AI医療機器開発のアイリスが保有する咽頭画像医療データベースが100万枚に到達
PR TIMES / 2024年4月9日 15時15分
~未来のAI開発につながる、大規模な医療用咽頭データベースを構築~
AI搭載咽頭内視鏡システム「nodoca(R)」を開発するアイリス株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:沖山翔、以下アイリス)は、従来より構築する咽頭画像データベースの画像枚数が累計100万枚に到達したことをお知らせいたします。
nodocaのAIは、50万枚以上の咽頭画像を元に開発されています。nodocaは2022年12月に上市し、1年後には47都道府県全ての医療機関に導入され、nodocaで撮影した咽頭画像は日々枚数が増加。2024年3月末にはアイリスが保有する咽頭画像の総数が、開発時に収集された画像データを併せ100万枚に到達しました。
また、このデータベース構築システムに関するビジネスモデル特許も出願中です。 アイリスでは、咽頭撮影専用のカメラを開発したことで、これまで直接診察にあたった医師しか見ることの出来なかった患者ののどを撮影することが可能となり、問診情報等とともに画像データとして残すことで、医学研究や教育、及びAIの開発に用いることを目的とした 咽頭画像医療データベースを構築しています。
のどの写真に特化したこの規模のデータベースは稀であり、アイリスでは今後このデータベ ースを法規制にしたがって活用し、AIの更なる精度向上、及び対象疾患の拡大等の研究開発や、医学研究・教育に資するようにつとめ、医療の進歩に貢献してまいります。
■nodocaについて
nodocaは、咽頭(のど)の画像と問診情報等をAIが解析し、インフルエンザに特徴的な所見等を検出することでインフルエンザの診断に用いるAI医療機器です。nodocaは累計100施設超の国内医療機関が関わり、医学×情報工学の「産官学医」が連携して開発されました。
■アイリスについて
「みんなで共創できる、ひらかれた医療をつくる。」をミッションに掲げ、2017年に創業。現役医師である代表・沖山をはじめ、医療従事者、厚生労働省・経済産業省ほかの行政出身者、AI医療領域に特化したデータサイエンティスト、大手医療機器メーカー出身者など多数のプロフェッショナルが揃い、深層学習技術(AI技術)を活用し、医師のもつ匠の技をデジタル化するAI医療機器を開発しています。
【会社概要】
・会社名:アイリス株式会社
・代表取締役:沖山翔
・事業内容:AI技術を用いた医療機器の開発・製造・販売及び人工知能技術の研究開発
・設立:2017年11月
・本社所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 八重洲セントラルタワー7階
・企業URL:https://aillis.jp/
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