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JDA 2021 - 2,000以上の応募作品から国際ファイナリストの20作品が決定

PR TIMES / 2021年10月13日 21時15分

- ダイソン研究デザイン開発拠点で活躍する15名のエンジニアにより選出 -



[画像1: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-523f3d0e74f28faf2a1e-0.jpg ]

一般財団法人 ジェームズダイソン財団(https://www.jamesdysonfoundation.jp/)は、次世代のエンジニアやデザイナー支援・育成を目的に、同財団が主催する国際エンジニアリングアワード、James Dyson Award (以下、JDA) 2021の国際ファイナリストTOP20を発表しました。今回の国際ファイナリスト20作品(以下、国際TOP20)は、世界のダイソン研究デザイン開発拠点で活躍する15名のエンジニアが意見を交わし、選出、決定されました。11月17日(水)には、国際TOP20の中から、ダイソンの創業者兼チーフエンジニアの、ジェームズ ダイソン自身が選出する国際最優秀賞作品の発表を予定しています。国際最優秀賞を受賞した作品には、今後のさらなる研究開発や発展の支援を目的に、30,000ポンド(約411万円)*¹が贈られます。

8月25日には世界28の国と地域において、 James Dyson Awardの国内優秀賞および準優秀賞が発表されました(https://www.dyson.co.jp/community/news/james-dyson-award-national-winners-2021.aspx)。JDA 2021、日本国内最優秀賞は、筑波大学大学院 鈴木 一平氏ら5名チームによる、ろう・難聴者が聴者とより豊かなコミュニケーションを実現するシステム「See-Through Captions」(https://www.jamesdysonaward.org/ja-JP/2021/project/see-through-captions/)が受賞しました。また、世界各国、地域の受賞作品は、紅茶キノコ(Kombucha) の廃棄物由来の代替木材(https://www.youtube.com/watch?v=8Hs25lK8I5A)から従来の吸入器の再設計(https://www.youtube.com/watch?v=MlWDeYxeFx0)にまで及びます。

*¹ 参考金額:1ポンド=137円 受賞発表時の為替相場に応じて換算予定


国際ファイナリストTOP20作品


世界各国、地域の国内最優秀賞、準優秀賞を受賞した計83作品をダイソンエンジニア、科学者、デザイナーなど計15名が精査し、JDA 2021の国際TOP20を決定しました。ダイソンでは、素晴らしいアイデアは多様な思考と経験から生まれると考えます。15名の審査員は、微生物学、オートメーション、サスティナビリティ、ソフトウェア、モーター、技術設計、初期コンセプト、ヘルスケア、製造などの幅広い工学分野の専門家たちです。そして今回は初めて、ダイソン インスティテュート (Dyson Institute of Engineering and Technology)の学生も審査員として参加しました。
[画像2: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-b68a5cd9104a1cf15b49-1.jpg ]


「私はJames Dyson Awardが、若きエンジニアたちにとって、自身のアイデアを発展させ、さらなるデザインプロセスに取り組むことを促す、極めて効果的な機会だと確信しています。このアワードは、イノベーションを根付かせ、そして彼らの成功に必要なサポートと評価を得るための大きな出発点につながります。」
ジョン マクガーバ / John McGarva
(グローバル ヘッド オブ デザイン エンジニアリング、JDA 国際TOP20審査員)


[画像3: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-972f66ce5cf62eb4ab01-2.png ]

「国際TOP20作品で最も印象的だったのは、多くの作品が非常に人間的な根幹、つまり共感から生まれているという点です。移動の不自由、視覚障害やコミュニケーションの障壁など、その多くが、他者が直面している困難や苦しみに触発された発明でした。こうした問題への取り組みは、若いエンジニアたちが多様な視点で世界をとらえ、本物の変化をもたらしたいと考えていることを示しています。」
アイリーン ロウ / Eilenne Loh
(デザインエンジニア、掃除機カテゴリー担当、JDA 国際TOP20審査員)

世界中の学生、若きエンジニアたちは、発明やアイデアの創造への歩みは決して止まるものではなく、また彼らには世界中で見いだされる問題や課題を解決する能力があることを証明し続けています。2021年は、世界28の国や地域から寄せられた応募数は、史上最多の2,000作品以上を記録しました。国際TOP20に選ばれた各発明作品は、ユニークな解決提案で世界的な課題解決に真正面から取り組むものです。プラスチックの種類を判別するためのスキャナー(https://www.jamesdysonaward.org/2021/project/plastic-scanner/)であれ、補助描画装置であれ(https://www.jamesdysonaward.org/2021/project/guided-hands-assistive-device/)、新しい男性用避妊装置(https://www.jamesdysonaward.org/2021/project/coso-the-new-way-of-male-contraception/)であれ、これらのソリューションには世界的な共鳴があります。こうしたアイデアの多くは、世界中がパンデミックに見舞われた過去2年間に練り上げられてきたものです。研究室やラボが閉鎖されている間もオンラインでチームメイトと協力し、身近で手に入る資材やリソースを最大限に活用しながら作り上げたものなのです。


国際TOP20作品の共通点とは?


[画像4: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-7dc1279c8c86a9ddf24e-3.jpg ]

「発明に求められるのは、しっかりとしたリサーチや研究に基づくエレガントな設計により、真の課題を解決することです。その発明、作品が、専門家やエンドユーザーとの協力、協業を通じ、何が真の問題であるかをきちんと理解したうえで提案されていることが示されていることです。そして、継続的なテストと改善に向け、可能な限りの試みがなされていることです。」
カイ ヤング / Kay Yeong
(リードテクノロジースカウト)


[画像5: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-00459fac7552317bbea6-4.jpg ]



「重要なのは徹底的に考慮されたデザイン設計です。そこには深い反復プロセスの形跡と失敗への挑戦、つまり、学んだ教訓と成された改善が表れています。偉大な発明は具現化するための肉付けに時間を要し、デザイン設計の洗練には失敗が不可欠なのです」
アレックス デービソン / Alex Davison
(ダイソン インスティテュート学生、エンジニア)


国際TOP20の作品一覧については、こちら(https://www.dyson.co.uk/newsroom/overview)のDyson Newsroom(英語のみ)をご覧ください。


<JDA2021 国際TOP20作品一覧>


[画像6: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-58b5c0638c771075d840-5.jpg ]

[画像7: https://prtimes.jp/i/42335/51/resize/d42335-51-6dfd44b43ed18dc7c14c-6.jpg ]


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