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「InduSTORY~私たちの時代のモノづくり展~」暮らしや社会を変える「新しいモノづくり」に取り組むクリエーター2組が登場

PR TIMES / 2017年1月26日 15時23分

開催期間 : 2017年2月9日(木)~5月7日(日) ※2月19日(日)は休館開催場所 : グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル 「The Lab. みんなで世界一研究所」2階・3階

一般社団法人ナレッジキャピタル(代表理事:宮原 秀夫)ならびに株式会社KMO(代表取締役社長:三好 雅雄)は、オーストリア・リンツ市の世界的なクリエイティブ・文化機関「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーション企画第7弾「InduSTORY(インダストーリー)~私たちの時代のモノづくり展~」を、2017年2月9日(木)から5月7日(日)までの期間、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」にて開催します。



[画像1: https://prtimes.jp/i/14551/50/resize/d14551-50-233038-0.jpg ]

 企画展「InduSTORY~私たちの時代のモノづくり展~」では、デザインと工学を高度に融合させたプロトタイプで未来の人工物のありかたを探求している「東京大学・山中俊治研究室Prototyping & Design Laboratory」と、IoT 技術を活用してモノと人との新しいコミュニケーション・デバイスを提案し続けている「neurowear」の2組のクリエーターグループによる作品群を紹介します。
 産業構造が変化し、IoTが生活に普及していく現代において、2組のクリエーターグループが、どのように新しいモノづくりの形を提示しチャレンジしているのか、代表的な作品の展示や、アーティスト自身によるトークなどを通じて紹介します。

 また2月9日(木)、10日(金)のオープニングには、作品展示を行う2組のクリエーターグループとアルスエレクトロニカのメンバー一同が参加するスペシャルプログラムを開催し、世界的なアーティストと直接交流できる貴重な機会を提供します。

【1.イベント開催概要】
名称 : InduSTORY(インダストーリー)~私たちの時代のモノづくり展~
期間 : 2017年2月9日(木)~5月7日(日) ※2月19日(日)は休館
開館時間 : 10:00~21:00
会場 : グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル「The Lab.みんなで世界一研究所」2階・3階
入場料 : 無料
主催 : 一般社団法人ナレッジキャピタル

【2.参加アーティスト・作品】

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“ニューロウェア” は、「ちょっと未来のコミュニケーション体験」をつくりだすプロジェクトチーム。2010 年秋頃から活動を開始。センサーやデータを用いて人やモノの関係を変えていく未来のデザインを、プロトタイプ+コンセプトムービーを通して伝えている。脳波を用いたコミュニケーションツール「necomimi」で「PrixArs Electronica 2012 Honorary Mention」に選出。

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なかのかな (neurowear co-founder)
クリエーティブ・テクノロジスト/コミュニケーション・プランナー
インターネット広告会社勤務を経て2009年より(株)電通。 AR(拡張現実)と位置情報を利用したクーポンアプリ「iButterfly」など、テクノロジーを用いたコミュニケーション体験を企画している。


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加賀谷 友典(neurowear co-founder)
ディレクター / プランナー
フリーのプランナーとしてデジタルネットワーク領域で多数のスタートアッププロジェクトに参加。 新規事業開発における調査・コンセプトプランニング、チームマネジメントが専門。主な事例としては坂本龍一インスタレーション作品「windVibe」「GEOCOSMOS」など。

展示作品 1. mononome(2014)
neurowear ×Aizu Laboratory, Inc.

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無生物であるモノが動くとき、それは人と関わっているとき。モノの感情を可視化するために、動きを検知するセンサーに表情豊かな「目」をつけました。mononome(もののめ)は、モノと人のためのコミュニケーションツール。食べ過ぎると叱ってくれるお菓子入れ、掃除をしないと寂しがる掃除機、時間通りに取り出すと喜ぶ薬箱など、家具や家電に貼りつけることでモノとのコミュニケーションを実現します。表情をもったモノと生活し、その関係を記録することでモノは人の家族や友人に近い存在になっていきます。

展示作品 2. COTOREES(2016)
neurowear×tsug.LLC

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人と機械の関わり方として近い将来、キーボードやタッチパネルだけではなく音声を使ったやりとりが増えていくと考えられています。COTOREESは、あなたの声で働くかわいい鳥型コンピューター。意味はわかっていないけれど、人の言葉をマネしておしゃべりらしいことができる唯一の生き物「鳥」から着想を得て作られています。うんと賢くはないけれど、話しかけるだけで誰にでも使えるペットのようなコンピューター。まるでアプリが現実世界に出てきたかのように「天気予報」「翻訳」「辞書」などキャラクター毎に異なる機能をもっています。

展示作品 3. Onigilin(2016)
neurowear ×STARRYWORKS inc.

