など。


<向田邦子賞とは>
故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に送られる賞として、1982年に制定されました。主催は『TVガイド』を発行する東京ニュース通信社で、選考は歴代受賞者らによる向田邦子委員会が担当しています。前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品を決定しています。選考委員は池端俊策氏、冨川元文氏、大石静氏、岡田惠和氏、井上由美子氏(向田邦子賞受賞順)。

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