ネパールでの植樹活動、カトマンズの新たな地で21回目を実施
PR TIMES / 2019年7月18日 11時40分
1999年から続く山田養蜂場の海外植樹活動
株式会社 山田養蜂場(本社:岡山県苫田郡鏡野町、代表:山田英生、以下「山田養蜂場」)は、2019年7月6日(土)にネパールのチャカンドールにて、植樹祭を実施しました。在ネパール日本国大使館後援のもと、特命全権大使・西郷 正道(さいごう まさみち)氏ご夫妻をはじめ、山田養蜂場従業員を中心に日本からの植樹ツアーメンバー22名が参加しました。また、ネパールの首都カトマンズのチャカンドールにおいて、地元のインターナショナルスクール “The Celebration Co-Ed” の生徒・先生約45名、チャカンドールフォレストコミュニティのメンバー約20名に加え、前年までの植樹地であったチャングナラヤンフォレストコミュニティメンバーも応援に駆けつけ、日本・ネパール合わせて総勢約100名が参加し、横浜市立大学特任教授・藤原一繪(ふじわら かずえ)氏の指導を受けながら約1,500本の植樹を行いました。
山田養蜂場によるネパールでの植樹は1999年に始まり、「自然との調和」の企業理念のもと、20年間続いている 活動です。植物生態学の第一人者で国際的な評価を得ている横浜国立大学名誉教授・宮脇昭(みやわきあきら)氏が提唱する「宮脇式植樹」を実施し、ネパールではこれまでに46万本を超える植樹を行ってきました。
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◆西郷特命全権大使から、植樹開会式でのご挨拶
植樹には、後援の在ネパール日本国大使館から西郷正道特命全権大使ご夫妻が参加されました。大使は2年 連続、夫人は初参加され、開会式冒頭に西郷大使よりご挨拶をいただきました。
「日本と似て、土砂災害や洪水が発生しやすい地形のネパールでは樹木は災害対策としても効果的です。山田養蜂場の地道な植樹活動には敬意を表します。木が育つには長い年月が必要です。20年後30年後を見て手入れをしていく必要があります。その点では、地元の方々にフォロー頂くことも大事なことでありがたいことです。この活動がネパールの環境保全或いは災害防止の一助になることに加えて、日本とネパールとの友好関係が、木のように大きく育っていくことを願います。(※要約)」
◆カトマンズ森林管理署責任者・ラム バブ ポーディアル氏の開会式でのお話
「この植樹は、山田養蜂場、コミュニティ、学校、日本大使館、が一つになって行われています。昨年までの植樹地チャングナラヤンでは宮脇式植樹で成功しました。今年からはチャカンドールで植樹を始めます。木は植えるだけでなく、成長のために世話をしていかなければなりません。今後はフォレストコミュニティ、学生、皆が協力し、カトマンズ森林管理署としても5年を目標に植樹と育成を行なっていきます。(※要約)」
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◆講演会で植樹について学ぶ
植樹祭前日の5日(金)には、今回の植樹指導者でもある横浜市立大学特任教授・藤原一繪氏と、ネパールの植物生態学者で森林環境省植物資源室旧メンバーである マヘンドラ ナス スベディ氏が、植樹の意義、ネパールの植生や植樹方法について講演会を行いました。講演は日本人メンバーに加え、植樹に参加する The Celebration Co-Ed学校の生徒約40名も聴講し、藤原先生からの質問に答え、熱心にメモを取り、ネパールの環境に対する生徒たちの意識の高さがうかがえました。
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◆植樹地視察にて、苗木の成長を確認
前年まで5年間植樹をしていた世界遺産チャングナラヤン寺院そばの植樹地視察では、5年前に植えた苗木の成長度合いが平均より倍近く伸びているものがあり、山田養蜂場の行っている宮脇式植樹がネパールの地においても成果を上げていることが確認されました。
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今回は植樹や環境活動に携わる社外の方2名の参加がありました。今後は、山田養蜂場社員以外の方の参加も検討していきます。植樹活動はもちろん地元の学校や孤児院訪問等、単なる観光旅行ではない、ネパールの環境活動、子供達への支援、というボランティア旅行への参加を可能にする企画提案をできるようにして、活動の拡大を目指していきます。
◆国内外で企業として宮脇式植樹による植樹活動に取り組む株式会社三五 総合企画部の後藤幸雄氏がツアーに参加されての感想
「今回のツアーでネパ-ルの森がなぜ破壊されてしまったのか、山田養蜂場さんはネパ-ルの森づくりや人材育成について将来を考え、前向きに関わってこられたこと等がわかりました。すごく楽しいツアーでした。」
※この度の洪水で被害を受けたネパールの方々に謹んでお見舞い申し上げますと共に、いち早い復旧をお祈りいたします。
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