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Onigilinは、初心者のための瞑想サポートデバイス。瞑想で大切とされる3つの要素(調身•調息•調心)をテクノロジーとデザインによって実践しやすくしてくれます。生体信号から瞑想度を計測し、本体を握るとあなたの体の状況に合わせて、音や感触が変化します。オニギリのように持ち運びが簡単なので、いつでも気軽に心と頭をリフレッシュできます。次世代メンタルトレーニングとしてシリコンバレーを中心に企業などで活用されているマインドフルネス瞑想を身近に体験できるデバイスです。

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日本をけん引するデザインエンジニアである山中俊治教授を筆頭に、ロボティクスや宇宙機などの先端領域や先端製造技術がもたらす新しいものづくり分野へデザインの導入を試み、プロトタイプを制作し、未来の人工物のありかたを、デザイン・エンジニアリングの両面から研究している。

展示作品 1. Flagella(2009)
山中 俊治・神山 友輔・村松 充・慶應義塾大学 SFC 山中デザイン研究室

[画像10: https://prtimes.jp/i/14551/50/resize/d14551-50-613165-7.jpg ]


生命体の中で唯一回転運動する器官「鞭毛(べんもう) Flagella 」から名付けられたこのロボットは、一見柔らかいものがくねくねと身をよじらせているように見えますが、実は緩やかなカーブをもつ管状の剛体を数カ所でねじれるように回転させることで、しなやかな動きを実現しています。互いの管がぶつからないような制御設計が、サーボモーターのシンプルな回転制御をまるで知性のある生き物のように感じさせます。 ※製作協力:株式会社日南

展示作品 2. Apostroph(2014)
村松 充・Manfred Hild (所属:Beuth Hochschule für Technik Berlin)・山中 俊治・
東京大学 山中俊治研究室 Prototyping & Design Laboratory

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ゆるやかなアーチを描く骨格と2つの回転する関節を持つ構造体。関節には、外から加えられる力に反発するようプログラムされたモーターが埋め込まれていますが、全体を制御する仕組みを持たず、重力に逆らって自身の体を持ち上げようとひたすら前後にもがき続けます。ときには橋のように大きなカーブをえがき、ときには体を丸めて転がりながら、自ら安定姿勢を探し続ける姿は、エラーのない完璧な制御を求める既存のロボット設計思想とは異なるアプローチから、持続可能な運動体の新しい可能性を教えてくれます。 ※製作協力:株式会社アスペクト

展示作品 3. READY TO CRAWL(2015)
杉原 寛・山中 俊治・東京大学 山中俊治研究室 Prototyping & Design Laboratory

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3Dプリントで作られた生物型の機械群。一般に3Dプリントは造形精度が低く、機械のような複雑な構造体の製造には向かないと言われてきました。しかし本作品では、複雑曲面や柔軟構造といった3Dプリントの特色を生かすことで、むしろ単純な機構から「滑らか」で「柔らかい」生き物のような動きを実現しています。
各作品はモーターを除く全てのパーツを連結した状態でプリントすることで、生物のように完成した姿で産まれてきます。ネジや釘・モーター・素材といった既存の要素の組み合わせから機械を作るのではなく、目指す「動きのデザイン」を基にそれを実現できる形を造形する、という、従来の設計概念を根本から逆転させた、エンジニアリングの未来を予見させる作品です。

展示作品 4. 構造触感(2015)
谷川 聡志(所属:パナソニック株式会社)・東京大学 山中俊治研究室 Prototyping & Design Laboratory

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従来のものづくりでは、触り心地は素材によって決まるものでしたが、3Dプリンターによる複雑な構造を用いることで、同じ素材を使いながらさまざまな触感を実現できるようになりました。“構造触感”と呼ばれるこの作品群はその実験から生まれたものです。この試みのなかから、READY TO CRAWLのトカゲに繋がる発見が生まれました。
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ARS ELECTRONICA (アルスエレクトロニカ)メンバー

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マーティン・ホンツィック
メディアアートの祭典として名高いアルスエレクトロニカ・フェスティバルのディレクター。タバコ工場、ショッピングモール、教会など毎年リンツの街のさまざまな場所にスポットを当て、街とひとを巻き込みながら「アート・テクノロジー・社会」のフェスティバルを作り上げる


