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鳥取中部地震発生から半年 1300年以上の歴史が復興のシンボルに 国宝「三徳山三佛寺投入堂」の迂回路が完成 入山を再開します

PR TIMES / 2017年4月13日 14時20分

クラウドファンディングの支援は目標額の4倍以上!

 鳥取県では、昨年10月21日に発生した鳥取県中部地震による亀裂のため、三徳山(三朝町)の入山を三佛寺本堂までに規制していましたが、この度、参拝道の迂回路整備工事が完了したことに伴い、2017年4月18日(火)より入山を再開いたします。



[画像1: https://prtimes.jp/i/10422/49/resize/d10422-49-550084-0.jpg ]

 三徳山は地震の影響で、参拝登山道中腹の岩盤に大きなひび割れが生じ、国宝の投入堂(なげいれどう)へ立ち入ることができなくなっていました。修復には多額の費用と長期の工期が予想されましたが、早期の入山再開のために迂回路の整備を検討し、インターネット上で寄付を募る「クラウドファンディング」を利用。3月17日(金)から本日10:00時現在で、689人の支援者から計839万5000円の寄付が集まり、目標金額200万円の4倍以上を頂いています。(募集期間は4月18日(火)までを予定)

 初日には、同寺の米田住職をはじめ、平井鳥取県知事や吉田三朝町長が出席する祝賀式典を実施。また、行者道としてのスタートである結界門を開き、境内全ての御堂を拝み、投入堂まで登山をする「開山入峰(にゅうぶ)修行」も行います。


<参考:三徳山三佛寺(みとくさん さんぶつじ)について>

 鳥取県中部の東伯郡三朝町、標高900メートル近くに位置する「三徳山」は、慶雲3年(706年)に修験道の行場として開山され、その後、「三佛寺」と号すようになりました。現在、全山が国指定史跡および名勝、国立公園に指定されているほか、急斜面に建つ「奥院(投入堂)」は国宝であり、山岳仏教の代表的建築物とも言われます。開山1300年以上という歴史の重みと、断崖絶壁に佇む奥院の神秘的な光景は、年間3万人の訪問者たちを魅了し続けています。


【三徳山開山祝賀式典 概要】

■日時:2017年4月18日(火)10:00~10:35

■場所:三徳山三佛寺 本堂(〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010)

■出席者:三徳山三佛寺住職 米田良中(よねだりょうちゅう)・鳥取県知事 平井伸治・鳥取県三朝町長 吉田秀光ほか


三佛寺の立像が新重要文化財に!東京で展示開始

[画像2: https://prtimes.jp/i/10422/49/resize/d10422-49-440676-1.jpg ]

 今年度新たに国指定重要文化財に指定された、三佛寺の「木造蔵王権現立像(もくぞうざおうごんげんりゅうぞう)」が東京国立博物館本館に展示されます。この立像は1002年頃に伐採されたヒノキ材を使って製作されたとみられ、投入堂が建立された時期を推測するうえでの有力な手がかりです。

 三佛寺投入堂に安置されている8体の立像のうち、7体は1920年に国の重要文化財に指定。平安時代の貴重な資料を東京でご覧頂けます。


【展示概要】

■期間:2017年4月18日(火)~5月7日(日)

■場所:東京国立博物館本館(東京都台東区上野公園13-9)

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