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HPE、レッドハットとの協業により、HPE GreenLakeでのコンテナプラットフォーム提供を強化

PR TIMES / 2021年1月21日 16時45分

ハイブリッドクラウド開発加速のための選択肢として、Red Hat OpenShift Container PlatformとHPE Ezmeral Container Platformの両方をHPE GreenLake cloud servicesで提供

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(日本ヒューレット・パッカード株式会社 本社:東京都江東区、代表取締役 社長執行役員 望月 弘一、以下HPE)は本日、レッドハット株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:岡 玄樹、以下レッドハット)との協業によりコンテナプラットフォームの提供を強化すると発表しました。これにより、データセンターあるいはコロケーション施設、エッジで、Red Hat OpenShift Container Platformを従量課金制のフルマネージドクラウドサービスとして利用できるようになります。お客様は、コンテナプラットフォームにHPE GreenLake cloud servicesを適用することで、Red Hat OpenShift Container PlatformまたはHPE Ezmeral Container Platformをオンプレミス環境における従量課金制マネージドサービスとして選択でき、ハイブリッドクラウドにおいて俊敏性、柔軟性、一貫性のあるクラウドエクスペリエンスを得ることができます。

DX(デジタルトランスフォーメーション)は国家的な優先課題となっており、政府が社会のデジタル化への取り組みを加速させるよう呼びかけています。国内のお客様においても、ITアプリケーションのモダナイゼーションに向けてコンテナ技術を採用するケースが増えています。コンテナを利用することで、ソフトウェアの開発・展開をより速く、より高い品質で行えることが認知されていることが背景にあります。ガートナーの調査(*1)によると、2022年までに全組織の約75%がコンテナを導入するとされています。しかしながら、コンテナ環境の構築は複雑で、技術者の育成や環境の維持管理が大きな課題になります。

レッドハットとHPEは約20年にわたり、複雑でコストのかかるレガシーなIT環境のモダナイゼーションに協力してきました。両社は、システムの自律運用を容易にし、また、エンタープライズ要件を満たした堅牢なコンテナ実行環境を提供するRed Hat OpenShift Container Platformで数多くの実績を積んでおり、このたび従量課金制のHPE GreenLake cloud servicesの一環として提供することになりました。柔軟性と拡張性に優れたas-a-serviceモデルに基づくシンプルで一貫性のあるハイブリッドクラウドエクスペリエンスを求めるお客様の選択肢に、コンテナプラットフォームとそのマネージドサービスが加わったことになります。

今回の協業について、日本ヒューレット・パッカード株式会社 取締役 常務執行役員Pointnext事業統括(兼)ストラテジック・アライアンス統括本部長の小川 光由は次のように述べています。
「HPE GreenLake cloud servicesにRed Hat OpenShift Container Platformを追加することで、お客様にご利用いただけるハイブリッドクラウドの選択肢を増やし、クラウドネイティブなアプリケーションと従来型アプリケーションのコンテナ化の需要への対応を強化しております。オンプレミス環境のメリットとして、セキュリティ、データ主権、コンプライアンス、可視性、コスト管理などが挙げられます。HPEは、これらのメリットに加えクラウドの俊敏性と革新性を包含したas-a-serviceを引き続き提供してまいります。そして、お客様の管理負担を軽減することで、お客様がDXに集中いただけるようご支援いたします。」

また、レッドハット株式会社の副社長執行役員 パートナー・アライアンス営業統括本部長 兼 事業戦略室長 金古 毅氏は次のように述べています。
「レッドハットとHPEは、2018年より本格的にRed Hat OpenShift Container Platformを基盤としたクラウドネイティブ・アプリケーション開発基盤の構築、運用に関する協業を推進し、国内の金融、製造、サービス業のお客様を中心に導入が進んでおります。今回、HPE GreenLake を介してマネージドサービスとして、Red Hat OpenShift Container Platformを提供できることを大変嬉しく思っております。このオファリングにより、業界をリードするエンタープライズKubernetesプラットフォームと、市場をリードするHPEのソリューションが組み合わさることで、クラウドネイティブ・インフラストラクチャを本番環境にデプロイしようとしているお客様にさらなる信頼を提供します。」