[画像16: https://prtimes.jp/i/14551/50/resize/d14551-50-173671-12.jpg ]

高橋 祥子
アルスエレクトロニカ・フューチャーラボ所属。プロダクトプランナー。産業界にて自動車、二足歩行ロボットの
企画に関わった後、アルスエレクトロニカにて新技術の社会実装プロジェクトを推進している。

【3.スペシャルプログラム 開催概要】 ※ナレッジキャピタルホームページより事前申し込み
1. 2月9日(木) オープニングパーティ&展示レクチャー
時間 : オープン17:30- スタート18:00- (20:00終了予定)
会費 : The Lab.2F アクティブスタジオ
参加費 : ¥1,000(飲食代金として)
定員 : 50名(予定) ※要事前申込み
ゲスト : neurowear(なかのかな・加賀谷 友典)、東京大学 山中俊治研究室 村松 充、アルスエレクトロニカメンバーが参加予定。

2. 2月10日(金) トークセッション 「私たちの時代のモノづくり」
時間 : オープン17:30- スタート18:00- (20:00終了予定)
会場 : ナレッジキャピタル7F ナレッジサロン
参加費 : 無料
定員 : 50名(予定) ※要事前申込み・18歳以上対象
ゲスト : neurowear (なかのかな・加賀谷 友典)、東京大学 山中俊治研究室 村松 充、マーティン・ホンツィック/ 高橋 祥子 (アルスエレクトロニカ)
[画像17: https://prtimes.jp/i/14551/50/resize/d14551-50-810021-14.jpg ]

アルスエレクトロニカ(ARS ELECTRONICA)とは
オーストリア・リンツ市に拠点を置く、メディアアートの世界最高峰の機関。毎年9月にアート・テクノロジー・社会をテーマに行われる「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」の他、美術館・科学館としての「アルスエレクトロニカ・センター」、メディアアートの最先端コンペティションである「プリ・アルスエレクトロニカ」、R&D機関である「フューチャーラボ」の4部門があり、日本からも多くのアーティストが参加している。

※ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITALについて
ナレッジキャピタルでは「アルスエレクトロニカ」と開業前から交流を持ち、ナレッジキャピタルのコンセプトにある「感性」に重要なクリエイティブ面での国際連携を推進しており、2014年11月からは、「ARS ELECTRONICA in the KNOWLEDGE CAPITAL」と題し、国内外のトップアーティストが参加する作品展示やワークショップを定期的に開催しています。
・第1弾 CODE:「私たちの時代の言語」展(2014年11月~2015年1月)
・第2弾 「HYBRID –Living in Paradox- アート×生命科学の探求展」(2015年1月~4月)
・第3弾 「Simplicity the art of complexity 複雑な世界の物語展」(2015年5月~7月)
・第4弾 「ROBOTINITY ロボットらしさとはなんだろう展」(2015年7月~10月)
・第5弾 「FREE SOUND 解き放たれるオト展」(2016年1月~4月)
・第6弾 「IMPETUS AND MOVEMENTチカラとウゴキ展」(2016年8月~11月)

ナレッジキャピタルでは今後も、「アルスエレクトロニカ」とのコラボレーションを深化させる取り組みを行っていきます。

【施設概要】
■施設名
ナレッジキャピタル
■所在地
〒530-0011大阪市北区大深町3-1グランフロント大阪 北館
■施設案内
・The Lab.みんなで世界一研究所
(アクティブラボ.・カフェラボ・イベントラボ)
地下1階~3階
・フューチャーライフショールーム
1階~6階
・ナレッジシアター
4階
・ナレッジサロン
7階
・コラボオフィス・コラボオフィスネクス
7階~8階
・カンファレンスルーム
8階・10階
・ナレッジオフィス
9階~13階
・コンベンションセンター
地下1階~地下2階
■運営組織・代表者
一般社団法人ナレッジキャピタル 代表理事 宮原 秀夫
株式会社KMO 代表取締役 三好 雅雄
■開発事業者
(五十音順)
NTT都市開発株式会社
株式会社大林組
オリックス不動産株式会社
関電不動産開発株式会社
新日鉄興和不動産株式会社
積水ハウス株式会社
株式会社竹中工務店
東京建物株式会社
日本土地建物株式会社
阪急電鉄株式会社
三井住友信託銀行株式会社
三菱地所株式会社

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