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「食」と「農」を通じた新たな街づくり、「アーバンファーミング」を学ぶ!食都神戸DAY『FARM to FORK 2020』トークライブ、ドキュメンタリー動画・映画の上映会などを開催

PR TIMES / 2020年10月8日 17時15分

 都会の中心で農業をする「アーバンファーミング」をテーマにした「FARM to FORK 2020」(主催:神戸市、食都神戸運営共同事業体)が、10月30日(金)から11月1日(日)までの3日間、神戸市中央区にある東遊園地で開催されます。日本総研 創発戦略センターシニアスペシャリスト・井上岳一氏などのゲストを招いたトークライブや、神戸市内の農家インタビューをまとめたドキュメンタリー映像の発表、映画上映会などが行われます。また10月を「アーバンファーミングを考える月間」とし、ウェブアプリの開設や、市内のアーバンファーミングツアー、海外のアーバンファーマーの動画配信なども実施されます。



[画像1: https://prtimes.jp/i/33788/49/resize/d33788-49-426823-0.jpg ]


■開催概要
【日程】2020年10月30日(金)前夜祭、31日(土)、11月1日(日)
【会場】東遊園地 芝生広場(神戸市中央区加納町6-4-1)
【主な内容】
1.「アーバンファーミング」をテーマにゲストを招いたトークライブ
2.「アーバンファーミングドキュメンタリー動画」お披露目
3.芝生の上の映画上映会「いただきます2~ここは、発酵の楽園~」
4.当日自由参加型の茅葺(かやぶき)を使ったワークショップ
5.地産の食が大集合!
FARMERS MARKET&NIGHT MARKET同時開催
6.イベントの様子をインスタグラムでライブ配信
アカウント:https://www.instagram.com/eatlocalkobe/
【参加料】無料


神戸の中心地で屋上農園! まちの課題解決にもつながる「アーバンファーミング」
 「アーバンファーミング」とは、都市の中心地で農業を行うことをいいます。都市のビルの屋上やベランダ、空き地などを利用したアーバンファーミングは今、世界中で注目を集めています。神戸でもここ数年、アーバンファーミングが少しずつ浸透してきました。例えば、ビルの屋上にある農園や、商店街の中にある空き区画を使った畑などのほか、2021年3月には、中心地にある公園の中で畑をつくる計画も進んでいます。
 市民の農業への関心を高めるために始まった取り組みですが、生産者が料理人に農業を教えたり、定住外国人と日本人が交流したりと、市民同士のコミュニティづくりにもつながっています。さらに、神戸で問題になっている「空き地・空き家」の有効活用や、流通コストの削減、新規就農者の育成など、結果的にまちの課題の解決につながることも期待されています。

[画像2: https://prtimes.jp/i/33788/49/resize/d33788-49-728930-1.jpg ]

「Sky Cultivation」(中央区南京町)
 南京町(中華街)のビルの屋上に自作されたプライベート農園。ビル入居者がプランターで野菜を育てています。


[画像3: https://prtimes.jp/i/33788/49/resize/d33788-49-467026-2.jpg ]

「KITANO FARM」(中央区北野町)
 異人館が立ち並ぶ住宅街の路地裏にある空き地を利用した畑。地域の料理人が、北区の生産者から農業を学ぶ場所として使われています。


■主催者の想い
神戸をより本質的で美しい、食と暮らしが豊かな都市へ
 神戸は都会のイメージがありますが、実は農業も盛んです。しかし、都市部の市民にはそのことがほとんど知られていなかったため、2015年から中心地にある公園で、生産者と市民が交流できる「ファーマーズマーケット」を始めました。5年間、毎週続けることで、農村と都市の“心の距離”が近くなったと感じています。
 今年はこれまでの集大成として、自治体と市民が協力してアーバンファーミングに力を入れています。官民が一体となってアーバンファーミングに取り組むのは、全国的に珍しいです。神戸の様々な場所で農作物を育て、人々の日常の中に「農」を散りばめることで、食の根本への意識が高まればと考えています。また畑から食卓までがひとや野菜によって神戸らしく繋がることで“健やかな都市”となり、それが移住者や観光客の増加にも繋がることを目指しています。
(一般社団法人 KOBE FARMERS MARKET 代表理事 小泉寛明さん)


都会と農漁業地域、両面を持つ神戸
 神戸は、日本の中心部に位置し、田園地域と瀬戸内海に囲まれた農漁業地域であるとともに、港町として交易を中心に栄えてきた経緯から、洋菓子・パン・洋食・中華など、国際色豊かで多様な食文化が醸成されています。
 この神戸のポテンシャルを生かし、神戸市が新しい食文化の発信地として、食で賑わい、世界中から注目される街になることを目指し、 2015年から、食を軸とした新たな都市戦略「食都神戸」構想を掲げ、世界に誇る食文化の都の構築を進めています。


【神戸のこれまでの具体的な取り組み例】
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「ファーマーズマーケット」と「ファームスタンド」
 2015年から始まった、毎週土曜の朝に東遊園地で開催している朝市。地元生産者が出店し、市民が買い物客として訪れることで、生産者と市民の交流が生まれました。マーケットのリアルショップ「ファームスタンド」は毎日営業しています。


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「ファームビジット(農漁業体験)」
 都市部と農漁業地域が近い特性を生かして、市民が農業や漁業体験を行います。


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「マイクロファーマーズスクール」
 地元の農家を講師に迎えた、主に、農業と農業以外の仕事の両立を目指す人向けのスクール。2020年9月に始まり、1年間かけて有機栽培について学びます。


■「アーバンファーミングを考える月間」で行われる取り組み
 2020年度は、「食都神戸」構想の節目の年です。10月を「アーバンファーミングを考える月間」とし、アーバンファーミングを実践する市内・海外の取り組みを紹介する動画や、ウェブアプリの開設、市内のアーバンファーマーを訪問するツアーが実施されます。

1.アーバンファーミングウェブアプリの開設(10月中旬)
 アーバンファーミングを実践している方の取材記事やコラム、農家や漁師などの生産者、食ビジネスに携わっている事業者、神戸で暮らしている方々、それぞれの視点から都市の中で農に触れ合い、新たな営みを見出すきっかけをつくるウェブアプリが10月中旬に開設予定です。本格開設までは、ティザーサイトとしてイベント情報などが発信されます。

2.アーバンファーミングツアー(10月中旬)
 都市部で農園を開設しようとしているなど、これからアーバンファーミングに取り組む見込みのある方を対象に、市内のアーバンファーミング4事例をめぐるツアーが実施されます。

3.アーバンファーミングドキュメンタリー動画配信(10月初旬~下旬)
 アーバンファーミングの動きを、市民や市内の生産者に広く知ってもらうきっかけとして、アーバンファーミングの実践事例(海外3、市内4)についてのドキュメンタリー動画が、順次配信される予定です。

・取り組み事例
アメリカ・ロサンゼルス(Ron Finley氏の取り組み)
イギリス・トッドモーデン(町をあげてのプロパガンダガーデニングの取り組み)
フランス・パリ(都市型農業デザイン企業Agripolisの取り組み)
神戸市内(中央区、兵庫区、長田区)のアーバンファーミング4事例
・配信時期
海外 10月初旬・中旬・下旬と3回に分けて配信
神戸市内 10月初旬予告編・10月30日(金)前夜祭に本編お披露目

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4.食都神戸DAY「FARM to FORK 2020」開催
10月30日(金)前夜祭、31日(土)、11月1日(日)
 地産地消を通じて、農地と都市の“心の距離”を近づけるためのイベントです。今年は「アーバンファーミング」をテーマに、各種トークライブ、映画上映、音楽、茅葺と触れ合うワークショップなどさまざまな角度から、楽しみながら「食」と「農」について学べます。新しい生活様式が求められる今、「食」と「農」の視点で豊かな生活について考えます。
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※イメージ写真

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