COVID-19の影響から女性や少女の命と健康を守るため、ガーナのコミュニティの能力を強化
PR TIMES / 2020年10月1日 15時0分
アステラス・グローバルヘルス財団の支援の下、感染予防とSRHRを推進
ジョイセフは、アステラス・グローバルヘルス財団の支援を受け、2020年8月に、ガーナ共和国で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に対応するためのプログラムを開始しました。
女性の命と健康を守るために活動する公益財団法人ジョイセフ(東京都新宿区、国際協力NGO)は、アステラス・グローバルヘルス財団(本社:米国イリノイ州)から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大に対応するための支援を受け、ガーナ共和国でCOVID-19の影響下で女性や少女の命を守るための活動を継続できるようコミュニティの能力を強化するプログラム(Enhancing Community Capacity to Protect the Lives of Women and Girls in the Face of Public Health Crises)を、2020年8月に開始しました。
本プログラムは、ガーナ共和国イースタン州スフム郡(人口11万3080人)で、4万2000人以上の女性や少女を対象に、COVID-19感染予防対策と、セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)の情報・サービスへのアクセスの推進を目指しています。
[画像: https://prtimes.jp/i/17711/50/resize/d17711-50-702392-0.jpg ]
【プログラム概要】
プログラム名:
公衆衛生上の危機における女性や少女の命を守るためのコミュニティ能力強化プログラム
実施期間: 2020年8月~2021年8月(1年間)
実施地域: ガーナ共和国 イースタン州スフム郡事業規模: 3700万円
ガーナでは、限られた医療資源がCOVID-19対策に集中し、基礎的医療サービスの提供に影響が出ています。その一方で、感染を恐れて医療施設を敬遠し、産前・産後健診を受けることをやめたり、医療技術者の介助が受けられない自宅での出産を選択したりする妊産婦も増えています。こうした選択は、妊産婦や新生児の死亡のリスクを高めます。
感染の不安から医療施設に行かなくなったために、女性が家族計画サービスを受ける機会も減っています。同時に外出制限のなかで性的暴力を受ける女性が増え、意図しない妊娠の増加につながるのではないかという懸念を、国連人口基金(UNFPA)などの国際機関が表明しています。
本プログラムでは、現地政府機関であるガーナ保健サービス(GHS)と連携し、地域保健ボランティアや医療従事者計500人以上を対象に感染予防対策研修を実施。あわせて個人防護具(PPE)など感染予防に必要な物資や、不足している避妊具・薬を提供します。また、COVID-19感染予防を含む住民向けの保健教育活動強化を通じて、女性や少女が感染から身を守り、安心して医療サービスを受けられる環境づくりを支援します。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
この記事に関連するニュース
-
コンゴ民主共和国:紛争下でも安全な妊娠・出産を──妊産婦の心と体に寄り添う産前産後ケア施設
国境なき医師団 / 2024年4月18日 17時16分
-
「パンデミック条約」に国境なき医師団が求める5つのポイント──将来のパンデミックの予防、備え、対応のために
国境なき医師団 / 2024年4月16日 12時0分
-
【イベント】みんなのSRHR座談会2:国や地域を超えて連帯しよう~ SRHRバックラッシュのクロスポイント:包括的性教育(CSE)とLGBTQ+開催
PR TIMES / 2024年4月11日 18時15分
-
ガザ:戦闘開始から半年、命の危機にさらされる子どもたち-ユニセフの支援報告と今後の優先課題【プレスリリース】
PR TIMES / 2024年4月10日 18時45分
-
コレラ診断キットを大規模展開~世界的大流行に対応、高リスク14カ国に120万回分【プレスリリース】
PR TIMES / 2024年4月8日 15時45分
ランキング
-
1山手線沿線の再開発が進む 「新宿、渋谷、品川」駅の工事はいつ終わるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 7時10分
-
2アキレス、シューズの国内生産終了へ コスト増や少子化など背景
ロイター / 2024年4月25日 16時27分
-
3イトーヨーカドー、祖業のアパレル復活なるか アダストリアとの新ブランドが生んだ“相乗効果”
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年4月25日 10時0分
-
4サイゼリヤ、ギリギリ「国内黒字化」も残る難題 国内事業の利益率0.05%、値上げなしで大丈夫か
東洋経済オンライン / 2024年4月24日 7時30分
-
5過度の変動望ましくない、動向注視し万全の対応行う=円安で官房長官
ロイター / 2024年4月25日 11時35分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください