UL、ケムアドバイザー社を買収
PR TIMES / 2017年11月27日 15時1分
化学物質コンプライアンスにおけるサービスを拡充
米国の第三者安全科学機関であるUL Inc.(本社:米国イリノイ州ノースブルック、以下UL)の日本法人である株式会社UL Japan(本社:三重県伊勢市、以下UL Japan)は、化学物質法規制データベースの世界的リーディングカンパニーであるケムアドバイザー社(ChemADVISOR)を買収したと発表しました。化学物質法規制が刻々と変化する状況において、企業がコンプライアンスを実現するためのソリューションサービスを提供するULは、ケムアドバイザー社の有する環境、健康、安全、輸送に関する情報サービスと既存のサービスを融合させることで、化学物質コンプライアンスサービスの拡大を図ります。
[画像: https://prtimes.jp/i/4222/50/resize/d4222-50-576631-0.jpg ]
ULのサプライチェーン&サステナビリティ部門のSVP兼GMであるカルロス・コレイア(Carlos Correia)は、「お客様は、自社が設計、製造、輸送、販売する製品の規制に準拠するよう責任を負っています。業界の世界的リーダーとして認められているケムアドバイザー社の化学関連規制/物質のデータベースは他に類を見ません。今回の買収により、ULが提供する包括的バリューチェーンサービスの幅が一層広がるとともに、より信頼できるサービスを提供できるようになるでしょう」と述べています。
1986年に創立されたケムアドバイザー社は、本社を米国ペンシルベニア州ピッツバーグ市に置き、大手多国籍企業を中心に世界120カ国以上、言語にして44カ国語という幅広い顧客層を誇っています。
ULとケムアドバイザー社のサービスの結合から、各主要顧客との関係はさらに深まることが期待されます。
【ULの概要】
ULは、科学の活用によって安全、セキュリティ、サステナビリティ(持続可能性)における課題を解決し、世界中の人々のために安全な生活/職場環境を推進します。ULマークがもたらす信頼が、先進的製品及び技術の安全な導入を可能にします。ULのスタッフは世界をより安全な場所にするという情熱を共有しています。その提供サービスは、試験・検査・監査・認証・検証・アドバイザリー/トレーニング・サービスなど多岐にわたります。また、安全とサステナビリティに関するソフトウェア・ソリューションを提供することで、これらの活動を支援しています。詳細はウェブサイト(UL.com)をご参照ください。
【ケムアドバイザー(ChemADVISOR)社の概要】
ケムアドバイザー社は、グローバル化学メーカーに、環境、健康、安全、輸送(EHS&T)の情報/法令遵守ソリューションを提供するトップ会社で、多様なデータベース製品、トレーニングコース並びに有害物質の取扱いに関するコンサルティングサービスを世界規模で展開しています。ChemADVISOR Navigator、 LOLI(List of Lists)、Transportation Advisorなどのデータベースは、包括的かつ最新の化学規制情報を発信しており、LOLIには、5,700を超えるリストに数十万種の物質が、規制以外の補足情報と共に収載されています。同社の製品はEHS&Tの専門家によって作成されており、法令遵守、並びに、GHS(化学品の分類および表示に関する世界調和システム)や輸送分類に対応する安全データシート(SDS)とラベルの多言語作成を望む顧客に支持されています。
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