現代のビジネスニーズに対応するコンピューティング環境に求められるのは俊敏性と拡張性であり、ハイブリッドクラウドでRed Hat OpenShift Container Platformを導入することは、DXの促進を図るにあたって多くのメリットをもたらします。アプリケーションを少ないリソースで高速に起動できる点や、同じアプリケーションを他の環境に容易に可搬できる点、必要に応じて環境を柔軟にスケールできる点はコンテナの大きなメリットです。しかし、企業システムでの利用においては、大多数の現実解であるハイブリッドクラウド環境において、運用性やセキュリティをいかに確保するかという点が重要です。エンタープライズKubernetesプラットフォームのRed Hat OpenShift Container Platformをハイブリッドクラウド環境に適用することで、パブリッククラウド、オンプレミス双方で、俊敏性、拡張性、可搬性といったメリットを制約なく享受し、イノベーションを加速させることができます。

HPE GreenLake cloud servicesは、特定のクラウドサービス向けに認定され、事前に設定・定義されたコンピュート、ストレージ、ネットワーク技術など、安全で高性能なインフラストラクチャを提供するベースであり、Red Hat OpenShift Container PlatformおよびHPE Ezmeral Container Platformはコンテナプラットフォームの選択肢です。HPEは、お客様がオンプレミスのコンテナをコスト効率良く導入・管理できるようにするとともに、ハイブリッドなマルチクラウド環境での体験とROIを向上させます。HPEがインフラストラクチャの提供、導入、管理を行い、HPE Pointnext Technology ServicesのHPEコンサルタントが、選択されたコンテナ環境の設計と構築を行います。

HPEは、これらのas-a-serviceソリューションを通じて、お客様がオンプレミスのコンテナをコスト効率良く導入・管理できるようにするとともに、ハイブリッド環境におけるクラウドエクスペリエンスとROIを向上させます。

■HPE GreenLake cloud services で提供するRed Hat OpenShift Container Platformは、ターンキー、従量課金制、クラウドベースの製品として、日本ヒューレット・パッカードを通じて2021年1月21日から提供開始します。

■HPE Ezmeral Container Platformは、2021年春にHPE GreenLake cloud servicesの一環として日本国内で提供を開始する予定です。

HPE GreenLake cloud servicesは、オンプレミス、エッジ、コロケーション施設いずれでも実行可能な、柔軟なas-a-serviceプラットフォームを通じて、お客様がDXを推進するためのパワフルな基盤を提供します。主な特徴として、クラウドのシンプルさおよび俊敏性と、ハイブリッドITで得られるガバナンス、コンプライアンス、可視性を兼ね備えています。また、その対象は、コンピュート、コンテナ管理、データ保護、HPC、機械学習の運用、ネットワーキング、SAP HANA、そしてストレージ、VDI、仮想マシン(VM)など、イノベーションを加速するクラウドサービスを広範に網羅しています。HPE GreenLake cloud servicesのビジネスは、総額40億米ドルを超える契約価額を達成し、700以上のパートナーがHPE GreenLake cloud servicesを販売し、フォーチュン500企業を含むあらゆる業種と規模の1,000社以上のお客様に採用され、急速に成長しています。

HPE GreenLake cloud servicesに関する詳細:
https://www.hpe.com/jp/ja/greenlake.html

Red Hat OpenShift Container Platformに関する詳細:
https://www.redhat.com/ja/technologies/cloud-computing/openshift

*1 出典:「Gartner Forecasts Strong Revenue Growth for Global Container Management Software and Services Through 2024(2020年6月)」


■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について
HPEは、edge-to-cloud platform as-a-serviceを提供するグローバル企業です。あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させるお手伝いをします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEはユニークながらオープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションを提供しています。すべてのクラウドとエッジにわたる一貫性のある利用感により、お客様が新たなビジネスモデルを開発し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はwww.hpe.com でご確認ください。


■プレスルーム
https://www.hpe.com/jp/ja/japan/newsroom/press-release.html

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Red Hat、Red Hat logo、およびOpenShiftは、米国およびその他の国におけるRed Hat, Inc.およびその子会社の商標または登録商標です。Linux(R)は、米国およびその他の国におけるLinus Torvaldsの登録商標です。
このプレスリリースで使用されているその他の製品名は識別の目的のためのみに使用されており、それぞれの企業の商標である場合があります。

■お客様からのお問い合わせ先
(記事掲載時のお問合わせ先もこちらでお願いいたします。)
カスタマー・インフォメーションセンター
TEL:0120-268-186 (または03-5749-8279)
ホームページ: http://www.hpe.com/jp/

(C)2021 Hewlett Packard Enterprise Development LP
製品およびサービスに関する保証条件は製品およびサービスに付属する保証書に明示された保証条件のみによるものとし、本ニュースリリースの記載内容はいかなる追加保証をも行なうものではありません。当社は本レターの記載内容に技術上の誤り、欠落または本ニュースリリース作成にあたっての誤り、記載漏れがあった場合でも何ら責任を負わないものとします。

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